日時 2009/09/21(月) 8:00 〜 18:10
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 三重県某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:22 19:09  1:01 13:16 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 四宮、直川、いしばしさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
マダイ 20.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
ヘダイ 21.0 Cm 〜 21.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
写真
 那賀紀州FC恒例のお盆紀州釣り遠征(広島)が終わり、毎年1回の遠征だけだったのだが、
今回は、いしばしさんとのお盆の広島遠征の際に、去年の三重県遠征で良い思いをしたので、
「今年も三重県遠征に行こう!」ということになった。
しかも、今年は秋の大型連休のシルバーウィークがあるので日程がすぐ決定した。
三重県と言えば、MFG所属の徳山さんなので、いしばしさんは早速連絡を取って、
9/21〜9/22の三重県遠征が急遽決定したのだ。
参加するメンバーは、私&いしばしさん&磯吉さん&楽釣さんの4人と、徳山さんであった。
ただ、徳山さんは22日だけの合流となった。

 当日は、前夜に私と磯吉さんが同窓会に出席のために、楽釣号(楽釣さん&磯吉さん)と
いしばし号(いしばしさん&私)の2台に分かれて、午前1時にマックス(インター店)に集合して
出発した。

 シルバーウィークということだが、三重県までは地道での走行だったので、渋滞することなく、
順調に車を走らせてくれて、明るくなりつつあった午前5時過ぎ、1日目に予定していた
波止に到着すると、既にたくさんの釣り人が陣取っていて、我々紀州釣り師4人が入る隙間はないのだ。

 それで、急遽2日目に予定していた波止に場所変更することにした。
1時間弱ほど移動すると、ここでも釣り客が多いとはいえ、波止全体が広いゆえに
残された釣り座はたくさんあるので、我々4人が横一線に陣取ることに成功した。
左から、私(緑のクーラーボックス)、いしばしさん、楽釣さん、磯吉さんの順である。

 私は車に忘れ物をしたり、準備が遅くなり、午前8時に釣り開始となった。
タナは竿2本ちょいである。
その3投後にはオキアミが取られてきたので、エサ取りの活性が高いかと思いきや、
オキアミが取られてきたのは、この1回だけで、この後はオキアミは残ってくる。

 前からの向かい風が右からの風に変わり、潮も朝一に止まっていたが、左に流れるようになった。
そして、その数投後、アタリもないまま、仕掛けを回収すると、20cmほどのチャリコが釣れた。
ベタハワセだけに小松さん曰く「音無しの構え」である。
この後、エサが取られなくなり、ずっと残ってくるようになり、我慢?&暇?な釣りになった。

 しばらく小康状態が続いていたが、午前11時を過ぎた頃、風が後ろからの追い風となった。
ここで、楽釣さんは、奥義「気配消し」とばかりに団子を投げてから、自分の釣り座を離れて
いしばしさんと話をしていた。
すると、奥義炸裂とばかりに楽釣さんは30cm強のチヌをゲットした。
この厳しい状況下でのゲットはさすがである。

 しばらくして、寝ウキが一気に入ったので合わせると、乗った!
本命らしく、竿先をコンコン叩いているので、本命だと疑うことなく上げてくると、
30cm弱のチャリコだったので、ショックだったが、気を取り直してチヌゲットを目指す。

 この後、潮は右に左にふらつき始め、エサも相変わらず残ってきて、暇な釣りが展開していた。
しかも、前夜は同窓会に出席して一睡もせずに乗せてきてもらって暇な釣りをしていると、
急に眠くなり、持っている竿を落としそうになったので、午後1時過ぎ、いしばしさんの車に戻って、
しばしの仮眠を取ることにした。

 1時間ちょっとの仮眠から目覚め、午後2時30分に釣りを再開した。
私が仮眠している間、他の3人はエサ取りに苦労し、針ごと取られる事も多いとか。
魚の活性がやっと高くなってきたということで、期待が持てる!!
しばらく続けていると、私にもエサが取られ始めたが、数回取られただけで再び残ってきた。

 ここで、1人の釣り人が私の元にやって来た。
その人は京都の紀州釣り師とのこと。
「状況はどうですか?」と聞いてきたので、「ダメですね。」と私は答えると、その紀州釣り師も
ダメだということであった。
でも、三重周辺にもたまにやって来るとのことで、話が弾み、「半蔵さん知ってます?」と言ってきた。
私は「半蔵さんなら、よく知っていますよ。私のHPからもリンク貼っているし。」と答えた。
すると、「この辺で紀州釣りをやっている人にとっては半蔵さんは有名ですよ」とのことだった。
この後、京都の紀州釣り師(後に私の掲示板にやって来てくれたヤスダさん)と色々な話をし、
お互いに厳しい状況だが、「頑張りましょう!」と誓い合って別れた。

 その直後に、磯吉さんが大きく竿を曲げた。
やり取りを見ていると、チヌっぽい!
しかし姿を現したのは長いヤツ(ボラ)だった。
あ〜あ(泣)。
しかし、ボラが釣れたということはチヌも近くにいるはずなので、私もこの後の巻き返しに期待する。

 しばらくして、雰囲気も良くなり、私にもアタリが続出した。
そのうちの幾つかは素バリを引いたが、エサ取りの代名詞であるフグも釣れ始めた。
すると、ダンゴを割りに来たかと思うと、寝ウキがスーッと入っていった。
それで合わせると、竿先をコンコン叩きながら、上がってきたのは何と、期待はずれながら、
40cmほどのボラだった。
この時、午後5時30分過ぎだった。

 この後、午後6時前に20cmほどのヘダイを釣ったが、午後6時過ぎに、このまま納竿となった。
結局、楽釣さんがチヌを1枚ゲットし、私はチャリコとヘダイを釣っただけであった。

 納竿後、予想外にチヌが釣れなかっただけに、チヌの代わりとなる豚肉や鶏肉を買い出して
明くる日の釣り場に移動し、いしばしシェフによる夕食会が行われた。

 凄腕料理人いしばしさんによって、次々と食卓に料理が並んでいきました。
この日、4人で釣ったチヌ&マダイ&チャリコ&アコウなどは楽釣さんが、さばいてくれました。
私、磯吉さん、楽釣さん、いしばしさんの4人による大宴会は盛り上がり、釣り談義にも花が咲き、
楽しい夕食会になった。
そして、明日の釣行に備えて、終了した。
初めての釣り場だったが、厳しかったなあ。
チヌは釣れなかったが、チャリコ28cmとヘダイ20cmを何とか釣れて、夕食の食材に貢献できた?
厳しい中、楽釣さんはさすがに本命をゲットしました。
この日、この釣り場での紀州釣り師では唯一の1枚であった。
さすがです。