日時 2009/10/11(日) 6:30 〜 17:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南市某波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 12:36 22:06  4:55 17:16 
天気 晴れ時々曇り 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 楽弟子さん 備考  
釣り方  
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 28.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
ヘダイ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は楽釣さん&楽弟子さんと釣行予定だったのだが、楽釣さんが急遽都合が悪くなった
ということで、私と楽弟子さんの2人での釣行になった。
楽釣師匠抜きで、楽弟子さんと私との釣行は少し気が引けるのだが・・・・(笑)。

 それはともかく、楽弟子さんを迎えに行き、現地に着いたのは午前5時を回っていた。
早速、波止に行くと、タチウオ釣りの客が数人いて、紀州釣り師が既に2人陣取っていたが、
優しい常連さんT氏が、「もう帰るから。」といって、我々のために釣り座を空けてくれました。
有り難うございました。
私と楽弟子さんは、とりあえず釣り座を確保することができたので準備を始めた。
先客の紀州釣り師2人の手前に私と楽弟子さんが陣取ることができた。

 私が準備中に、右側の紀州釣り師がいきなり30cm前後のチヌを釣ったのだ。
私は慌てて準備を済ませ、午前6時30分に開始した。

 開始直後は潮が止まっていて、3投目にしてオキアミは取られてくる。
続けていると、潮は左に流れ始めたかと思いきや、右に流れたりと、ふらついている。
その間にもオキアミだけはキッチリと取られてくるので、タナを1ヒロほど深くして、
這わせ幅を更に取ることにした。
しかし、ウキ止めが寝ウキに行くまでにオキアミは取られてくる。

 それで、たくさんのエサ取りを交わすためにアミエビを少し追加し、ダンゴを割れにくくして、
持たせる方向で続けた。
しかし、オキアミだけではエサ取りを交わせないので、ボケを投入することにした。
ただ、3日前の台風の影響で、生きボケは各釣具店に入荷できていないということで、
何とか入手できた冷凍ボケの投入である。
いち早く、ボケを投入した楽弟子さんは、ボケが残ってくるとのことだったが、
私はボケ投入1投目から、取られてくる状況である。
釣り座の違いもあるが、タナの違いもあるのだろう。
この後も常にオキアミ&ボケは取られてきて、エサ取りまみれの紀州釣りこそ、
和歌山の紀州釣りって感じなので、私が好きな紀州釣りスタイルである。

 私が好きな紀州釣りスタイルだが、私は沈黙を保っていた。
それとは裏腹に、先客の紀州釣り師2人は3枚ずつ釣った。
その紀州釣り師2人は、この深場にして、タナは、ほぼトントンだった。
今でこそ、私はベタ這わせをしているが、3年前まではタナトントンでやっていたので、
久しぶりにタナを詰めて、トントンでやろうかと一瞬思ったが、やっと確立した這わせスタイルを
崩すことなく、自分の釣りに徹することにした。

 そして、這わせの師匠である楽釣さんから、応援メールが届いた。
私にとっては最大の励みになりました。
楽釣師匠有り難うございました。
すると、その直後に本日初めてのアタリがあった。
寝ウキが一気に入っていったので合わせると、上がってきたのはまずまずのフグであった。
普段ならガッカリするのだが、本日初めて魚を掛けたということで、期待を持てる気がした。

 そして午前9時過ぎ、一番右側の紀州釣り師の竿が大きく曲がった。
大型チヌか?
それとも?
上がってきたのは、丸々太ったボラであった。
残念でした。
その直後、私の寝ウキにもアタリがあった。
寝ウキが立ったかと思うと、スーッと入っていったので合わせると、心地良い引きが腕に伝わる。
案の定、上がってきたのは30cm前後のチヌであった。
しかも回遊チヌなので連チャンを目指す。

 その思いが通じたのか、寝ウキが一気に入った。
合わせると、まずまずの引きで、本命っぽいのだ。
少しのやり取りの末、痛恨のバラシ!
仕掛けを回収すると、針が無くなっていた。
フグの仕業なのか、ハリスに傷が付いていたせいで本命をバラしたのか、どちらか分かりませんが、
いずれにしても、回遊チヌを居着かせることができなかった。

 この後も、潮は右に左にふらつき、しかもメチャクチャ速い時もあり、釣りづらかったが、
タナを深くして臨んだ。
しかし、厳しい状況が続くことになった。

 そして、ようやく沈黙を破ったのは楽弟子さんだった。
ふと見ると、楽弟子さんの竿が曲がっていて、上がってきたのは25cm未満のチヌだった。
おめでとうございます。
本人は居食いだっただけに不満そうだったが、厳しい状況下でのこの1枚は、さすがである。
この頃から、右からの向かい風が強くなり、更に釣りづらくなった。
しかも、波も高くなってきた。

 ここで小康状態が続いていただけに、昼食タイムとした。
昼食休憩もそこそこに、午前11時30分に釣りを再開した。

 再開すると、潮は複雑になっていた。
相変わらず、右からの向かい風は強く、上潮は左に、底潮は右に流れている。
それで、タナを一気に深くして臨むが、エサだけが取られてくる。

 しばらく小康状態が続いていたが、寝ウキがスーッと入っていったので合わせると、
まずまずの引きながら、本命っぽい。
いきなり突っ込まれたが、何とか立て直して、やり取りをし、ようやく寝ウキが見えてきたところで、
痛恨のバラシ!
仕掛けを回収すると、針が無くなっていた。
しかし、今回はハリスがザラザラになっていたので、フグにやられたのではなく、
掛けた瞬間に根に突っ込まれ、ハリスに傷が入ってしまったようだ。
それだけにバラした魚はチヌだったかもしれない(泣)。

 この後も相変わらずエサだけが取られてくる状況のまま、しばらく我慢の釣りが続くことになった。
そして夕方になると、風はたまに緩むようになってきたので、たまに風が緩む時にダンゴを投げて、
仕掛けを馴染みやすいようにした。
それでも向かい風は強い時も多いので、タナを深くした。

 その直後だった。
手前にあった私の寝ウキが一気に入っていったので合わせると、本命っぽい引きだ。
上がってきたのはやはり30cm前後の本命だった。
やっと本日2枚目ゲットした時には、午後4時を回っていた。
これも回遊チヌだっただけに、居着かせるために空ダンゴを打つが、今回も居着かせることは
できなかった。
前回釣行(田ノ浦)でも居着かせることができないのは、回遊の群れが小さいからだろうか。
結局、私は薄暗くなるまで続けたが、このまま回遊チヌを追加することはできなかった。

 右隣の紀州釣り師は午前中に3枚釣ったが、午後からは沈黙したままだった。
楽弟子さんも午前中の1枚に終わった。
私は午前中に1枚で、夕方にもう1枚追加するのがやっとのことでした。
午後に入ってから、波止場にいる紀州釣り師5人の中でチヌを釣ったのは私だけだった。
それにしてもしんどい釣りだった(泣)。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・チヌ2枚(30cm、28cm)、ヘダイ1枚(23cm)、他
楽弟子さん・・・・・・チヌ1枚(22cm)
楽弟子さんの釣果です。
居食いでしたが、厳しい状況だったので貴重な1枚でした。