日時 2009/07/12(日) 7:20 〜 18:15
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:34 21:41  2:53 14:57 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 直川、いしばしさん、かいちょうさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 30.0 Cm 〜 42.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
カワハギ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ガシラ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
マダイ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
写真
 最初に断っておきますが、画像に残っているのは2枚だけですが、実は4枚ゲットしました。
30cm前後の2枚がスカリの穴から逃げてしまいました(笑)。
詳細は以下の釣行記で!

 今回は釣行予定ではなかったのですが、前夜に、いしばしさんから連絡があり、
前回釣行で私が釣れなかった釣り座を攻略するとのことで、急遽参戦させてもらうことにした。
かいちょうさんも来るということである。

 当日は現地集合ということで、既に到着した、いしばしさんに大分遅れて、
かいちょうさん&私が到着し、現場に向かおうとすると、いしばしさんが荷物を運びに来てくれた。
有り難うございました。

 重い荷物を持って、しばらく歩き、ようやく釣り場に到着した。
いしばしさんは既に前回釣行での私の釣り座にセッティングしていたので、私は少し離れて、
その右側に、かいちょうさんも少し離れて、私の右側に構えた。

 そして、ダンゴ&仕掛けの準備が終わり、午前7時15分頃、釣り開始となった。
潮は左にゆっくり流れている。
タナは前回釣行のままで始めると、丁度良い感じで、2投目にしてエサが取られた。
3投目で仕掛けを流しているうちに、急に潮が速くなったので、タナを一気に1ヒロぐらい深くした。

 その直後の4投目、寝ウキにモゾモゾっとした前アタリの後、スーッと入っていった。
合わせると、引きが魚ではないような感じだ。
上がってきたのは40cmはあろうかというエソだった。
エソなんて、久しぶりに釣ったぞー。

 この2投後、チョコンチョコンと少しもたついた後、寝ウキがスーッと入っていったので合わせた。
すると、竿をコンコン叩いているので、引きは小さいながらも、チヌかヘダイだと確信した。
上がってきたのは、30cm弱のチヌだった。
開始後、6投目にして1枚目ゲット!
この頃から、いしばしさんの豪快なシャクリ音が連発するようになった。

 3投後に再びアタリがあり、合わせると、今度はなかなかの引きである。
足下近くまで寄せてくると、左下に突っ込もうとするが、何とか耐え、ようやく姿を見せたのは、
良型のチヌであった。
タモ入れを済ませ、上がってきたチヌは45cm弱であった。
2枚目ゲットだ!

 気をよくして続けていると、ダンゴの割れが速いように感じたので、握る回数を少し増やして、
様子を見ることにした。
ダンゴを割りに来ているのはもしかしてチヌ?
それなら、それらのチヌを居着かせることができれば、一気に連チャンモード突入だ。

 少しすると、左に速い潮が緩んだ。
チャンスだ!
少しタナを浅くした直後、私にアタリがあり、本日3枚目のチヌをゲット!
30cmほどだった。
ほぼ同時に、かいちょうさんが大きく竿を曲げた。
しかし、上がってきたのは何とボラだった。

 この後もチャンスとばかりに続けていたが、ウキからは何の反応もなく、
小康状態が続いていたので、私は竿を置いて、いしばしさんと会話しに行った。
前回に私が苦しんだ左へ流れる潮では全くダメだということである。
この時点で左に流れる潮では、いしばしさんもほぼ諦めモードであった。

 午前9時30分頃、楽釣さんから連絡があり、我々が釣りに来ていることを知り、
急遽合流することになった。
この休憩中に、かいちょうさんが1枚目のチヌ(30cm前後)を釣り上げた。
おめでとうございます。

 これは時合いかとばかりに、休憩中だった私も釣りを再開した。
その3投後に、私は40cmほどのチヌをゲットした。
本日4枚目である。
スカリに入れようと上げると、何か様子が変である。
スカリには45cm程のチヌ1枚しか残っていないのだ(泣)。
もしかして、穴が開いているのかと調べたところ、大きな穴が開いていて、その穴から、
30cmほどのチヌ2枚が逃げていったことが判明したのだ(大泣)。
この事態に気が付いたかいちょうさんは、応急措置用のプラスのインスロックを数個くれて、
穴を閉じることができた。
かいちょうさん、有り難うございました。

 2枚放流のアクシデントはあったが、午前10時までに4枚のスタートダッシュに成功し、
久しぶりに良い気分で釣りをしていた。
しかし、この後は、エサこそ無くなってくるものも、アタリも全く無い。
この後、しばらくして、潮が一旦止まり、今度は右にゆっくりと流れ始めた。
この潮の流れの変化で、再び、チヌラッシュが始まるかと期待したが、それに反して
相変わらず小康状態が続くことになってしまった。

 午前11時頃に、楽釣さんがやってきた。
私は厳しい状況にしびれを切らせて、昼食休憩することにした。
楽釣さんは、私とかいちょうさんの間に釣り座を構え、私と話をしながら、準備をしている。
ここで、いしばしさんが、20cmほどのキビレをゲットした。
おめでとうございます?(笑)
私が休憩すると、誰かが釣っているのはなぜ?
楽釣さんはようやく準備が終わり、釣りを開始した。

 私も少し遅れて釣りを再開した時には、依然、潮は右にゆっくりと流れていた。
しばらくして、かいちょうさんが大きく竿を曲げ、上がってきたのは、40cmほどのチヌであった。
良型ゲットさすがである。
かいちょうさんはこの直後にも、更に1枚ゲットし、3枚目を数えることになった。
かいちょうさんもいよいよエンジン全開になってきた。

 この時点で、私は朝からのスタートダッシュに成功したものの、精神的に余裕が無くなって
いたのかもしれない。
実際、私はその時には気が付かなかったが、釣行後の反省会で、楽釣さんのアドバイスによって、
あることに気付かされることになった。
それは、「余裕の状態から一転、連チャンされて精神的に追い込まれることもある。」し、
「精神的に追い込まれた時に自分の釣りスタイルを冷静に維持できるか?」ということである。

 この後もしばらくは、潮は右にゆっくり流れていて、小康状態を保っていたが、
その沈黙を破ったのは、楽釣さんだった。
大きく竿を曲げ、上がってきたのは40cm強のチヌであった。
開始後2時間で釣果を得るなんて、さすがです。

 その数分後、私にも久々のチャンス到来となった。
タナはベタ這わせの設定にしていただけに、アタリは無いものの、仕掛けを回収すると、
居食いの状態で何か掛かっているのだ。
しかも、なかなかの引きである。
2,3度ほど突っ込まれながら、何とか足下に寄せてきた魚の姿を確認すると、
紛れもなく銀鱗ちゃんだった。
しかも、年無しクラスのようだ。
直後に足下のスリットに突っ込むが、何とか耐えた。
しかし、次の突っ込みが激しく、痛恨のバラシ!!(泣)
足下のスリットによるハリス切れだった(大泣)。
私は朝に4枚ゲットしてから、次の1枚を求めて我慢の釣りがずっと長かっただけに、
この年無し級のバラシには、しばらく凹んでしまった(爆泣)。

 気を取り直して、久しぶりに私にも時合いが来たかとばかりに気合いを入れ直すが、
この後は再び厳しい状態に入ってしまった。
そして、1時間ほど小康状態が続き、ようやく楽釣さんがチヌ(30cm前後)を2枚目ゲットした。
いしばしさんも釣果を重ねていった。

 その後、右にゆっくりだった潮は急に速くなったので、タナを一気に深くして臨んだ。
そして、この頃は、ダンゴを割りに来る魚も散ってしまったようで、割れが急に遅くなり、
寝ウキはダンゴが割れないまま、シモるようになってしまった。
そこで、ダンゴの割れを速くするべく、ダンゴを握る回数を減らして臨んでいると、
右に流れる潮は更に速くなり、今までに経験したことのないような「川の流れ」になった。

 川の流れのような潮がしばらく続き、紀州釣りが成立しづらいので、かいちょうさんは
落とし込みを始めた。
チヌ狙いではなく、見えている大型アイゴを狙っているとのことである。
いしばしさん、私、楽釣さんと相次いで休憩に入り、かいちょうさんのアイゴ狙いの落とし込みを
拝見させてもらうことにした。
川の流れなので、落とし込みも仕掛けがうまく入っていかないようで苦戦している。

 長い休憩が続いていたが、午後4時30分過ぎに、ようやく潮が緩んできたので、
我々は紀州釣りを再開した。
すると、みるみるうちに更に潮が緩んでいき、非常に釣りやすい状態になり、チャンスである。

 そうこうしているうちに、いしばしさんが待ちに待ったチヌ2枚目をゲット!
しかも40cm前後である。
楽釣さんも負けじと、25cm程だが、チヌ3枚目をゲット!!
その数分後に、いしばしさんも30cm前後のチヌをゲットし、3枚目である。
この時、午後5時30分であった。

 この後、潮の流れが変わった。
昼前からずっと続いていた右に流れる潮が、ようやく左にゆっくりと流れ始めたのだった。
潮が右に流れ始めてから、私の釣り座ではアタリが少なくなり、小康状態が続いていたが、
左にゆっくり流れる潮は、午前中に私が調子良かった潮の流れなので、期待が持てる。

 その直後に、かいちょうさんが25cm前後を追加した。
私にとっては縁起の良い潮だけに、かいちょうさんに続けとばかりに、気合いを入れ直した。
しかし、私の思いとは裏腹に、午後6時過ぎに、強制的に納竿せざるを得なくなってしまった。
これからが期待できる状況なのに、後ろ髪を引かれる思いだった。

 今回の釣行では、早々に4枚ゲットし、久々にスタートダッシュに成功したが、あとが続かず、
昼前から我慢の釣りが続いていた。
そして、他のみんながチヌを追加していくのを見ていると、だんだん余裕が無くなってしまい、
自分の釣りが出来なくなってしまったのかもしれない。
今から思えば、前述の楽釣さんからのアドバイス通り、冷静さを失っていたかもしれない。
これも今後の私の課題である。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・・・チヌ4枚(42cm〜30cm)、他
楽釣さん・・・・・・・・・・チヌ3枚(42cm〜26cm)、他
いしばしさん・・・・・・・チヌ&キビレ3枚、他
かいちょうさん・・・・・チヌ4枚、他