日時 2009/10/12(月) 6:45 〜 17:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南市某波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 14:22   6:24 20:16 
天気 晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 井上、四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
さなぎ細びき  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 26.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 6 匹    
ヘダイ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 3連休の最終日、チヌ吉さん・磯吉さんと3人で海南市某波止へ行ってきました。
当日はチヌ吉さんが迎えに来てくれることになりました。
時間の相談をした結果、4時半で大丈夫だろうということにしましたが、途中、磯吉さんを迎えに
行ったり、エサ屋に寄ったり、自分たちの食料を買ったりしながら現地に向かうと、
結構時間がかかり、到着するころには辺りは完全に明るくなってしまいました。
今日の釣り場は、狭い波止で人気もあるため、場所の確保が出来るかどうかを心配していました。
案の定、結構な釣り人が既に竿を出していて、遠目には3人分の釣り座確保が難しそうでした。
ダメもとで様子を見に行くと、紀州釣り師も数人居ましたが、太刀魚狙いやサビキでのアジ狙いの
釣り人も居たので、少し待てば釣り座が空きそうな感じもありました。
幸い、この釣り場でよくお会いする、常連さんもサビキでアジ釣りをしていたので、
僕たちの為に快く場所を空けてくれたこともあって、3人が竿を出す釣り座を十分に確保する
ことができました。

 場所も確保し、ダンゴを作っていると根元付近で太刀魚狙いをしていた釣り人が帰ったので、
その場所には磯吉さんに入ってもらうことにしました。
僕が先端の外向きに、チヌ吉さんはその隣りに釣り座を構えました。
『チヌ吉釣行記』にも書かれていると思いますが、チヌ吉さんは前日にも此処で竿を出しています。
しかし、あまり状況は良くなかったようで、2枚しか釣れなかったようです。
それを聞いていたので、僕としては場所を変えた方が良いのではないかと提案しましたが、
チヌ吉さんはぜひとも昨日のリベンジを果たしたいとのことで、チヌ吉さんは連ちゃんで
同じ波止の挑戦となりました。
僕だったら、場所を変えていたような気がします。
このあたりは僕も見習わなくてはいけないところだと思っています。

 さて、釣りの方ですが一投目から居食いで何やら魚が掛かっています。
ビンビンと震えるような感触ですが、もしかしたら小チヌかもしれないと少しの期待をしながら
姿を確認すると、残念ながら"ムギメシ"でした。
その後も、大半はエサが取られる状況が続きますが、アタリも無くエサだけが取られていきます。

 今日は目の前に巨大なタンカー停泊していますが、常連さんの情報によると、
そろそろ今日あたり出発するのではないかということです。
ここの波止では目の前の工場に大型タンカーが入港したり出港したりすることが時々あります。
入港の時はそれほどでもないのですが、出港の時はタグボートが全力でスクリューを回し、
最終的にはタンカーがスクリューを回して出ていくので海の中はかき回されて、
それまで作っていたポイントはすべて消え去ってしまいます。
そうなってしまうと、また一からポイント作りを始めなくてはいけません。

 始めてから2時間くらい経ったころ、タンカーがいよいよ出港の準備を始めました。
大型だけに出港までにはもう少し時間があると思いますが、出来る事なら出向までに
1枚でも本命を釣っておきたいところです。
願いが通じたのか、一投目と同じように居食いで何か掛かっています。
ムギメシと同じような感じですが、上がってきたのは小さいながらも本命でした。

 このあと、間もなくタンカーが動き出し、目の前の海はスクリューでかき回され、
真茶色になってしまいました。
そしてしばらくは紀州釣りが出来ないほどに潮が流れ続けました。

 ようやく潮も緩み、釣りを再開できるようになりましたが、今度はエサが全く取られない状態に
なってしまいました。
一度濁ってしまった海はなかなか元の色に戻ってくれません。
その上、徐々に向かい風も強くなってきたので、思い切って場所を変えて内向きに移動して
みることにしました。

 ここでは一投目からエサどころかハリまで取られてしまいました。
エサ取りの活性も高そうなので、ここでしばらく続けようと思っていました。
ところが波止中央付近で、紀州釣りをしていた常連さんが帰られるとのことなので、
代わりに入ることにしました。
実は表向きで釣りをしているときに、僕のポイントではほとんどエサが取られない中で、
この常連さんの場所ではエサが取られていることを見ていたので代わることを決めました。

 すると、場所替えをしてすぐにウキが入り、30センチ強の本命が釣れました。
続いてヘダイを挟みまたも本命が釣れました。場所替え大正解でした(*^_^*)
この様子ならどんどん枚数も伸びそうかなって、甘く考えはじめましたが、
それからパッタリと止まってしまい、なかなか次が続きません。
相変わらず、エサだけは残ってくる事無く取られ続けます。
ダンゴをしっかり締めて持たせようとしますが、アタリが出ることなくエサが無くなります。

 そこで、思い切ってアミエビを少し入れすぎかなと思う位に追加し、ダンゴに粘りを持たせ、
エサ取りに割られにくいダンゴにしました。
すると、一発でウキが消し込み4枚目が釣れました。
狙い通りに釣れましたが、またまた後が続きません。

 しかし、何とか一枚をまたも居食いで追加し、次を目指してチヌ吉さんの隣で話をしながら
ウキを見ていました。
たばこを吸おうと火を付けている僅かな隙にウキが消えています。
見落としているのかなっと探していると、何とミキイトが動き出しました!
すごくやる気のあるチヌがエサをくわえて走り出していたようです。

 6枚目を釣り、これから夕方のジアイ突入かと思われましたが、あれほど猛威を奮っていた
エサ取りが消え、海の中は静まり返ってしまいました。
結局それ以上は釣れませんでした。
どういうわけか、最近ここの波止は夕方にはエサ取りが消え、釣れなくなる状態が続いている
ように思います。