日時 2009/07/26(日) 14:30 〜 19:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南市某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:58 21:33  2:59 15:10 
天気 晴れ時々雨 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
さなぎ細びき  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 25.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
写真
 前回釣行ではエサ取りが思ったより少なく、ボケがずいぶん余っていたこともあり、
天候と日程が合えば近いうちに近場に行こうと思っていました。
しかし、土曜日も日曜日も天気予報は雨でとても行けそうにないなって思っていました。
特に土曜日はすごい天気でした。
日曜日は朝の間に一時雨が降りましたが、その後は晴れ間が広がり良い天気になってきました。
これはチャンスかな!?と思っている所へチヌ吉さんから昼過ぎに『天気は晴れてきましたね。
もしかして、ダンゴ投げてる?』というメールがきました。
これはもしかしてお誘いかな(*^_^*)と思って『ダンゴ握ってませんが、昼から行きますか?』
と返しましたが、残念ながら昼からは用事があるとのこと。

 天気は雨の心配がないくらいに晴れてきました。仕方がない、これは一人で行くしかない!
2回続けてT漁港では貧果に終わっているので、今日は久しぶりにホームグランドの
海南市某波止へ行くことにしました。

 現地に2時半過ぎに到着すると、朝の雨で釣りをやめたのか、天気予報が雨なので
誰も来なかったのかわかりませんが、表向きに誰一人として釣り人が座っていません。
誰も居ないので、どこで竿を出すか迷いましたが、今日はあまりボケもないのでエサ取りが
多いテトラ際を避けて、波止のほぼ真ん中で竿を出すことにしました。

 間もなく、顔見知りの常連さんがやってきたので最近のチヌの状況を聞くと、朝の間に
2匹釣った人がいたとのことですが、あまり最近は芳しくないとのこと。

 開始早々からエサ取りが多くアタリなくエサが取られたり、フグが釣れたり、
招かざる客オコゼが来たりと海の中は賑やかなようです。
今日は南寄りの風が時お強めに吹いてきますが、ここではほとんど影響がなく、
潮の流れも緩やかで非常に釣りやすい状況です。
T漁港でのウサを晴らすべくホームグランドにやってきたので、なんとか数釣りをしたいと
思っています。
ここは釣れるパターンをつかめばけっこう連ちゃんすることが多いので、期待しながら、
まず1匹を目指します。

 4時前頃になりダンゴ着底後間もなくウキが消し込まれて本日第1号がきました。
エサ取りが多めだったので、かなりダンゴをきつめに握っていたはずなのに、
このタイミングでチヌが釣れるということは予想以上に海の中では魚がダンゴにアタックをしに
来ているようです。

 僕は自分のダンゴが割れたかどうかをウキで判断できない位のタナで釣りをすることを
基本にしています。
団子が割れたのがウキの動きですぐにわかるようなタナでは、割れた途端にウキによって、
エサが底から動かされてしまうと考えます。
そうなると、この時期はエサ取りにすぐにやられてしまうと思っています。
ダンゴの割れは「自分の握り加減」と「その日のエサの取られ方」などから、ある程度の予想を
しながら釣りをしています。
以上のようなことから、僕はダンゴの割れの予想が外れないように、いつもほぼ同じ配合の
ダンゴで釣りをするようにしています。
ダンゴの割れを遅くしたいときに少しアミエビを足すくらいにしています。

 数投後、今度はちょこちょことしたアタリが長く続き、ようやくウキが立って止まりました。
先程とはずいぶん違って食い気のないチヌがきました。
その後も、数投に1匹のパターンで釣れてきました。
チヌは確実に寄って来ているのようです。
しかしながら、この絶好の爆釣時に何と雨が降ってきました((+_+))
今日は雨の心配もないだろうと思いこみ、カッパを持って来ていません。
仕方なく気配ムンムンの中、2度にわたり雨宿りをしなければなりませんでした。

 雨もほぼ止み、5時半過ぎ頃(?)釣りを再開しました。
再開後1投目で6枚目を釣り、この調子では二桁も可能かなって勢いでしたが、
ここからなかなか次がきません。
雨宿りをする少し前から、飛ばしサビキの人が隣に入ってやり始めていたので、
嫌な気がしていたのですが、その人はフカセの要領でマキエ酌でエサまでまき始めていました。
その影響で、海の中には目に見えて魚が湧いてきていました。
見たところイワシのようです。
少し握りを弱くしたときにダンゴが着底直前で割れた様な気がしました。
かなりの魚がダンゴをつつきまわしに来ているように感じます。
アミエビを少し追加し、ダンゴの持ちが長くなるように調整しました。
きつめに握り、割られないダンゴで頑張りますが、雨宿り前のような気配ムンムンが
遠のいてしまいました。

 6枚のチヌを釣るまではチヌ針2号を使っていましたが、6枚目のチヌに針を飲み込まれて
2号針が品切れとなり、その後はずっとチヌ針3号を使いました。
2号を3号に変えたのがどの程度の影響があったのかはわかりませんが、
結果的には3号に変えた途端にチヌの釣果が急に鈍りました。
結局その後、何とか2匹を追加しましたが、途中予想した二桁には届かず、
合計8枚で納竿となりました。

 今日のエサは、ボケが前回の残りもので少なかったこともあり、時折オキアミも使いながら
やりました。
結局、釣れたのはすべてボケだけでした。
やはり、ボケの威力はすごいですが、過去にはボケでは全く釣れずオキアミでないと
釣れないという日がありました。
サイズは30前後ばかりで、最大で33pでした。この時期はこのくらいのサイズが、
ここのレギュラーサイズだと思います。
むしろ、今日は夏の型としては少し大きめだったかもしれません。

 今日は本当に潮の流れも緩い時が多く、ハワセも余り取ることなく続けていましたが、
振り返ると、そんな中でも流れのゆるいときによく釣れたような気がします。
本来は潮がある程度流れている時の方がよく釣れることが多いハズなのに、
緩い時に釣れたということは、もしかしたらハワセが足らなかったのかもしれません。
潮が速くなったときに、すばやくタナを深くしていればもっと釣れたかもしれませんが、
今日は潮が緩いことが多かったので、その潮に合わせたタナでやっていたため、
速くなったときに釣れなかったのかもしれません。

 しかし、T漁港でのうっぷんを何とか晴らすことができました。