日時 2009/06/07(日) 4:50 〜 14:50
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 家島諸島
メモ 第6回マルキューカップ紀州釣り大会の開催地
満潮 干潮
大潮 8:08 23:57  5:25 15:42 
天気 晴れ 普通 波高 0.5m 水温   気温  
同行者 直川 備考  
渡船名 進鉱渡船
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
ガシラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
イガミ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 25.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
写真
 いきなりですが、みんなに朗報があります。
この釣行記の最後に書きますので、最後まで読んで下さいね。

 今回は、「MFG親睦大会in家島」に初めて参加させてもらうことになった。
この大会に出場できるのは、MFG会員か、会員の紹介によるビジターだけなので、
MFG所属のいしばしさんの紹介で、那賀紀州FCからは、私と楽釣さんがビジターとして、
参加させてもらったのである。
MFG親睦大会というと、あの永易さんが率いる団体の大会であり、永易さん自身も参加し、
かなりレベルの高い大会になることは必至なので、参加申し込みをしてからは、
ワクワクドキドキで凄く楽しみにしていた。
あわよくば入賞を目指そうと、虎視眈々と狙っていた(笑)。

 当日の受付時間は午前2時30分で、会場は家島なので、前日出発することにした。
前日の午後8時30分に私は楽釣さんを迎えに行き、1日分のダンゴを練って、午後9時過ぎに
和歌山ICから出発した。
車中では釣り談義に花が咲き、あっという間にいしばしさんグループとの待ち合わせである
第二神明道路の明石SAに到着した。
いしばしさんと連絡を取ると、まだ泉佐野付近だということなので、現地で合流することにし、
我々2人はうどんを食べ、腹ごしらえを終えると、現地に向かった。

 午後11時30分過ぎに、大会集合場所に到着すると、既に数台の車が止まっていたが、
数人が集まって会話していて、ほとんどの人が仮眠しているようだ。
既に、魚&人間のエサを買い込んでいた我々は、車の中でワールドカップサッカー予選を見ながら、
今夜勝利すると予選突破一番乗りということで、必至で応援していた。
そして辛くも日本が1−0で勝利し、予選突破を見届けてから、床についたのは午前1時前だった。

 それから20分ほどすると、いしばしさんが到着し、仮眠中の我々に挨拶に来てくれた。
その後、いしばしさんはMFG会員ということで、集合場所までの誘導係として行ってしまった。
ご苦労様です。

 更に1時間ほど仮眠した後、午前2時30分に受付を済ませた。
私は何と9番を引いた!
良いのか悪いのか分からないが、過去のマルキュー大会でも、1ケタの番号を引いたことが
無いのにMFG親睦大会で1ケタの番号を引くなんて、よほど良い釣り場に連れて行って
くれるんだろうと期待した。
ちなみに楽釣さんは57番だったので、別の船になった。
いしばしさんは誘導係から帰ってきてクジを引くと、20番なので私と同じ船になった。

 午前3時30分に開会式が行われ、大会の諸注意や、永易さんからのアドバイスも頂き、
開会式終了直後から、それぞれの船に乗り込むことになった。

 まずは、私といしばしさんを乗せた船が出船した。
家島到着までは長い時間が掛かるので、私は船の中のイスが空いていたので腰掛けると、
左隣に腰掛けていた人が「チヌ吉さんですよね?」と声を掛けてきたのだ。
見ると、以前に和歌山市の波止で知り合った「かもやさん」だった。
かもやさんとは、いしばしさん繋がりで、あの時は高校生だった「かもやさん」は
既に大学生になっていた。
かもやさんは10番なので、私と同じ波止に上がるかもしれないということで、話が弾んだ。
船の中では、かもやさん&いしばしさんと話をしているうちに家島に到着した。

 一番最初に着いた波止には、1番から9番まで上がるよう指示され、かもやさんとは別々になった。
9番である私が上がったのは「西島の・・・」であった。
覚えていない!(笑)
しかも、私の釣り座選択権は一番最後なので、みんなに選んでもらい、じっくりと下見を重ねるが、
何せ初めての釣り場なので全く分からない。
それで、私は船着きから左に移動し、9人の釣り師のうち、一番左に陣取ることにした。
釣行後に聞いた話だが、楽釣さんも西島の裏側に上がっていたとのことだった。
我々の釣り場では、上がる直前に、いしばしさんから「遠投やで。」とアドバイスを頂いた。

 私は前夜からダンゴを仕込んでいたので、釣り座を確保するや否や、数個の空ダンゴを投入した。
そして仕掛けも予め作っていたが、辺りはまだ薄暗い状態なので、もう少し明るくなるまで待った。
その間、空ダンゴは投入し続けた。

 ようやく、ウキが見えるようになった午前5時前に開始した。
いしばしさんのアドバイス通りに遠投する。
潮は右にゆっくりと流れていて、水深は竿3本半ぐらいである。
大体の水深が分かってから、ハワセに移行するが、根掛かりオンパレードになった。
3回に2回の割合で根掛かりして、針はドンドン無くなるし、挙げ句の果てにサルカンの上で
切れてしまい、いしばしさんに作ってもらった「チヌ吉バージョン寝ウキ」を流してしまった(泣)。

 この後、手前に投入しようが、超遠投しようが、根掛かりがすごいのである。
寝ウキを流してしまったショックと、根掛かりで釣りにならない状況のために、
やむなく釣り座を変更するべく、下見に向かうと、1列に並んである我々の一番右の釣り座に
陣取っている釣り人の釣り座は、他の人より少し前に出ているので、そんなに遠投する必要がなく、
しかも既にチヌを1枚ゲットしているのだ。
私は迷うことなく、その人の了解を得て、その隣に移動させてもらうことにした。

 私が早々に場所移動を決めたのは、まだ午前6時前だった。
これが吉と出るか、凶と出るか、私にも分かりません!
でも、先程の釣り座よりだいぶ深いようで、タナ調整ができた。
少しすると、私の隣のA氏(仮にA氏とする)は40cm級を2連チャンで追加した。
私もこの時合いに乗り遅れまいと頑張るが、この釣り座を変わってきたばかりなので、
そんなに甘くはなかった。

 この後も潮は左にゆっくりと流れているが、ようやくオキアミ&ボケが取られくるようになった。
ただ、この釣り座では足下から左少し沖にアンカー鎖が入っているみたいなので、
魚を掛けるとすぐに右に引っ張り込み、アンカー鎖から離さなければならないのだ。

 しばらくすると、ボケでも常に無くなってきて、エサ取りの状況が半端ではなくなってきたので、
エサ取りの食い気をそらすべく、ダンゴの割れを遅くした。
すると、ほんのたまにボケも残り始めたので、このまま勝負することにした。
すると、数投後に寝ウキがスーッと立って入っていったので合わせると、乗ったあ!
まずまずの引きである。
しかも本命らしい!
慎重にやり取りをし、アンカー鎖から引き離そうと思ったら、左に突っ込まれ、急に軽くなった。
1枚目ゲットと思った瞬間、痛恨のバラシ!
仕掛けを回収すると、ハリス切れだった。
アンカー鎖には気を付けなければならない。

 この直後、潮は右に流れ始めた。
すると、ボケも残ることが多くなったので、これはチャンスかも!
しかし、私もA氏もしばらく沈黙の時間帯が続いた。

 ようやく潮が左に流れ始めたと同時にA氏が40cm級を1枚追加した。
ほぼそれと同時に、私にもアタリがあり、寝ウキが入っていくのを見届けてから合わせた。
すると、乗ったあ!!!
やはり、左に突っ込もうとするが、何とか釣り上げたのは40cm前後のチヌだった。
そして、同サイズを連チャンし、私も2枚目ゲット!
この時、まだ午前9時30分だったので、「もしかして良型5枚を揃えて、優勝争いできるかも!」
なんて期待が高まる。

 しばらくして、A氏は40cm級を1枚追加し、規定枚数の5枚を揃えた。
おめでとうございます。
ただ、これはA氏劇場の序章に過ぎなかった。
その直後に私にもアタリがあり、合わせると、まずまずの本命の引きである。
やはり左に突っ込もうとするが、何とか右に引っ張り込んで耐え、やりとりを続けていると、
もう1回突っ込まれた瞬間、急に軽くなった。
あ〜あ。
痛恨のバラシ!
ハリス切れだった。
これもアンカー鎖に切られたか!
1発目のバラシより悔しかった(泣)。

 私が落ち込んでいるときに、1人の釣り人(仮にB氏としよう)が私のところにやって来て、
私の右側で釣っても良いかと聞いてきたので、断る理由もなく、「どうぞ」と言ってあげた。
すると、B氏はすぐさま移動してきた。
B氏は私が初めにやっていた釣り座の右側にいた人だったが、根掛かりがひどくて、
こちらに移動してきたとのことだった。

 潮は依然として左にゆっくりと流れていた。
しばらくすると、風は左から吹き始め、上潮と底潮が逆になったので、タナを更に大きく取ると、
ボケがたまに残るようになった。
しかし、アタリが無くなってしまい、しばらくは厳しい状況が続くことになってしまった。
A氏も同様であった。
30分ほどすると、風は一時的に落ち着いたが、この後もたまに左からの風が強くなる時があった。

 午前11時頃になっても、厳しい状況が長く続いたせいもあり、腹も減ったので、
私は弁当を食べようと思った時、A氏がチヌを釣り始めたので、遅れを取られないようにと、
弁当を食べずに釣り続けた。

 その直後、ダンゴが割れて少し流していると、モタモタしながら寝ウキがようやく入っていった。
合わせると、乗ったあ〜!!
これもまずまずの引きである。
この時、右隣にいるB氏の道糸が私のすぐ前まで流れてきていたので、掛けた魚を右に
引っ張り込むことができない。
とりあえず、アンカー鎖に気を付けながら、早く浮かさなければ!
懸命にやり取りをし、何とか足下付近まで寄せてきたが、急に軽くなった(泣)。
またもやハリス切れだった。
ショックは隠しきれないが、その間にもA氏はポツポツとチヌを追加しているので、
私も同じ波に乗ろうと、慌ててハリを結び、釣りを再開した。

 この後、A氏は爆釣モードに入り、どんどん釣り上げていく。
B氏もようやく1枚ゲットした。
私も早く3枚目を釣りたい。
しかし、時間だけが刻々と過ぎていく。

 そして、納竿まであと少しである午後2時30分頃、ようやく私にも再びチャンス到来した。
潮は相変わらず、左にゆっくりと流れている。
前アタリの後、キレイに寝ウキが入っていった。
合わせると、心地良い引きだ。
「今度こそ絶対に獲るぞ!」と気合いを入れ、右に引っ張り込みながらやり取りをし、
無難に足下近くまで寄せてきた時、急に軽くなった。
またバラしてしまった(泣)。
やはりハリス切れだった。
あそこはアンカー鎖は無いはずなんだがなあ。

 納竿までもう少しなので、気を取り直して続けた。
気が付けば、周りのみんなは片付けをしている。
私は焦りながらも、しぶとくダンゴを投げ続け、午後2時50分に納竿とした。

 慌てて片付けをして、道具を持って歩き、既にみんなが集まっている船着きに到着した
と同時に迎えの船も到着したので、乗り込み、船の中ではいしばしさんと話しながら、帰港した。

 結局、私は4回のバラシがあり、2枚しかゲットできなかった。
楽釣さんは5枚きっちり揃えていた。
いしばしさんは4枚、かもやさんも4枚だった。
そして、いよいよ検量が始まり、私は2枚で1700g、楽釣さんは5枚で2400gであった。

 しばらくすると、集計が終わり、閉会式が始まった。
先ずは成績発表である。
1位から3位までは、何と5000g超えである(驚)。
4位以下も軒並み4000g台〜3000g台であり、凄いレベルの争いである。
順位発表された人から自由に賞品を取っていくことが出来るので、私はバッカンを狙っていた。
バッカンは10個ほど用意してくれていたが、14位の人が最後のバッカンを持っていってしまった。
15位にかもやさん、17位にいしばしさんが呼ばれた。
そして、20位に楽釣さんが、24位に私が呼ばれて、水くみバッカンを賞品に選んだ。
ちなみに、私と楽釣さんといしばしさんの3人は同じ水くみバッカンを選んでいた。
釣果を得た人全員の発表が終わり、65人中40人が釣果を得たということだった。

 そして、お楽しみ抽選会が始まった。
今回の賞品はちょっと大きめのバッカンである。
先程、バッカンをもらえなかったので、絶対に欲しい。
司会の人とジャンケンをして勝った者がもらえるということだ。
私は1回戦で負けてしまった(泣)。
しかし、楽釣さんはどんどん勝っていき、最終2人の中に残ったが、最後に負けてしまった。
惜しかった!
これでお楽しみ抽選会が終わりかと思いきや、永易さんが永易ウキを10個持って現れ、賞品にしてくれた。
ゼッケン番号の書いた審査カードでの抽選会に切り替わった。
この形式でのマルキュー抽選会になると、私はめっぽう強い。
数年前にはテレビ(1名)とバッカン(1名)を当てているのだ。
今回は10名が当たるということで、期待が高まる。
次々と発表され、あと4つになった。
その次、私の名前が呼ばれ、永易ウキをゲットした。(画像3参照)
永易ウキは市場では3000円〜4000円で売っているらしいので、中々買える物ではない。
せっかくもらったので、いつか使ってみよう。
そして、永易さんの講評をいただき、閉会式は終了した。

 閉会式後に、いしばしさんは潮都会の会長さんを紹介してくれた。
何せ、MFG親睦大会3連覇を狙った今大会だったらしいが、4位に終わったとのことだった。
潮都会の残りのメンバー3名も、10位入賞していた。
恐るべし、潮都会!!

 そして、帰路に着いた。
みなさんお疲れ様でした。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・2枚(40cm、40cm)で1700g、他
楽釣さん・・・・・・・・5枚(33cm〜26cm)で2400g、他



 この釣行記の始めに書いていた朗報とは、楽釣釣行記がデビューことになったことです。
以前から、楽釣さんに釣行記を書いて欲しいとお願いしていたのですが、やっとの思いで、
今回から実現した次第であります。
私の釣行記は笑いしかないですが、楽釣釣行記は本格派なので、たいへん勉強になります。
必見ですよ!!
楽釣さんの釣果です。
規定枚数の5枚を揃えるところはさすがです。
で、今回から待ちに待った楽釣釣行記が始まりました。
詳細は「楽釣の釣行日誌」にて!
 今大会でゲットした私の賞品です。
水くみバッカンは24位での賞品で、永易ウキはお楽しみ抽選会での賞品です。
バッカンも欲しかったなあ!(笑)