日時 2009/08/13(木) 7:00 〜 18:15
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 広島県遠征の波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 1:18 14:18  7:51 20:07 
天気 晴れ時々雨 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 いしばしさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 26.0 Cm 〜 33.5 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹    
アジ 25.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
マダイ 25.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
写真
 遠征2日目、午前4時30分頃に目覚めた後、コンビニで食料を買い込み、昨日場所選びで
お世話になったエサ屋さんでアミエビ等を買い、2日目の釣り場に向かった。
2日目は倉橋島の西宇土の波止である。
タンカーが停泊するほどの水深があるとのことなので、ワクワクしていた。

 エサ屋さんから40分ほどして現地に到着すると、2艘のタンカーが停泊していた。
そして釣り座を決定するべく、波止に下見をしに行くと、紀州釣りができる釣り座としては、
先端に1人、2艘のタンカーの間に1人、内側にあるタンカーの左に1人ぐらいだろう。
それで車に荷物を取りに行き、私は先端に、いしばしさんはタンカーの間に釣り座を構えた。

 早速準備を始め、午前7時前に釣りを開始した。
足元を見ると、前日の朝と同じく2mほど潮が引いていた。
そして、前日の夕方やっていたタナのまま、第1投目を投入すると、タナトントンだった。
ダンゴが割れてすぐに仕掛けを回収すると、オキアミが取られてきた。
今日もエサ取りとの激しい戦いが待っていそうだ。
水深は満潮時には竿3本はありそうだ。
ニコッ!!
とりあえず、一気に1ヒロ半ほど深くして続けた。

 開始して数投後、エサ屋さんからもらったアドバイスを忘れていることに気付いた。
というのも、前夜にエサ屋さんで教えてもらった情報では、20mほど遠投すると、
かけ上がりがあるので、そのかけ上がりを狙うと良いとのことだったのだ。
せっかく教えてもらった情報を今思い出したのだ(笑)。

 それで、20mほど遠投すると、やはり1m以上深かったので、タナを更に1ヒロほど深くした。
ここでもエサ取りがわんさかいるようで、投入点を変更した直後から、エサは取られてくる。
それにしても、本日は雨の予報なのに快晴なのは晴れ男いしばしパワーのお陰なのか?(笑)
 
 しばらくすると、止まっていた潮が右にゆっくりと流れ始め、本日初めてアタリを捕らえた。
なかなかの引きながら、上がってきたのは本命ではなく、前日に引き続き、良型のアジであった。
30cm弱くらいかな。
先客の投げ釣り師にあげた。
その後も連続で良型アジを釣ったが、これもあげた。
最終日に釣ったなら、良いお土産になるので持って帰るのだが・・・・。

 これほどの良型アジは底付近にいるのだが、アジが釣れてくるということは、
エサが浮かされている証拠なので、タナを更に1ヒロ近く深くした。
すると、アジは釣れなくなったが、良型アジ軍団のせいか、ダンゴの割れが速いようだ。
握る回数を多くして割れを遅くして対処しているうちに、いしばしさんが本命をゲットした。
おめでとうございます。
しばらくして、いしばしさんはもう2枚を追加した。

 その直後から、上潮だけが右に速くなったので、更に1ヒロ半近く深くして続けた。
すると、寝ウキが一気に入っていったので合わせると、小さいながらも心地良い引きである。
上がってきたのは、25cm強の本命であった。
とりあえずは、1枚目をゲットできたので、気持ちを少し落ち着かせることができた。
前日もそうだったが、30cm未満のチヌは寝ウキが一気に入っていくアタリが多いのだ。
そして直後も連続で掛けたが、バラしてしまった。

 午前9時過ぎになると、先ほどまで快晴だった空も次第に雲が多くなり、怪しくなってきた。
と同時に右後ろからの風が強くなってきて、上潮は右に速く流れるので、仕掛けがやや左に
流されるようになり、仕掛けが思うように馴染んでいかない。
それでも、私は25cmあるかないかのチヌをもう1枚追加した。

 この後、底潮も右に凄く速くなり、釣りにならない状態になったが、しぶとく続けた。
そして、我々の後ろにはっきり見えていた島が、次第に白い霧or雨のために見えなくなった。
遠くの海面をよく見ると、雨がこちらに近づいてきているようなので、車に避難することにした。
午前10時過ぎだった。
すると案の定、ポツポツ降ってきたかと思うと、次第に激しい雨になってきた。
間一髪セーフ!!!

 車の中で雨が止むのを待ちながら、いしばしさんと釣り談義に花が咲き、来年の遠征先の話やら、
今年にもう一度のプチ遠征の話やら、どんどん話が大きくなっていった。
とりあえずは、今年はもう一度のプチ遠征が実現するかもしれない(笑)。

 雨はしばらく止みそうにないので、昼食休憩を取ることにした。
昼食中も、昼食後も釣り談義に花が咲き、時間が経つのを忘れていたが、
ようやく、後ろの島の辺りの空に晴れ間が見え始めたので、釣りを再開することにした。
この時、午前11時45分だった。

 釣り座に戻って釣りを再開すると、風はマシになっていたものの、右に流れていた潮は
更に速くなっていて川のように流れていたので、すかさず、タナを一気に深くしてやっていると、
何とかアタリを捉え、25cm弱のチヌをゲットすることができた。

 しばらくすると、川のように右に流れていた潮は幾分緩んだが、手前の潮が左に流れ始め、
道糸がS字型を描くようになり、とんでもなく釣りづらい状況になった。
とりあえず、タナを少しだけ深くして、ダンゴを投げた後に手前の道糸を右に返すようにした。
そうすることによって、ダンゴが割れるまでの時間を稼ぎ、道糸が張っていって、
這わせ幅が短くならないように心がけた。
すると、この状況でも、何とか25cmほどの1枚ゲットすることが出来た。
この1枚はホントに嬉しかった。

 この後は潮が緩み、釣りやすくなったかと思いきや、右斜め後ろからの風が強くなってきて、
仕掛けは左に流され、波も大きくなってきた。
この状況でもめげずに続けるが、波止先端の私の釣り座では厳しい。
ここで、私が25cmほどのアジを釣った時、いしばしさんが「そのアジを干物にしようよ。」
と提案してくれた。
それで、いしばしさんは、そのアジを手際良くさばき、塩水につけた後、干してくれた。
どんな干物になるか楽しみである。

 その後に私が25cmほどのチャリコを釣った。
「チャリコの干物もおいしいよ〜。」といしばしさんが言うので、先程のさばきを見よう見まねで
やってみた。
もちろん、いしばしさんが近くに来てくれて、見守ってくれていたのだが・・・。
でも、自分なりにうまく出来た。
そして、それを見守ってくれていたいしばしさんにもO.Kサインを頂いた。
ヤッター!!
この後もチャリコが釣れるたびに、調子に乗って干物にした。(画像3参照)

 夕方4時30分頃には、風も潮もようやく緩み、釣りやすい状況になった。
私もいしばしさんもチヌを何枚かずつ追加し、午後6時過ぎに納竿することにした。

 ただ、和歌山のエサ屋さんで、ボケを300匹買ってきたのだが、この2日間で自分が使った
ボケの数を考えて、残っているボケの数をどう計算しても全く足りなく、半分の150匹ぐらいしか
いなかった計算になるのだ。
ここで、いしばしさんに無理を言って、ボケを50匹分けてもらいました。
有り難うございました。

 遠征2日目釣行が終わった後、お世話になっているエサ屋さんを再び訪れ、
お陰様で、本日まずまずの釣果を得ることができたお礼を言って、最終日のアミエビを買い込んだ。
そして、近くに銭湯があるかどうかを聞いてみると、教えてくれたので早速向かった。
30分ほど車を走らせると、桂浜温泉という綺麗な温泉館があり、2日間の汗を洗い流せる
ことができ、ホッとした。

 この後、呉市内に戻り、広島焼きを食べ、最終日の釣り場付近のコンビニの駐車場に車を止め、
前夜に引き続き、車の中で、いしばしさんと酒を飲みながら、釣り談義を交わした後、
しばしの仮眠を取ることにした。
明日はタヌPONさんが合流してくれるので楽しみである。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・チヌ7枚(33.5cm〜26cm)、他
いしばしさん・・・・チヌ9枚、他
いしばしさんの釣果である。
前日に引き続き、2桁とはいかなかったものの、9枚はさすがである。
いしばしさんの御指導の下、アジとチャリコの干物が完成しました。
後に食べたが、美味しかったよ〜!