日時 2009/02/21(土) 6:40 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町須江(芝渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 5:22 15:14  10:25 22:27 
天気 晴れ 強い 波高 3.0m 水温 16.1℃ 気温  
同行者 永野、四宮、池之坊、直川 備考  
渡船名 芝渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
アオブダイ 51.0 Cm 〜 51.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 画像は第4回那賀紀州FC杯全日本グレカップ今大会に参加したメンバー5人である。
残念ながら、釣り天国さんは参加できませんでしたが、左から、私(チヌ吉)、釣りキチさん、
楽釣さん、市内釣り師さん、磯吉さんである。

 今回で第4回を迎える那賀紀州FC杯全日本グレカップが2009年2月21日に開催されました。
そして、今回の場所決め担当は釣りキチさんだったので、串本須江に決定していた。
前日の天気予報によると、当日は「晴れ」で申し分ないのですが、波3mとのことなので、
前夜に船頭さんに確認すると、出船できるかどうか微妙らしいが、決行することにした。

 当日、既に釣り天国さんが参加できないとのことで、残りの5名が2台の車にに分かれて、
午前5時30分頃に駐車場に到着すると、既に40人強の釣り客がいた。
そして、クジ引きにより、「私&磯吉さん」、「釣りキチさん&市内釣り師さん&楽釣さん」の2組に
分かれて磯に上がることになった。

 予定通り、午前6時10分過ぎに出船すると、荒っぽい波が出迎えるが、船頭さんは出港して
すぐの地磯に付けると、3人組の釣り人が上がっていった。
そして次に、私と磯吉さんの番が回ってきて、高波が襲ってくる中、何とか名前の知らない磯に
上がることが出来た。
あとの3人(釣りキチさん&市内釣り師さん&楽釣さん)無事に磯に上がることが出来た。
納竿後に磯の名前が判明したのだが、私&磯吉さんは「ハヤマの前島」に、
釣りキチさん&市内釣り師さん&楽釣さんは「ビシャゴ」に上がっていたとのことだった。

 とりあえず、私と磯吉さんは釣り座を決定し、
私は船着き右に、磯吉さんは船着きに陣取った。
というのも、沖向きのすべての釣り座では高波が足下まで襲ってくるので、船着き周辺しか
釣りが出来ない状況なのだ。
そして狭い間隔で2人が釣りを開始した。

 湾内向きの釣り座だが、後ろからの高波によって大きなサラシが左右にできて泡まみれである。
それで、私は仕掛けを安定させるために少し重めで始めた。
釣り開始直後、潮は左に流れていて、マキエはすべて磯吉さんの方に流れていくのだ。

 しばらくして、マキエが効いたらしく、磯吉さんは幸先良く、30cm弱と35cm強の2枚を釣り上げ、
我々に早速、プレッシャーを掛けた。
しかも、一緒の磯に上がっていた私は今回は何としてもグレカップ初優勝を目指しているだけに、
見事に先制パンチを食らわされたが、活性が高いということは、私にも十分にチャンスがある
ということなので、逆に集中力も高まった。

 しかし、浅いタナから徐々に深いタナまで探っていくが、あの一時にだけエサを取られただけで、
その後、エサは残りっぱなしである。
そして、磯吉さんも朝一の2枚をゲットした後、エサも取られることなく、アタリも無くなってしまった。
もちろん私も同じ状況で暇な時間帯が続いた。

 そして12時過ぎに、偵察とばかりに市内釣り師さんに電話かけ、そちらの状況を聞いた。
すると、楽釣さんが3枚釣っているとのことなので、私も磯吉さんも気合いを入れ直した。
しかし、やる気とは裏腹に、こちらの磯では、エサすら取られない厳しい状況が続いていた。

 それで、私は波がだいぶ治まったと思いきや、思い切って、沖向きの釣り座に変更することにした。
この釣り座では向かい風だが、足下の大きなサラシによって、少し沖にあるシモリ根付近まで
仕掛けを運んでくれるので、マキエを足下に多く撒いてシモリ根付近でのヒットを狙い、
虎視眈々とポイント作りに励んだ。

 すると、シモリ根付近でエサが取られるようになり、ようやく待望のアタリがあった。
合わせると、強烈な引きなので、グレだと期待しながら、道糸をなるべく出さずにやり取りをし、
上がってきたのは、何と大きなアオブダイだった(泣)。
とりあえず、特別大物賞候補なので、キープした。
私としては特別大物賞狙いではないので、楽釣さんと磯吉さんに早く追いつけるように続けた。

 しかし、私と磯吉さんは納竿である4時前までしぶとく粘るが、エサが取られることもなく、
もちろんアタリもなく、納竿時間を迎えた。
結局、磯吉さんは朝一の2枚ゲットだけで、私はグレ0枚だった。
我々2人は1日のうちでアタリはホントに少なく、しんどい釣りだった。

 一方、一級磯であるビシャゴに上がった3人はというと、楽釣さんは更に2枚を追加して
合計5枚を釣っていて、バラシも数回あったとのことだった。
そして、釣りキチさんはイサギやハゲなどお土産を釣り、数回の強烈なバラシがあったらしい。
市内釣り師さんはバラシは無いものの、イサギを数匹ゲットし、美味しいおかずをゲットしていた。
もちろん、ビシャゴの3人は、我々(私&磯吉さん)の磯よりは十分に楽しんでいた。

 結局、優勝したのは30cm前後を5枚釣り、2550gを得た直川氏だった。
初優勝、おめでとうございます。
フカセ釣りを始めてから間もないのに、色々な技を習得しての優勝はさすがです。
ちなみに、この日、もう1人釣果を得た四宮氏が1350gで2位だった。
私も早くグレカップのタイトルを取りたいなあ(笑)。
あとの3人(私&永野氏&池之坊氏)は検量無しだった(泣)。

 そして、全日本グレカップが始まって以来初の「特別大物賞」が適用となった。
特別大物賞の初受賞者は51cmのアオブダイを釣った私(チヌ吉)だった。
嬉しいやら、嬉しくないやら(笑)。

 そして、「検量の結果」&気になる「年間チャンピオンによるポイント」は以下を御覧下さい。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・・アオブダイ51cm、他
釣りキチさん・・・・・・イサギ、カワハギ、他
磯吉さん・・・・・・・・・グレ2枚(36cm,30cm)、他
市内釣り師さん・・・・イサギ、他
楽釣さん・・・・・・・・・グレ5枚(32cm〜28.5cm)、イサギ、サンノジ、他




検量の結果
1位・・・・・楽釣さん2550g・・・100p
2位・・・・・磯吉さん1350g・・・・60p
3位・・・・・私(チヌ吉)・・・・・・・・30p
3位・・・・・釣りキチさん・・・・・・・30p
3位・・・・・市内釣り師さん・・・・・30p



 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
グレカップ初優勝の楽釣さんです。
フカセ釣りを始めて間もないのですが、色々な技術を身につけ、見事な優勝でした。
100ポイントゲットは大きいです。
優勝した楽釣さんの釣果です。
規定枚数の5枚を揃えました。
さすがです。
グレカップ始まって以来、初めて適用された「特別大物賞」を受賞した私(チヌ吉)です。
ホントは優勝カップが欲しかったなあ(笑)。
特別大物賞をゲットした私の釣ったアオブダイ51cmです。
強烈な引きでハラハラドキドキでした。
2位入賞の磯吉さんの釣果である。
朝一にいきなり、30cmと36cmの良型をゲットしながら、後が続かなかったのは残念でした。
でも、グレカップでは常に優勝争いに絡んでいるのはさすがです。