日時 2009/03/01(日) 6:40 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町須江(芝渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:07 20:47  1:57 14:22 
天気 雨のち曇り 普通 波高 2.5m 水温 16.8℃ 気温  
同行者 直川 備考  
渡船名 芝渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 36.0 Cm 〜 36.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
イサギ 25.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹    
写真
 今回は前週のグレカップ大会に引き続き、須江に釣行することにした。
グレカップではボーズに終わり、非常に悔しい思いをしたので、憂さ晴らしをするべく、
ひっそりと単独釣行を計画していたのですが、何と、グレカップチャンピオン(楽釣さん)から
直々にお誘いがあり、2人で行くことになった。
グレの釣り方を教えてもらわなければ!!(笑)

 当日、楽釣さんが迎えに来てくれて、須江に向かった。
いつものエサ屋さん&コンビニでエサ&食料を買い込み、午前5時20分頃に到着した。
すると、車は7,8台しか止まっていなかったが、午前6時前になる頃には20台くらいになっていた。
そして我々は防寒着に着替え、船の近くに荷物を運び、船頭さんに挨拶をした。

 午前6時15分頃に出船となった。
前週のグレカップでは樫野側の船に乗ったが、今回は通夜島周りの船に乗った。
あとは船頭さんに任せることにした。
出船するとすぐに大きな波が出迎えてくれて、順に沖の磯に客が上がっていき、
我々は「ナダのカネカケ」に上がった。

 磯に上がると、沖からの大波が足下付近まで押し寄せてくるので、荷物は高いところに置いた。
そして私は時折、荒波が襲ってくる船着きに陣取り、楽釣さんは波が比較的穏やかである
私の左の釣り座に陣取った。

 楽釣さんは私よりも早く準備を済ませ、釣りを開始した。
すると潮は右に流れていて、磯際ではエサが取られてくるとのことです。
楽釣さんに少し遅れを取って、私も準備が終わり、釣り開始となった。

 私の釣り座でも潮は右に流れていて、モーニングサービスとばかりに磯際を攻めると、
1投目からエサが取られてきた。
しばらくすると、楽釣さんにアタリがあったが、針が取られてきたとのこと。
フグの仕業か?
私の釣り座ではアタリこそ無いものの、エサは毎回取られてくる。
しばらく続けるが、アタリは無い。

 それで、私は磯際狙いから、右のシモリ根付近に狙いを変更することにした。
ここでは沖からの波によって大きなサラシができているので、重仕掛けに変えて、サラシの泡が
消えたときにマキエと仕掛けを投入すると、エサは時々残ってくる。
それで、しばらくこの戦法で攻めることにした。

 満潮を迎えようとしていた時に、本日1回目の事件が起きた。
波は依然として足下付近まで襲ってきていたが、くるぶし辺りまでの大波がやってきた時、
楽釣さんが「あ〜」と大声で叫んだ。
楽釣さんが指さしている方を見ると、楽釣さんのクーラーとバッカンが流されているではないか!!
しかもバッカンには1日分のマキエが入っているとのことだ!!!
急いで船頭さんに電話をして来てもらい、クーラーとバッカンを回収することができた。
電話でオキアミを2つ注文していたので、楽釣さんはそれを受け取った。
と同時に、危ないので磯替わりをするよう、船頭さんに言われたので、仕方なくカネカケを後にした。

 船頭さんにお任せで、次に上がったのは「シンスケ」という磯であった。
この磯は樫野との共有区らしい。
まあまあの大きさの磯にもかかわらず、竿が出せる釣り座は意外と少ない。
しかも、波は相変わらず荒っぽいので、我々2人は船着き周辺の狭いスペースに釣り座を構えた。

 私は最初、磯際を攻めることにした。
一方、楽釣さんはカチカチ凍っているオキアミが溶けるまで休憩するとのことだ。
磯際ではエサは取られて無くなってくることが多いが、アタリもなく一向に変わり映えしないので、
磯に平行に出来た竿2本先の潮目でのヒットを狙うことにした。
と同時に、楽釣さんはオキアミはまだ溶けていないが、私のマキエの流れを利用して釣りを再開した。

 そして私は軽仕掛けに変更し、手前から仕掛けを投入していく。
すると潮目付近でアタリがあり、合わせると何かが掛かった。
上がってきたのは本命ではなく、25cmくらいのイサギだった。
とりあえずキープした。
この直後に楽釣さんも置き竿で私と同サイズのイサギをキープしていた(笑)。

 しばらくして、楽釣さんもようやくオキアミが溶け始め、マキエを練って回復することができ、
自分の釣りを再開することが出来た。
一方、私は潮目付近で30cm以下のイサギを数匹ゲットした。

 すると、楽釣さんが潮目付近で何かを掛けた。
引きからしてイサギではなく、グレっぽい。
難なく水面に姿を現したのはグレで、まあまあのサイズである。
大波が押し寄せる中、私がタモ入れをして、上がってきたのは40cmくらいの口太だった。
おめでとうございます。
楽釣さんはルンルン気分で、グレをスカリに入れて釣りを続けていた。

 この後も潮目は消えず、エサも取られてくる状態が続き、2人してイサギを追加していく。
そして昼過ぎに、潮目付近で私のウキが一気に入り、竿先にガツンとアタリがあった。
合わせると、まずまずの引きだ。
足下まで難なく寄せてくると、水面に姿を現したのは、綺麗な尾長だった。
ここからが大変で、楽釣さんがタモ入れをしてくれているが、波が高くてうまく入らない。
ようやくタモに収まり、上がってきたのは36cmの尾長グレだ。
ヤッター!
ここ最近良い型のグレを釣っていなかっただけにホントに嬉しい。
尾長が回って来ているということで、余韻に浸っている場合ではない。
私は慌ててスカリに入れていた。

 すると、楽釣さんも竿を曲げている。
おそらく尾長であろう。
見事な竿さばきで足下まで寄せてきた魚はやはり尾長だった。
私はタモ入れスタンバイしていたので、大波に悪戦苦闘しながら、何とかタモ入れを成功した。
上がってきたのは、私より少し小さい尾長だった。

 この尾長集団を逃がすまいと、私は釣りに戻った。
この時、本日2度目の事件が起きた。
楽釣さんが釣った尾長をスカリに入れるべく、スカリを結んでいるヒモを引っ張ると、
その先にはスカリが無いとのことだ(泣)。
磯に擦れて切れたようだ。
慌ててスカリを探すが、流されたようでどこを探しても見つからない。
それで、私のスカリに一緒に入れてあげた。
私のスカリには太めのゴムひもを繋いでいるが、絶対に安心できるとは言えないので、
常にスカリを見ながらの釣りとなった。
尾長集団はどこかに行ってしまったらしく、アタリが無くなった。
しばらく続けるが、全くダメである。

 ここで、左の大きな2つのサラシがぶつかり合う所を攻めることにした。
サラシの泡が消えたと同時に、仕掛けとマキエを投入する。
しかし、次のサラシがすぐにやってくるので、仕掛けが馴染む前に沖に流されていく。
それでサラシの下にも幾らかのマキエが潜り込んでいるだろうから、重めの仕掛けに変え、
口太狙いで深いタナまで沈めていくことにした。

 ところが、エサはそのまま残ってくることが多いし、アタリはほとんど無い。
そのうちエサが取られるようになってきたので、期待するが、フグなどのエサ取りが相変わらず
多いためか、竿先にガツンとくるアタリは無い。
しばらく、しぶとく続けるが、口部のアタリは無い。

 そして、本日3度目の事件が起こった。
私は常にスカリを結んでいた磯クーラーを見ながら釣りをしていたのだが、クーラーごと流された
瞬間を見たのだった。
すぐに船頭さんに連絡して来てもらい、私1枚と楽釣さん1枚の入ったスカリ&磯クーラーは
無事に引き上げてもらい、事なきを得たのだった。
船頭さん、有り難うございました。

 気を取り直して続けていると、小さい船に乗った地元の漁師さんが近づいてきて、
私たちに何やら言っているが、波の音などで何を言っているか聞こえない。
しかし、その直後に誰かのスカリが流されていることに楽釣さんが気付いた。
もしかしたら、私のスカリかと思って、スカリに繋いでいた私のゴムひもの先を見ると、
すっぱりと切れていて、スカリが無いのだ(泣)。
流されているのは、どうやら私のスカリということで、親切な漁師さんに引き上げてもらい、
事なきを得たが、このスカリが流さていることに誰も気付かなければしていたならば、
私も楽釣さんも釣果画像もないもままにに終わってしまい、ゾッとする結果になっていただろうね。
本日4度目の事件も無難に処理され、地元の漁師さん、有り難うございました。

 納竿までもう少しあるが、荒っぽい波のせいで、スカリ&クーラーが流されるアクシデントに
見舞わされ、釣りにならないので納竿とした。
船頭さん、その度に御迷惑お掛けして申し訳ございませんでした。
ただ、楽釣さんがゲットした40cm弱の口太の入ったスカリが流されたのが心残りです。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・グレ1枚(36cm)、イサギ7匹(30cm〜25cm)、他
楽釣さん・・・・・・・・グレ2枚(40cm?、33cm)、イサギ3匹(28cm〜23cm)、他



 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
楽釣さんの釣果です。
40cm弱の口太と33cmの尾長をゲットして合計2枚ですが、40cm弱の入ったスカリが、
ドンブラコと流され、結局1枚に終わった。
後は、イサギ3匹である。