日時 2009/01/18(日) 7:20 〜 15:15
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 日置川町笠甫(谷口渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 10:29 23:58  4:11 17:31 
天気 曇りのち雨 普通 波高 1.5m 水温 15.5℃ 気温  
同行者 永野 備考  
渡船名 谷口渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
遠投グレムギ  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 31.0 Cm 〜 43.5 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
ガシラ 15.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
ベラ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
メンドリ 35.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
写真
 今回釣行は珍しく、釣りキチさんからのお誘いということで、御一緒させて頂くことになった。
場所は初めてお世話になる日置川の谷口渡船さんである。
午後から雨が降り、午後3時頃からは大雨になるという予報なので、最終の午後4時30分までは
我慢の釣りになりそうである。

 当日、午前3時30分に釣りキチさんが迎えに来てくれて、現地に向かった。
空はまだ、月に雲がかかっていない。
いつものエサ屋さんで、魚のエサを購入した後、近くのコンビニで我々の朝食を購入し、
コンビニの駐車場で早めの朝食を取り、車を走らせること10分、渡船屋さんの駐車場に到着した。

 午前5時40分頃、駐車場には車が2台止まっていて、車の中で仮眠しているようだ。
我々は釣り談義をしていると、少しして2台の車がやってきて、3人の釣り人は車を降りるや否や、
すばやく準備を済ませ、ヘッドランプを付けて地磯に向かって行った。
しんどいのにやるなあ(笑)。

 そして、出船時間の午前6時50分になり、若い船頭さんがやって来たので挨拶を交わした。
10人程の釣り人を乗せて出船した。
興奮気味に初めての磯を見ていると、地磯には暗いうちに歩いていった釣り人が陣取っていた。
その横の湾内磯に1人上がった。
次に沖磯に向かうと、だいたい低い磯が多いようだ。
大きな磯(カニ島)に1人上がった後、我々2人は「タカギシ」という磯に上がった。
タカギシには、もう1組(2人)が上がった。

 それで磯に上がる前に、予め教えてもらった情報では、前日は船着きで爆釣したということで、
釣りキチさんに船着きに陣取ってもらい、私は初めての磯を下見していく。
我々も笠甫は初めてだが、もう1組の2人も初めてということで下見している。
そして、私は沖向きの真ん中付近に出来ている小さなサラシの左側に陣取った。
すると、あとの2人はサラシの右側に陣取った。

 風は追い風なので、最初はいつものように軽い仕掛けで、タナは2ヒロから始めた。
当初、潮は右にゆっくりと流れていた。
しばらくしても、ボイルは取られないので、徐々にタナを深くしていくと、3ヒロでボイルが
取られてきたので続けていると、ガシラが釣れた。
ガシラ大好きな嫁さんへのお土産として、一応キープした。
ガシラが釣れたので、タナを少しずつ浅くしていった。
それでも、ガシラやベラなどは釣れるが、一向にグレの気配が感じられない。

 それで、釣り座を移動するべく、磯周りのシモリ根などの状態を見て回った。
すると、今の釣り座から少し離れた釣り座において、足下のハエ根が竿1本先まで張りだしていて、
そのハエ根の切れ目が狙い目なのだ。
私は思い切って、その釣り座に移動することにした。

 この釣り座でも、先程の釣り座同様、右にゆっくりと流れている。
ここでも、浅めのタナから始めるが、ボイルが取られてこないので、徐々にボイルが
取られるタナを探っていく。
すると、ボイルが取られてきて、ベラやガシラが釣れてきた。
それで、タナを少し浅くすると、ウキがスーッと入っていったので合わせた。
引きは小さいながらも、本命っぽい引きである。
水面に姿を見せたのは、紛れもないグレちゃんだった。
上がってきたグレは、30cm強だった。
とりあえず、グレの姿を見れたということは、釣り座を変更して正解だったのだ。
ただ、ウキがかなり入っていったにもかかわらず、唇横の皮1枚に掛かっていたのだった。

 私がグレをゲットした直後、船着きで釣っていた釣りキチさんも30cm強のグレをゲットした。
そのうち、潮が止まり、2人ともアタリから遠ざかってしまった。
ここで、弁当船がやってきたので、温々の弁当で腹ごしらえをした。
食べながら、釣りキチさんと情報交換をし、釣りを再開することにした。

 釣り再開直後、潮は再び右にゆっくりと流れていた。
そして、アタリこそ無いものの、ボイルの頭が取られてきた。
グレが浮いてきたとばかりに、私はすかさず、タナを2.5ヒロから2ヒロに変更すると、
その3投後、ウキがスーッと入っていった。
先程釣ったグレは同じアタリで掛かりが浅かったので、ウキが見えなくなるまで待って合わした。
すると、今回も先程と同じような引きで、上がってきたのは30cm程のグレだった。
私は30cm強を2枚目ゲットしたが、サイズアップを目指した。

 この後、潮は左に流れ始めると、アタリは無くなってしまった。
丁度この頃から、風は追い風から、左からの風に変わったので、軽仕掛けは風によって
浮かされるので、重仕掛けに変更することにした。
そして、天気予報通り、小雨が降り始めたが、まだ気にする雨ではない。

 右のシモリ根付近から流していくと、ウキがスーッと入っていき、少し待って合わせると、
まあまあの引きだ。
しかし、上がってきたのは、35cm前後のオジサンだった。
結構、紛らわしい引きだっただけに、期待はずれだった。
あ〜あ(泣)。
気を取り直して続けた。

 この直後、再びウキがスーッと入っていった。
今日は食いが渋いので少し待って合わせると、今日一番の引きが腕に伝わってきた。
しかし、竿先をコンコン叩いているので、グレではないと思いながらも、突っ込みにも耐え、
海面に姿を現したのは、何と紛れもなく、グレであった(驚)。
しかもタモ入れを無事に終了し、上がってきたグレは、35cm前後の満足サイズだった。
ヤッター!!

 この満足サイズをゲットした数投後に、再びアタリがあった。
合わせると、先程よりも強烈な引きである。
時合いが来たのかと思いきや、上がってきたのは40cm強のオジサンであった(泣)。
ホント、紛らわしいなあ!

 気を取り直して続けていると、雨が激しくなってきたが、大雨にもめげずに続けた。
丁度この時から潮が止まり、ボイルが残ってきたので深いタナを探っていくと、
3.5ヒロ付近でボイルが取られることが多くなった。
しばらく続けていると、ガシラやベラが釣れてきた。

 そのうち、潮は再び左にゆっくりと流れ始めた。
と同時にタナを少し深くすると、
ウキがスーッと入っていった。
少し待って合わせると、3枚目(35cm前後)以上の引きで、正真正銘の今日一番の引きである。
ただ、上がってくる魚がグレであることを願った!
2度ほど根に突っ込まれながらも根を交わし、海面に姿を現したのはグレだった。
良かったあ〜〜!!
そして、無事にタモに収まったグレは、納得サイズの43cmであった。
43cmを釣るまでの3枚だけでも、正月2日間釣行の鬱憤を晴らしたと思っていたのだが、
この43cmの1枚で、更に憂さ晴らしが出来たのは言うまでもない。

 この後、天気予報通り、更に雨が激しくなるが、我々はしぶとく釣り続けていた。
すると、午後3時15分頃、あまりに激しい雨ゆえに船頭さんが早めの撤収にやってきたのだ。
我々は慌てて道具を片付け、迎えの船に乗り込んだ。
結局、この激しい雨の中、最後まで釣っていたのは我々2人と、もう1人の3人だった。
こんな雨の中、釣り続ける人はそういないでしょうね(笑)。
今回は初めてお世話になった笠甫の谷口渡船さん、お世話になりました。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・グレ4枚(43cm、36cm、32cm、30.5cm)、ガシラ、ベラ、他
釣りキチさん・・・・グレ1枚(31cm)、他



 今回も応援メール等、有り難うございました。
釣りキチさんの釣果である。
朝一に31cmをゲットしたのだが・・・・・。