日時 2009/06/21(日) 7:00 〜 19:15
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
大潮 3:59 17:59  11:01 23:15 
天気 曇り時々晴れ 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 井上、四宮、いしばしさん、Y氏 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
さなぎ細びき  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 20.0 Cm 〜 44.0 Cm ? kg 〜 ? kg 9 匹    
写真
 楽釣釣行記第二弾です。
いつまで続くかわかりませんが、自分の釣行の反省も兼ねて振り返っていきたいと思います。
今回は、5月31日に思わぬ爆釣をした市内某波止へ、チヌ吉さん・磯吉さん・楽弟子さん・
いしばしさんと5人で行ってきました。

 当日、朝5時に楽弟子さんと船橋でエサ・ヌカ・アミエビの3点セットを仕入て、現地へ向かいました。
この日の天気予報は雨時々曇りということでもあり、何といってもこのメンバーには名だたる
雨男が複数!?いるので、僕を含めて全員カッパを着ながらの釣りを覚悟していました。
しかし、予想に反して雨は降らず、一日中カッパを着ずに釣りを楽しめました。

 さて釣りのほうですが、一番左端に僕が釣り座を構え、その隣りから、楽弟子さん・チヌ吉さん・
磯吉さん・石橋さんの順に並びました。
前回の家島釣行時のタナに合わせていたままのウキ止めを今回の釣り場に合わせるために
少し浅くして、朝6時半ころに第一投の団子を投げましたが、ウキがどんどん沈んでいきました。
あわててぐっと深くしなおして二投目、団子に引っ張られて沈んでいきましたが、
すぐに姿をあらわし、ほぼ完全トントンの状態になりました。

 まずは、団子の割れ具合を確認しようと様子を見ていると、早くも団子あたりが出ています。
さすが夏の海だな、今日はエサトリの活性が高いなあと思いながら団子あたりの出ている
ウキを見ていると、そのままウキが海中へ引き込まれていきました!
エサトリだろうな思いながら合せましたが、何と本命のチヌがあがってきました!
なんと二投目にしてチヌが釣れてしまいました!!
その上、その二投後にも同じような感じで2匹目のチヌが釣れました。
そして、少し間を置いて3匹目も釣れました。
ひそかにこの時点で、今日はいったい何匹釣れるんだろう、もしかしたら前回を上回るほどに
釣れるのではないかと思ったりしてしまいました(^O^)
しかし、なかなかそうは思惑通りに行かないばかりか、あれほど苦も無く釣れたチヌが
ぱったりと止まり、エサは取られるもののチヌの気配がなくなり沈黙が続きました。

 そんな中、チヌ吉さんが当たりをとらえ、やり取りを始めました。
かなりの大物のようでチヌなら年無クラス間違いなしの竿のまがり具合です。
やや横に走っているような感じもしていたので、もしかしたらボラかもなんて失礼なことを
思っていると、なんと大きなマダイでした。
前回はカンダイ、今回はマダイとチヌ吉さんは珍しい大物をよく釣ります。
波止でこんな大きなマダイが釣れたのを初めて見ました。

 この頃から、潮流が速くなったり、フラフラしたりとややこしい潮になってきました。
昼からは二枚潮にもなってきたりで、非常に悩まされました。
潮が速くなってくるとそれに合わせてタナを深くして対応しようとしますが、
時には歩く速さくらいになることもあったりで大変でした。
この速さでは紀州釣りはちょっと無理かなと思えるほどにもなりました。
なかばあきらめ半分で釣りをしていましたが、そんな中でもチヌ吉さんはきっちりとその早い潮に
タナを合わせてチヌを釣り上げました。
しかも、2匹も!!さすがチヌ吉さん!ぜひ、その技を伝授してくださいね。

 僕のほうは、4枚目を目指して頑張り続けましたが、中々それらしい気配が見られませんでした。
朝の早い時間帯に3枚のチヌが釣れたきり、かれこれ4〜5時間もチヌが釣れません。
この間、磯吉さん・石橋さん・チヌ吉さんと他のメンバーは着々と本命をあげているので、
僕も負けじと頑張りますが、徐々に集中力が失われそうになってきました。

 この釣れない時間帯にどのような対応をすれば良いのか、いつも迷うところです。
状況としては、餌取りはかなり居るようで、ほぼ毎回のように当たりが無くてもエサが取られて
しまいます。
餌取りに簡単にエサを取られないように出来るだけ硬めの団子を握り、かなりハワセぎみで
投げ続けました。

 潮の流れが変われば状況の変化があるだろうと期待して一定の間隔で投げ続けました。
すると、やっと昼前後になって、かわいいキビレが針にかかりました。
それから程なく、典型的なチヌあたりで本日一番の大物が釣れましたが、これもキビレでした。
相変わらず餌取りが多い中、できるだけ割られない団子にするべくアミエビを少しずつ加えながら、
粘りのある団子でサイクルの長い団子投入を続けました。
なかなか当たりが出ないので、集中力も緩みがちになり、ふと目を離したわずかなすきに
ウキを見失ってしまいました。
あたりを見渡しましたが見当たりません。
そのうちに竿先から出ているミチイトが走り出しました。
当たりを確信し、合わせを入れ待望のチヌをあげました。

 それから、ぽつぽつと当たりをひろい、6時半頃にやっと9枚までのばし、
二桁釣果を目指しあと1枚をなんとか釣ろうと頑張りました。
すると、団子も割れかなり流しているとゆっくりとウキが引き込まれていきました。
待ってましたとばかり合せましたが、やや軽い。残念ながらチャリコでした。
気を取り直し、次の一投に集中すると再び良い感じでウキが引き込まれました。

 今度こそ間違いないはずだと思いながら、おもいっきり合わせを入れました。
なんと、めちゃ軽!?素バリ?と思いながら巻いてみると、なんと高切れ!!
石橋さんからいただいた、楽釣仕様の大事な寝ウキを流してしまいした。

 面倒ですが、また特注の楽釣スペシャルをよろしくお願いします。
雰囲気も非常によく、頑張ればあと1枚釣れたかもしれませんが、時刻も7時を回っていたため、
これにて納竿し、二桁は幻に終わりました。
さすがにこの時期はノッコミも終わりチヌの食い気もイマイチになっているのでしょうが、
今回釣れたチヌは団子へのアタックの後、本当たりが出るというパターンが多かったように
思いましたのでので、チヌ自体の数も減ってきていたのかもしれません。
前回のような爆釣とまではいきませんでしたが、まずまずの釣果でした。

 楽弟子さんもなかなかチヌが釣れず、一時はボーズも覚悟しなければならないくらいでしたが、
何とか一枚釣り、5人全員に釣果があり、誰一人ボーズ無しという結果に恵まれました。
楽弟子さん、次回は爆釣目指しましょう!!