日時 2009/11/01(日) 7:30 〜 16:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 柏漁港
メモ  
満潮 干潮
大潮 5:11 17:02  11:07 23:23 
天気 晴れ後雨 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方  
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 36.0 Cm 〜 36.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ヘダイ 23.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
写真
 今回は同行予定だった楽釣さん&楽弟子さんが急遽、都合が悪くなり、私としては久しぶりに
単独釣行となってしまった。
前日に楽釣さんから、以下のような連絡が入った。
「海南某波止において、午前中で4枚釣った人がいる。」
この連絡を受け、私は海南某波止に向かうことにした。

 当日、魚&私のエサを買い、午前5時30分に現場に到着すると、まだ薄暗い中、
タチウオ釣りをしている釣り客も多いが、5人の紀州釣り師が既に場所取りをしていたので、
私の入る余地は無いのだ(泣)。

 ここで、私はある決断を下した。
本日は午後から雨の予報なので、カッパを持参しているが、土砂降りになるとも言っていたので、
土砂降りになったら、すぐに車に避難できる釣り場を思い浮かべて探した。
そして、以前から一度行きたかった中紀地方の柏漁港に向かうことにした。
開拓の虫がウズウズしてきた(笑)。

 そして柏漁港に着いた頃には、午前7時を回っていた。
すると、波止場には釣り客は少なく、紀州釣り師が2人いた。
状況を聞くと、エサ取りはそこそこいるが、本命はまだ釣れていないとのことだった。
それで、私はその紀州釣り師の右側に陣取らせてもらうことにした。

 周りはすっかり明るくなっていたので、慌てて準備を済ませ、午前7時30分過ぎに開始となった。
初めての釣り場だけに、気になる水深は竿2本弱であった。
この時期にしては微妙な水深であるが、心配していた思いも裏腹に、ちょいハワセに設定して
2投目にはオキアミが取られてきたのだ。
この後もエサは取られ、アタリこそ無いものの、針まで取られてくる。
この時期にして真夏の釣りのような雰囲気だ(驚)。

 既に明るくなった釣り場では快晴そのもので、風が止むと汗が出てくるので、上着を脱いで
Tシャツ1枚で十分である。
午後から雨が降ってくるなんて、そんな感じは全く無い。
まあ、とりあえず雨が降ってくるまでに1枚は釣っておきたいところだ。
それで、ダンゴの割れを遅くし、ハワセ幅を大きくしていき、アタリを待っていた。

 すると1時間ほどして、ようやく本日初めてのアタリがあった。
寝ウキがスーッと右斜めに入っていったので合わせると、強烈な引きが腕に伝わってきた。
魚は横に走り、なかなかこちらに寄ってこないので、おそらくボラだろう。
格闘の末にようやく姿を見せたのはやはり巨大なボラだった。
隣の紀州釣り師にタモで掬ってもらった。
有り難うございました。
ボラが居るということは、チヌも居るはずなので、俄然やる気になった。

 続けていると、魚がダンゴを激しく割りにきているのか、割れが速くなったようなので、
アミエビを少し混ぜて持たせるようにした。
その直後にエサが残ってきたので、「いよいよ勝負の時か?」と力を入れたが、その次からは
再びエサが取られてきて、以降も残ってくることはなく、魚との我慢くらべが続くことになった。

 朝一から潮は止まっていることが多いが、たまに右に左にフラフラとゆっくり流れることもある。
それにしても、あまりはっきりとした流れがない。
そんな時、左に速く流れ始めた。
それと同時にタナを一気に深くして続けていると、寝ウキが一気に入った。
合わせるが、素バリを引いた(泣)。
この後もアタリはそこそこあるものの、素バリを引くこともしばしばであった。
針を時々取られながら、そのうち、エサ取りの大本命のフグが釣れてきた。
しばらくして、潮は再び止まってしまった。

 そして午前10時過ぎには、先ほどまで快晴だった空が急に曇ってきて、肌寒くなってきた。
それで上着を着て続けていた。
しばらくして、寝ウキが立ったので、入っていくのを待っていたが、寝てしまった。
その直後に再び立つも、すぐに寝てしまったので、合わせを入れることが出来なかった。
仕掛けを回収すると、ボケは取られていた。
おそらくエサ取りの仕業であろう。

 その数投後、寝ウキがスーッと入っていった。
少し待って合わせると、乗ったあ〜!!!
まずまずの引きながら、竿先をコンコン叩いているので本命らしいが、ボラの可能性も!
難なく姿を現したのは紛れもなくチヌであった。
今回も隣の紀州釣り師に掬ってもらい、上がってきたチヌは36cmだった。
有り難うございました。
何とか雨が降るまでに1枚ゲットできて良かった。
この直後、雨がポツポツと降り始めた。
これはヤバイとばかりに、カッパを着ることにした。

 その直後に寝ウキが一気に入っていったので合わせると、竿先をコンコン叩いているので、
本命だと期待していたのだが、上がってきたのは、25cmあるかないかのヘダイだった(泣)。
この後もヘダイが連発した。

 そして、しばらくして同じようなアタリで合わせると、強烈な引きが腕に返ってきた。
魚は右に走り、止まらない。
ボラかもしれないが、その正体は分からず、針ごと持って行かれた。
この直後に雨が激しくなり、本降りになってきたので、カッパを着ているとはいえ、
釣りにならないので、車に戻って待機することにした。
この時、午後12時30分を回っていた。

 少しして、雨がマシになってきたので、釣りを再開したが、再び雨が激しくなってきた。
それで、車に戻って待機した。
その後も、「再開→中断」を繰り返し、午後からは釣りにならない。
車の中では「マイナビABCチャンピオンシップ2009」を見ながら、石川遼くんの応援をしていた。

 そして、ようやく激しい雨がマシになってきて、午後3時30分過ぎに釣りを再開することができた。
その直後には寝ウキが一気に入るが、素バリを引いた。
そのうち、針ごと無くなってくることも多く、相変わらずエサ取りが多いようだ。

 この後はヘダイを追加するも、再び雨が激しく降り始め、カッパを着ながら続けていたが、
午後4時30分に納竿とした。
大雨に打たれながらの釣りは寒かった。

 本日は初めての釣り場で新規開拓しようと意気込んだが、何とか1枚ゲットに終わり、
開拓したうちには至らなかった。
今回は時期的に厳しかっただけに、来シーズンは良い時に柏漁港に再び訪れたいと思います。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・チヌ1枚(36cm)、ヘダイ8枚(26cm〜23cm)、他