日時 2009/05/31(日) 6:30 〜 19:10
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 11:07   6:02 17:59 
天気 曇りのち晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 直川 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 27.0 Cm 〜 45.5 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
カンダイ 41.0 Cm 〜 41.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ガシラ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
写真
 今回は久しぶりに和歌山市某波止に行くことにした。
去年の秋に3回行ってまずまずの釣果を得ているが、既にノッコミが終わった「晩春〜初夏」の
厳しい時期に釣行したことがなかったので、楽釣さんと共に、様子見に行くことにしたのだった。
というのも、MFG所属のいしばしさんの紹介で、来週に行われるMFG親睦大会(マルキュー)に
我々2人はビジターとして参加予定なので、深場の予行練習釣行でもあるのだ。

 当日は午前6時前に到着し、釣り座を確保した。
私の左に楽釣さんが陣取った。
早速準備をし、楽釣さんより早く準備を完了した私は釣りを開始した。
すると、予めタナを知っていたので、ほぼタナトントンから始めると、1投目からオキアミが
取られてきたのだった。
1投目からこの状態じゃ、かなりのエサ取りがいるようで、まるで真夏の紀州釣りである。

 そこで、這わせ幅を一気に多く取るが、その2投ほど残ってきたが、その後は全く太刀打ち
できないくらいにオキアミは残ってこない。
それで早々と冷凍ボケを投入することにしたが、かなりのフグがいるみたいでボケさえも
残ってこないので、もう少しタナを深くした。

 すると数投後にダンゴが割れて、仕掛けを少し流した時に、寝ウキがスーッと入っていった。
少し待って合わせると、まずまずの引きが腕に伝わり、一瞬右に突っ込まれたが、
強烈な引きを堪能しながら、姿を現した魚体を見ると一瞬マダイかと思った。
楽釣さんにタモ入れをしてもらい、上がってきたのは何と、カンダイだった。
サイズは40cmほどである。
紀州釣りでカンダイをゲットしたことがなかったので嬉しいが、楽釣さんに先制パンチできなかった。

 しばらくして、潮が右に流れ始めたと同時に、楽釣さんが大きく合わせた。
横で引きを見ていると、本命っぽい。
難なく上がってきたのは、30cmくらいのチヌであった。
恐れ多くも、タモ入れをさせて頂きました。
これを皮切りに楽釣劇場の幕開けとなった。

 この後も小刻みに枚数を重ね、40cm級を含め、午前9時前には5枚をゲットしていた。
さすがである。
そして、楽釣さん直々にアドバイスを頂いた直後に、私も待望のヒット!!!!
これも一瞬右に突っ込まれたが、ようやく海面に姿を現したのは紛れもなく銀鱗ちゃんだった。
楽釣さんにタモ入れして頂き、上がってきたチヌは35cm前後だった。
楽釣さん、有り難うございました。
でも、ここからの巻き返しを誓った。

 しかし、この直後に楽釣さんは30cm強を追加すると、もう1枚追加し既に7枚である。
一方、私は1枚である。
ここで気分転換にと、昼食休憩した。
昼食休憩中、潮は左にゆっくりと流れ始め、見ていると、楽釣さんは2枚追加した。
ゆっくり昼食休憩している場合じゃないということで、私は釣りを開始することにした。
この時点で、私1枚、楽釣さん9枚である。
「今日は20枚を超える勢いですね。」と私は楽釣さんにプレッシャーをかけた。
波止で20枚超えなんて、滅多にないことであることは紀州釣り師なら誰しも分かるでしょう。

 昼食休憩後、左に流れる潮が少し速くなったので、タナを少し深く取ったところ、
寝ウキに前アタリがあり、スーッと入っていったので合わせると、心地良い引きとともに
上がってきたのは30cm強の本命であった。
私は本日2枚目である。
この直後に再び寝ウキに反応があり、立ったり寝たりでモタモタしていて、我慢できずに
寝ウキが立ったときに合わせると乗ったが、引きが小さい。
上がってきたのはガシラだった。

 この後、潮は再び右にゆっくり流れ始めた。
相変わらず、楽釣さんは小刻みに追加していく。
そんな折、私にもダンゴが割れているであろうと思った瞬間に、寝ウキがスーッと立ち、
一気に入っていくアタリで30cm強をゲット!
私は直後にもう1枚追加し、連続ゲットするも、楽釣さんもすかさず釣り返す。

 そんなこんなで「楽釣さんが何枚か釣る間に、私は1枚釣る」を繰り返し、楽釣さんは16枚、
私は5枚だった。
そして、午後4時を少し過ぎた時、私の竿が大きく曲がった。
本命らしい強烈な引きを感じながら、やり取りをしていると、急に右に突っ込まれたので、
やり取りの場を2歩右に移動した瞬間に、痛恨のバラシ!
根ズレだった!
根か障害物か何かあるのだろう。

 この後は潮は一瞬止まり、左にゆっくりと流れ始めた。
数投後に私は1枚追加したが、楽釣さんも着々と追加していき、とうとう20枚を超えた。
それでも楽釣さんの勢いは止まらず、依然追加していく。

 そして、左に流れる潮は更に速くなったので、タナを一気に深く取った。
楽釣さんも同様である。
しばらくして、私のウキがスーッと入っていったので合わせると、強烈な引きが腕に伝わってきた。
先程のように右の根に突っ込まれないように左に引っ張り込み、やりとりをするが、
間に合わずに突っ込まれてしまった。
それでテンションを緩めて、左に移動して引っ張ると出てきた。
ラッキー!
しかし、一瞬で根ズレによるハリス切れだった。
この後、急いでハリスを丸ごと新調して続けた。

 そして午後6時30分になり、楽釣さんはダンゴが無くなり、終了となった。
一方、私は「鬼の居ぬ間に洗濯」とばかりに続けていると、35cm前後と45cm前後を
立て続けに追加し、これで8枚ゲットである。
この勢いで「2ケタは絶対に目指すぞ〜!」とばかりにしぶとく続けるが、後が続かず、
午後7時過ぎに私も納竿とした。

 結局、私は45.5cmを頭に8枚、楽釣さんは42cmを頭に24枚であった。
波止での20枚超えは素晴らしい!!
さすがである。
隣で釣っている私はトリプルスコアーを食らってしまった(泣)。
とりあえず、来週のMFG大会に向けて、我々2人とも良い弾みになったでしょう!




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・8枚(45.5cm〜27cm)、カンダイ41cm、他
楽釣さん・・・・・・・・24枚(42cm〜26cm)、他




 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール&応援TEL等、有り難うございました。
楽釣さんの釣果です。
この釣果は紛れもなく、波止での釣果である。
筏釣りの釣果ではないですよ(笑)。
24枚は圧巻であった。