日時 2009/08/31(月) 6:30 〜 18:10
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 2:39 17:08  10:05 22:28 
天気 晴れ時々曇り 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 直川 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 24.0 Cm 〜 42.0 Cm ? kg 〜 ? kg 13 匹    
ヘダイ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
今回も深場での釣行となった。
当初、私も含めて4人での釣行を予定していたのだが、うち2人が都合で行けなくなったので、
私と楽釣さんの2人だけになってしまった。
しかも、楽釣さんは夕方から用事があるために午後3時過ぎには納竿予定だ。
一方、私は暗くなるまでする予定なので、当日は午前5時30分に現地集合となった。

 私は少し遅れての到着となってしまった。
「すみません!」
そして重い荷物を持って釣り場に向かい、釣り座を確保することができた。
波止にはヌカの跡が残っているが、当日の紀州釣り師は我々だけであり、
私の右隣に楽釣さんが釣り座を構えることになった。

 早速準備を済ませ、午前6時30分頃に釣り開始となった。
私より少し前に開始した楽釣さんによると、潮は左に速く流れているとのことであったが、
その通りに潮が速かったので、タナを一気に深くして続けていると、どうやら上潮だけが
速く流れているようである。
開始早々いきなり、きつい状況からのスタートに面食らったが、攻略し甲斐があるので、
最近はこういう厳しい状況を楽しめるようになった。

 数投後、オキアミが取られるようになってきて、その後もオキアミは残ってくることはないので、
エサ取りはやはり多そうである。
たくさんのエサ取りを交わす夏場の釣りもまた、攻略し甲斐があるというものだ。

 しばらくすると、潮は幾分緩んで釣りやすくなった。
タナはそのままで続けていると、寝ウキが右斜めに一気に入っていったので合わせると、
一瞬重さを感じたが、次の瞬間軽くなった。
引きを感じる時間はなかったが、仕掛けを回収すると、針だけがキレイに取られているので、
おそらくフグの仕業であろう。
この後も潮が少し緩んだせいか、フグの猛攻が続いた。
それでもダンゴを投げ続け、いつか来るチャンスを待つしかない。

 そして、チャンスは前触れもなく訪れた。
午前9時前、寝ウキが再び右斜めに一気に入っていった。
またフグかと思いながら合わせると、竿先をコンコン叩く心地良い引きが腕に伝わってきた。
上がってきたのは案の定、30cm強のチヌだった。
楽釣さんの教え通り、「とりあえず1枚!」を釣ることができ、すごく落ち着くことが出来た。

 程なくして、楽釣さんも35cm前後のチヌを釣った。
おめでとうございます。
もちろん、ここからは楽釣劇場が始まる予感が・・・・。

 この後、潮が再び左に速くなった。
朝一、底潮は流れてなかったが、今は底潮も流れているようなので、まだ釣りやすい状況である。
しかし、左前からの強風がたまに吹いてくるので、道糸が風の影響を受けないようにと、
海面下に沈めて、ダンゴの割れを少し早くして、タナは少し深くして臨むが、
この間も、もちろんアタリは無いものの、エサだけは取られてくるのだ。

 しばらくして、ようやく潮が緩んできたので、タナを少しだけ浅くし、エサはボケに変更した。
それでもボケはすぐに取られてくるが、数投後に寝ウキが一気に入ったアタリで上がってきたのは
25cmくらいのチヌであった。
久しぶりの本命ゲットで、ここから連チャンしたいところだ。

 少しして、楽釣さんが大きく竿を曲げた。
やり取りを見ていると、かなりの大物のようで、ようやく海面に姿を現したのは良型のチヌであった。
タモを持って駆けつけようとすると、私にも前アタリの後、寝ウキがスーッと入っていったので合わせた。
竿先をコンコン叩いているので、おそらく本命だろうと確信しながら、楽釣さんのタモ入れを
見ていると、上がってきたチヌは40cmを超えていた。
一方、やりとりをしている私の方はというと、難なく足下に寄せてきてタモ入れをし、
上がってきたのはやはり30cmほどのチヌだった。
これで私は3枚目である。

 この直後、楽釣さんの竿が再び大きく曲がっている。
楽釣さんお得意の連チャンモード突入だ!
と思いきや、痛恨のバラシ!
滅多に見られない楽釣さんのバラシだった。
ハリスに傷が入っていたらしく、ハリス切れだったらしい。
残念!
楽釣さんはこのバラシの後、アタリからしばらく遠ざかってしまった。
もちろん、バラシの影響かどうかは分かりませんが・・・。

 その後、強い向かい風は少しマシになってきたが、私もしばらく小康状態に入ってしまった。
こういう状況でも、時合いはいつ来るか分からないので、しぶとくダンゴを投げ続けるしかない。

 そして1時間以上過ぎただろうか、沈黙を破るように次の1枚を釣ったのは意外にも私だった(笑)。
ゲットしたチヌは25cmであった。
すると、数投後に強烈な引きが腕に伝わってきた。
これは今日一番の引きであることは間違いない。
掛けた瞬間に突っ込まれたが耐え、慎重にやり取りをし、足下に寄せてきてからも、
もう一度突っ込まれたが、何とか耐えて、上がってきたチヌは40cm強だった。
ヤッター!

 この後、向かい風が再び強くなったが、沈黙を保っていた楽釣さんも久々のアタリをとらえ、
ようやく追加し始めた。
私も何枚か追加していき、そのうち、40cm強のチヌをもう1枚追加することが出来た。

 そして、午後3時過ぎ、楽釣さんは予定通りに納竿し、「頑張ってね!」と私に言葉を残し、
釣り場を後にした。
楽釣さんは5枚の釣果だった。
短い時間ながら、さすがの釣果である。

 釣り場に1人残された私は、この時点で7枚釣っていたが、順調に枚数を重ね、
久々の2ケタに達することができた。
ちょうど10枚目が25cmあるかないかのキビレだった。

 この後も追加していき、極めつけは、潮が速くなったのでタナを一気に深くした直後、
ウキ止めが寝ウキまで全然いっていなかったが、寝ウキがモゾモゾして立ったので合わせると、
35cm前後のチヌをゲットできたことだった。
エサを一気に飲み込んだ後、走ったのだろう。

 そして、寝ウキが微妙な動きをしていたので合わせると、根掛かりだった。
仕掛けを強引に引っ張ると高切れしてしまった。
いしばしさん作の寝ウキは何とか回収できたが、仕掛けを作り直す気力もなく、
周りも暗くなりつつあったので納竿とした。
午後6時過ぎだった。

 後半は寝ウキが一気に入っていくアタリが多く、掛けた瞬間の突っ込みに何とか耐え、
足下に寄せてきても突っ込まれることが多かった。
上がってきたのは35cm前後の回遊チヌだったので、うまくすれば枚数をもっと追加できたであろう。
ただ、私の腕では13枚を釣るのが精一杯であった。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・13枚(42cm〜24cm)、ヘダイ、他
楽釣さん・・・・・・・5枚(41cm〜26cm)、ヘダイ、他
楽釣さんの釣果です。
午後3時までの釣果なのですが、良型を含む5枚はさすがです。
ヘダイも美味しそう!!