日時 2009/09/27(日) 6:30 〜 18:10
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 田ノ浦漁港
メモ  
満潮 干潮
小潮 15:16 22:17  6:52 20:42 
天気 晴れのち曇り 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 直川、直川甥っ子、S氏、N氏、K氏、K氏 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 32.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は久しぶりの田ノ浦漁港で、楽釣さん繋がりの人たちと御一緒させてもらうことになった。
楽釣さん、楽釣さんの甥っ子さん、S氏、N氏、K氏、K氏である。
S氏とN氏は以前に御一緒させてもらったことがあるので知っている。

 当日は現地集合ということで、私は午前6時前に駐車場に到着した。
ここで楽釣さんに電話をすると、楽釣さんたち一行は先ほど到着して、波止に向かって歩いて
いるとのことである。
そして私も荷物を整理して波止に向かった。

 波止に着くと、まずは、みなさんにご挨拶をした。
楽釣さん一行が場所取りをしてくれていて、私の釣り座が既に決まっていたので、
荷物を置いて入らせてもらった。
本命ポイントには楽釣さんの甥っ子さんが入り、甥っ子さんを挟んで左にN氏、右に楽釣さん、
楽釣さんの右に私、K氏、S氏、K氏の順に並ぶことになった。
K氏が2人いて紛らわしいので、一番右端のK氏をK2氏としましょう。

 私も準備が終わって午前6時30分過ぎに釣りを開始した。
潮は左に流れているようだが、左からの風が強くて、ウキは右に流されていく。
非常に釣りづらい状況だ。
とりあえず、タナを大きく取ることにした。
1時間ほどすると、風は少しマシになった。

 すると、午前8時頃にS氏が何かを掛けた。
上がってきたのは30cmほどのチヌであった。
さすがである。
一方、私はというと、最初の3投だけエサが取られてきたが、その後は全く取られてこない。
これは珍しい現象だが・・・・。
この後、風はどんどん収まってきて、釣りやすい状況になりつつあるが、
2時間ほど、この状態が続くことになった。

 そして、ようやくエサが取られ始めた。
それでタナを深くして、這わせ幅を大きく取っていく。
それでも太刀打ちできないほどの数のエサ取りが集まってきたようで、良い感じになってきた。
これぞ、和歌山の紀州釣りっていう感じである。

 ここで、ダンゴにアミエビを少し入れて、ダンゴを持たせる方向で続けていくことにした。
すると、エサは取られ続けて針が取られることもしばしばあり、我慢の釣りが続くことになるが、
私にとってエサ取りが多い釣りは得意の釣りなので期待が持てる。

 そのうち、N氏が大きく合わせると、竿が大きく曲がった。
やり取りを見ていると、チヌっぽい。
すかさず、S氏が駆け寄り、タモ入れ係として見守っていた。
すると、水面に姿を現したのは40cmほどのチヌであり、慎重に足下に寄せてきて、
タモ入れしようとした時に、チヌが針から外れて逃げていった。
残念でした!
タモ入れ寸前のバラシだけに、N氏のショックは大きかったであろう。

 少しして、楽釣さんの甥っ子さんのウキが一気に入って合わせた。
この時もすかさず、S氏がタモ入れに走っていた。
しかし、すぐに根に入られたようで、根掛かりした。
この状況に甥っ子さんはガックリしたが、それ以上にS氏がガックリしていた(笑)。
後に分かったのだが、アタリの後、根に入られる魚はどうやらゴンズイの仕業のようだ。

 午後に入って右からの風が再び強くなり、潮も左に流れ始めて釣りづらくなったが、
すぐに風が収まり、この後は風が強く吹くことはなかった。
そして、タナを少し深くした私のウキに本日初めてアタリがあった。
流していた寝ウキが一気に入ったので合わせると、素バリを引いてしまった(泣)。
本日初めてのアタリがあっただけに、良い感じになってきたと期待したい。

 この直後、N氏は先ほどのバラシのショックから立ち直り、30cm強のチヌをゲットした。
本当は、これで2枚目ゲットだったのにねえ(笑)。
さすがです。
この後は潮が右に左にふらついて、小康状態が続くことになった。

 午後2時30分過ぎにダンゴが無くなり、ダンゴ第二弾を練って釣りを再開した。
しばらくして、私の寝ウキが一気に入って合わせるが、今回も素バリを引いた。
アタリがポツポツ出てきたが、針になかなか乗らないので、少し焦りが出てきた。

 そんな時、S氏の竿が大きく曲がった。
「朝一以来の2枚目ゲットか!」と思いきや、少しのやり取りの後、痛恨の針ハズレだった。
残念でした。

 その直後、私にも本日最大のチャンスが到来した。
ダンゴを割りに来るヤツがやってきて、ダンゴが着底してもなお割っているようだ。
このままアタリが出れば、回遊チヌの可能性が高いと思っていながら待っていると、
寝ウキが立ってすぐに寝る前アタリがあり、すぐに立ってスーッと入っていった。
少し待って合わせると乗ったあ〜!!
紛らわしい引きだったが、上がってきたのは30cm強のチヌであった。
しかも回遊チヌだっただけに、回遊の群れを居着かせて連チャンをするべく、空ダンゴを打った。
この時、午後3時30分を少し回っていた。

 すかさず仕掛けを投入するが、今度はダンゴを割りに来ることは無く、着底した。
回遊チヌはどこかに行ってしまったのか?
数十秒後、寝ウキが一気に入り、やはり回遊チヌが残っていたと期待しながら合わせると、
引きが余りにも小さい(泣)。
上がってきたのは15cmほどのシマイサギの子どもだった。

 空ダンゴを打ちつつ続けるが、回遊の群れが小さかったのか、1匹狼の回遊チヌだったのか、
回遊チヌを居着かせることが出来なかった。
朝一にS氏が釣ったチヌも回遊チヌだったことから、本日は居着きのチヌを期待するより、
回遊チヌの小さい群れが回ってくるのを期待する方が良いようだ。
しかし、その小さい群れを居着かせることは難しく、厳しい釣りが続くことになった。

 午後5時30分、私と楽釣さんを残し、他のメンバーが帰っていった。
曇りの空がだんだんと暗くなっていき、しぶとく釣っていた私も午後6時過ぎに納竿とした。

 この時期の和歌山での紀州釣りでは、エサが常に取られてくるという状況は、
当たり前のことなので、我々地元の紀州釣り師にとっては、お得意のはずである。
でも、本日は少し様子が違ったのか、厳しかった。
凄腕楽釣さんがボーズに終わったことが、それを物語っている。
私は一瞬の回遊チヌの時合いをたまたま物に出来たお陰で、ボーズを間逃れることができたのだ。
良かった。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・チヌ1枚(32cm)、他
楽釣さん・・・・・・・・他
楽釣甥っ子さん・・・他
S氏・・・・・・・・・・・・チヌ1枚(30cm)、他
N氏・・・・・・・・・・・・チヌ1枚(30cm)、他
K氏・・・・・・・・・・・・他
K2氏・・・・・・・・・・・他