日時 2009/03/18(水) 6:30 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町袋(かわばた渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 9:02   2:50 16:16 
天気 晴れ 弱い 波高 1.5m 水温 19.1℃ 気温  
同行者 直川、N氏 備考  
渡船名 かわばた渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 27.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
イガミ 35.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
サンノジ(ニザダイ) 30.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
メンドリ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 予め断っておくが、今回の釣果画像にはグレ1枚しか写っていませんが、釣ったグレを入れていた
スカリが磯に擦れて、知らぬ間に穴が開いてしまい、その穴から数枚逃げてしまい、
スカリに残っていたのは、この1枚だったという訳である(泣)。
あまりにショックが大きかったので、今回はこういう入り方になってしまいました。
すみません。
詳細は以下の釣行記を御覧下さい。

 今回は平日釣行を目論み、私&楽釣さん&N氏が何とか揃って休みが取ることができ、
念願の平日釣行に出掛けることになった。
そして、現在好調である串本町袋の「かわばた渡船さん」に予約を入れることができ、
「横島」と「タテクラ」の2つの磯を押さえることが出来た。
ただ、釣行は予約した2週間後なので、この好調がずっと維持しているかは分からないが・・・・。
釣行日近くになると、食いが落ちてきたのか、良い釣果情報を聞くことが少なくなった。
やっぱりなあ!

 当日は午前3時に楽釣さんの家に集合し、私の車に3人乗り込んで出発した。
いつものように和歌山ICから阪和高速道路に入って走っていると、平日だけに車が少ないので、
順調に車を走らせ、いつものエサ屋さん&コンビニでエサ&食料を調達し、現地に予定通り、
午前5時30分過ぎに到着した。
早速、待合室に行き、挨拶を交わした。
午前6時前に出船ということで、すぐに準備に入った。

 午前6時前に出船となった。
磯予約が出来ているので慌てることなく、私&楽釣さんは横島に、N氏はタテクラに上がった。
私は「昼頃にN氏と合流したいので、タテクラに移動したい。」という旨を船頭に伝えると、
船頭さんは快く承諾してくれ、12時頃に迎えに来てくれるということだった。
有り難うございます。

 横島に上がった我々2人は早速、釣り座を決定するべく下見をし、楽釣さんは船着きに、
私はその右の釣り座に陣取った。
それにしても、横島の周りはどの方向も水深が浅いのにはビックリだった。

 まずは仕掛けを作り始めた。
風も無く、潮の流れも無いようなので、G2ウキで軽めの仕掛けから始めることにした。
風があまり吹かないとの予報だったので、マキエは久しぶりにボイルオンリーで臨んだ。
途中から吹いてくる風に対応するべく、一応集魚材は持って行った。

 私の釣り座の足下では、沖に向かって左側の竿2本先までハエ根が張り出しているので、
その根の右側しか釣りが出来ない状況である。
足下には小さなサラシができている。
それで、そのサラシの向こうに仕掛けを投入すると、根に平行しながら流れていくので、
しばらく、その根周辺を攻めることにした。
タナは2.5ヒロから始めた。

 2投目にしてボイルが取られてきたので、本日はエサ取りで苦労しそうな感じである。
しばらくすると、楽釣さんがコッパグレ(15cm)を上げ、焼き鳥解消!
その直後に少しだけサイズアップして、20cmほどのコッパを釣っていた。
即放流!
私も「小さくても良いので、早く本命の姿を見たいなあ。」って思いながら続けた。

 この後はエサは瞬時に取られるようになったので、タナを浅くして、2ヒロに変更した。
すると、しばらくしてウキが一気に入り、合わせると本命っぽい引きだ。
慎重に足下に寄せてくると、尾っぽが白く見えたので、思わずガッツポーズ!
水面に姿を現したのは紛れもなく口太だった。
サイズ的には30cm前後であろう。
それで、タモに手を伸ばして掴もうとした瞬間、痛恨の針ハズレ!!!
小さいながらも、本日1枚目を逃したショックは隠しきれず、しばし呆然としてしまった(泣)。

 そして、この直後に楽釣さんの竿が曲がった。
引きからしてグレっぽい。
難なく寄ってきたのはグレだった。
それで、私がタモ入れをして、上がってきたグレは30cm弱の口太だった。
私がバラした直後だったけに、羨ましくてしょうがなかった。
でも、釣れたのは口太だけに時合いが続く可能性があるので、期待しながら続けた。

 丁度この頃から、10匹以上の良型のウスバが現れ、エサを捕食し始めた。
そして、期待通りにウキが一気に入り、難なく足下に寄ってきたのは25cm強の口太だった。
タモ入れするまでもなく、ゴボウ抜きしたグレは27cmだった。
とりあえずは、焼き鳥を解消できてホッとし、スカリに入れて、波があまりない陸側に結びつけた。
前回釣行では大波によってスカリが流されるというハプニングがあったので、垂らしておく
場所を慎重に選んだ。

 この直後に楽釣さんの竿が再び大きく曲がっていた。
私はタモ入れの準備に入り、魚の正体を確認すると、何と大きなハリセンボンだった。
タモ入れをし、上がってきたハリセンボンは大きく膨らんでいて、タモの直径ほどの大きさだった。
ホントに大きかった。

 その数投後に楽釣さんは狙いを変更するべく、仕掛けを投入した後、竿を置いて、
変更した仕掛け投入ポイントを偵察にしていた時にウキが一気に入った。
楽釣さんは慌てて釣り座に戻り、竿を取ってリールを巻くが、魚は既に根に入っており、
やむなく、ハリス切れした。
残念でした。

 この直後に私は先程と同じサイズの口太をゲットした。
この時合いに更に追加しようと続けるが、相変わらずエサ取りの活性は高いものの、
アタリからは遠ざかってしまった。

 しばらくすると、ボイルがたまに残り始めた。
と同時に潮の流れが変わった。
見ると、30mほど沖に大きな本流が磯に平行に流れていて、その本流による引かれ潮によって、
仕掛けは竿2本先の根の先に回り込んでいく。
ここで、タナを3ヒロに変更した。

 しばらくすると、根の先でウキが一気に入ったので合わせると、強烈な引きが腕に伝わり、
その瞬間に魚は右に一気に走った。
それに耐えようと竿を立てて粘るが、痛恨のバラシ!!
仕掛けを回収すると、サルカンの上で切れていた。
先程から姿を見せた良型のウスバが道糸を囓って傷が入っていたのかもしれない。
魚の走り方からすれば、おそらく青物であろう。
もしかしたら、尾長グレかも?
それにしても、もったいないなあ。

 少しして、楽釣さんも大きく竿を曲げた。
この魚も一気に左に走り、ブチ切っていった。
引きからして、おそらく先ほど私が掛けた魚と同じ種類であろう。
これも残念でした。

 しばらくして、根の少し先で私のウキが再び一気に入った。
引きからして、先程ブチ切っていった魚ではないが、根に入られないように右に引っ張って
何とか根から引き離し、足下に寄せてきた魚を確認すると、口太だった。
楽釣さんにタモ入れをしてもらい、上がってきたグレは35cm弱だった。
楽釣さん、有り難うございました。

 少しして、今度は楽釣さんが大きく竿を曲げて、何やらやり取りをしている。
私は先程のお返しとばかりにタモ入れの準備に入った。
慎重なやり取りの末、姿を見せたのはグレではなく、サンコウだった。
私がタモ入れを済ませ、上がってきたサンコウは40cmは十分に超えていた。
グレやったら良かったのにねえ〜!

 そして続けていると、朝一に約束していた通り、12時前に船頭さんがやって来てくれたので、
私はグレが3匹入っているスカリを上げてバッカンに入れ、N氏が1人で釣っているタテクラに
移動させてもらうことにした。
楽釣さん、横島で頑張って下さいね。

 タテクラに着くと、N氏に朝からの状況を聞き、30cm弱を1枚釣ったとのことだった。
それで、釣り座はN氏の左に陣取らせてもらうことにした。
ここは竿1本先までハエ根が張り出しているので、取り込むのが難しいかな。

 私はまず、魚を掛けるのを優先して、ハエ根付近でのヒットを狙った。
タナは2.5ヒロから始めた。
すると数投後、ウキがスーッと入っていったので合わせると、上がってきたのは本命ではなく、
35cmほどのイガミだった。
イガミは嫁さんが好きな魚のうちの1つなので、裏側に垂らしたスカリにキープした。

 その数投後に、私のウキが一気に入り、難なく上がってきたのは、25cm強の尾長だった。
その直後、N氏が何かを上げた。
上がったのは25cm強のハゲだった。
良いお土産ゲット、おめでとうございます。
って、嬉しくないか〜(笑)。

 少しして、私に連続ヒットしたが、上がってきたのは30cmほどのサンコウだった。
尾長だと期待したのだが・・・・。
その後、N氏も大きく竿を曲げている。
しかし、慎重なやりとりをしている最中に、痛恨のバラシ!!
根ズレだったらしい。
グレなら、40cm級だったでしょうね。
残念でした。
この後は2人ともアタリが無くなってしまい、しばらく小康状態を保っていた。

 そして、納竿まであと30分と迫った午後2時30分、N氏が再び竿を大きく曲げ、
やり取りをしていたので、私はタモ入れの準備に入ろうとした瞬間にバラシ!
N氏はこのバラシはさすがに参ったらしく、心を落ち着かせるまで時間が掛かった。
ようやく気を取り直して針を結び、釣りを再開した直後にウキが一気に入り、今度こそバラさない
とばかりに慎重にやりとりをするが、またしてもバラしてしまったのだ。
グレか何か分からないが、この3連発のバラシで、N氏は凹んでしまい、納竿とした。

 一方、私はというと、変わり映えしない状況で釣っていたが、N氏が納竿したと同時に
N氏の釣っていたポイントに移動させてもらい、N氏がバラしたヤツの正体を明かそうとした。
すると、その数投後にウキが一気に入ったので合わせると、強烈な引きが腕に伝わった。
強烈な突っ込みに耐え、この魚の正体を明かすまではバラさないという強い信念でやりとりをし、
とうとう水面に姿を現したのは、残念ながら良型のサンコウだった。
N氏に掬ってもらい、N氏がバラしたヤツの正体がグレではないとこが分かり、ホッとしたやら
ホッとしないやら!
そして、迎えの船がやって来たので、私も納竿とした。

 ただ、事件はここから起こった。
仕掛けを片付け、垂らしていたスカリを上げた瞬間、目を疑った。
グレ4枚(27cm〜32cm)と、イガミ1匹(35cm)を入れていたはずなのに、画像に写っている
グレ1枚しか入っていないのだ。
「え〜、何で〜〜〜〜!!!!」って思わず叫んでしまった(泣)。
スカリを見ると、磯に擦れて開いたのだろうか、大きな穴がぽっかりと開いていて、
この穴から逃げてしまったのだろう。(画像参照)

 前回釣行に引き続き、スカリのトラブルに悩まされることになった。
で、今回はグレが逃げてしまい、釣果が減ってしまったのだ。
次回釣行に向けて、スカリを新調しようかな?(笑)




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・グレ4枚(32cm〜27cm)、イガミ1匹(35cm)、他
楽釣さん・・・・・・・グレ1枚(29cm)、カワハギ1枚(25cm)、他
N氏・・・・・・・・・・グレ1枚(27cm)、カワハギ1枚(24cm)、他




 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
楽釣さんの釣果です。
朝一に、この30cm弱を1枚釣ったのに後が続かなかったのは残念でした。
でも、ハリセンボンはともかく、良型サンコウ(45cm?)の引きを堪能できて良かった?(笑)
N氏の釣果である。
朝一にタテクラで27cmの尾長をゲットしてからは厳しい時間帯が続き、私が合流してから、
このカワハギをゲットしました。
また、御一緒して下さいね。
今回、グレ&イガミが逃げてしまった私のスカリに開いてしまった穴である(泣)。