日時 2009/11/21(土) 6:50 〜 15:50
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 日置川町笠甫(谷口渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:51 19:32  1:54 14:10 
天気 晴れ時々曇り 強い 波高 1.0m 水温 21℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 谷口渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 25.0 Cm 〜 32.5 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹    
イズスミ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
写真
 G杯グレin串本に初めて出場した11/8以来、紀州釣りモードからフカセ釣りモードに完全に
切り替わった私は、今回もグレ狙いのフカセ釣りに行くことになった。
同行させてもらったのは、フカセ釣りの名手である磯吉さんだ。
御指導の程宜しくお願いします。

 1週間前から週間天気予報とのにらめっこが続き、5日前には雨の予報だったが、
2日間になると、曇りマークに変わり、1日前になると、晴れマークに変わっていた。
磯吉さんと同行すれば、雨での釣行確率はホントに低いのだ。
ということは、私も磯吉さんも晴男なのだろう(笑)。

 そして、今回の釣り場は久しぶりに、笠甫の谷口渡船さんのお世話になることにした。
笠甫には昨シーズン(今年1,2月)に3回行ったが、1勝2敗と分が悪いので、リベンジを兼ねて
頑張らなければならない!

 当日は私が磯吉さんを迎えに行き、午前5時30分に現地に到着した。
車の中でしばらく話をして待合室に行き、前船頭さんとお話をしたあと、車に戻って着替えて
出船の準備に備えた。

 既に辺りが明るくなった午前6時30分に出船となった。
我々は、以前から上がりたかったカニ島に上がることができたので楽しみである。
カニ島に上がるや否や、2人で釣り座の下見をしたが、船頭さんのアドバイス通り、
左右に長い磯の左右に分かれることになった。
全く上がったことが無い磯だけに、磯吉さんはいつものように船着き(沖向きに対して右)に、
私は反対側(沖向きに対して左)に陣取ることになった。

 急いで準備をし、午前7時前に釣りを開始した。
私の心の中では、波止での紀州釣りシーズン(チヌ)は既に終わり、フカセ釣りシーズン(グレ)
に突入したので、波止とはまた違う「磯での美味しい空気」を味わっていた。

 開始直後は、Bウキにジンタン4号と6号を1つずつ打ち、2,5ヒロで軽めの仕掛けで開始した。
1投目こそオキアミは残ってきたものの、2投目にしてウキがスーッとシモったので合わせると、
20cmほどのベラが釣れた。
それでタナを2ヒロ強に浅くした直後にウキが一気に入っていったので、すかさず合わせると、
35cm弱のグレをゲットすることが出来た。
開始早々に本命をゲットできて気分が良い。
しかし、この後はエサは取られるものの、アタリがない小康状態が続いた。

 しばらく沈黙を保っていたが、ウキが一気に入ったので合わせると引きは小さく、
30cm弱のイズスミだった。
この後もエサだけはずっと瞬時に取られ、まるでエサ取りパラダイスである(笑)。

 ここで、エサ取り対策として、軽めの仕掛けから、重めの仕掛けに変更した。
2BウキにBのガン玉とジンタン4号&6号を段打ちにした。
しかし、それでも太刀打ちできないほどのエサ取りがいるのだ。
グレも混じっているので、いつかは当たると思いながらやっているが、エサだけが取られてくる
ばかりでアタリは無いのだ。

 それで、沖に流れる潮によって、少しは沖にマキエが効いていると判断し、磯際狙いから
沖狙いに変更した。
マキエは依然として足下に撒き、仕掛けは遠投し、手前に引いてきて竿3本先で止めた。
この時の仕掛けも、重めの仕掛けのままである。
それでもエサ取りはすぐに対応してきて、エサは残ってこない。

 しばらくして、風が依然と強い中、磯吉さんの釣り座では向かい風に耐えられないということで、
私の釣り座の隣にやってきて、磯吉さんは私の左に陣取った。

 そうこうしていると、私のウキが入り、道糸が走ったので合わせると、引きは軽いながらも
上がってきたのは30cmほどのグレだった。
磯吉さん、タモ入れ有り難うございました。
この時、午前11時を少し回っていた。

 しばらくして私も30cm強をもう1枚追加したので、私の釣り座を磯吉さんに譲り、
私は磯吉さんの釣り座でしばらく続けることにした。
すると、磯吉さんは数投後に30cm前後のグレを釣った。
そうして、この後も2人で釣り座を交代しながら続けていった。

 この釣り座では足下に竿1本先までハエ根が突き出しているので魚を掛けたら、
磯吉さんの釣り座近くに移動して魚を足下の根に入られないように右に引っ張り込まなければ
ならない。
そして、潮目が沖に向かって延びていて、先ほどまで磯吉さんがこの釣り座で撒いていた
マキエは沖の方で溜まっているだろうと判断し、仕掛けは竿3本先の潮目付近に投入する。
マキエは足下に撒き、潮目による引かれ潮にゆっくりと乗せていくことにした。

 磯吉さんが苦戦していた釣り座だったが、私の攻め方がこの釣り座に合ったのか、
更に沖まで流していたウキが一気に入ったので合わせた。
まずまずの引きながら難なくゲットしたのは35cm弱のグレだった。
本日4枚目のグレである。

 気を良くして続けていると、再びウキが一気に入り、今度は強烈な引きが腕に伝わってきた。
次の瞬間に魚は一気に足下に走ってきて、やりとりが間に合わず、足下の根に突っ込まれて
しまい、道糸を少し出してテンションを緩めて待つが、魚は根から出ることなく、ジエンド!!
あの速い走りは尾長?

 先ほどのバラシ後、サルカン以下のハリスがザラザラの状態なので、ハリスを交換して続けた。
その1投後、再び強烈なヤツが掛かったと思いきや、僅か数秒で近くの根に突っ込まれてバラシ!
仕掛けを回収すると、ハリスの真ん中付近がザラザラになっていたので、ハリスを再び交換して
続けた。

 すると数投後に、再びウキが一気に入り、合わせると、その強烈な引きに耐えきれず、
道糸を一瞬出してしまったのが致命傷になり、沖にも数々の根があるみたいで、
その根に突っ込まれてハリスを切られてしまった。

 このバラシ以来、私はアタリから遠ざかってしまった。
しかし、私とは対照的に、磯吉さんは怒濤の4連チャンで30cm前後のグレをゲットし、
ここまで4枚ゲットした私に対して、磯吉さんは5枚をゲットし、私を抜いていたのだ。

 ここで、磯吉さんと私は釣り座を交代し、私は元の釣り座に戻った。
しばらくして、私のウキが一気に入ったので合わせると、本日一番の強烈な引きが腕に伝わった。
まずは右の根に突っ込もうとするが、左に引っ張り、根から離すことはできたが、
今度は足下の根に突っ込もうと、強烈なスピードで足下に向かってきたのだ。
そして、足下の根に突っ込まれるのを何とか耐えたかと思っていたのだが・・・・・・・・・。
その強烈な引きに耐え、何とかウキが見えてきて、磯吉さんもタモ入れスタンバイ状態で、
もうすfぐ魚の姿が確認できるかと思った時に痛恨のバラシ!(泣)
仕掛けを回収すると、サルカンの上の道糸がザラザラになっていた(大泣)。
やはり、足下に突っ込まれた時に道糸に傷が入っていたのだろう。
もう少しで魚体を確認できただけに、このバラシはホントにショックだったが、
タモ入れスタンバイしていた磯吉さんは私以上に残念がっていた(笑)。
この時、午後3時前だった。

 納竿の午後4時までは、あと1時間ある。
この時点で、私4枚に対して、磯吉さん5枚であったので、負けず嫌いの私は何とか逆転したい!
しぶとさに定評のある私は、あと1時間で巻き返すことを誓った。

 すると、この後、30cm強のグレ(30cmの尾長を含む)を怒濤の3連チャンでゲットし、
逆転に成功!
尾長をゲットした際には確変状態で尾長を超連発するかと思っていたのだが・・・・・。
そうはうまくいかず、尾長は1枚だけだった。
この時、午後3時30分を過ぎていた。

 磯吉さんも私も納竿間際まで頑張るが、このまま納竿となった。
今回の釣果は笠甫へのリベンジという意味で、私にとっては満足できました。
11月下旬の海はまだエサ取りが多く、おまけにダツまで釣れる始末だった。
まるで真夏の海のようで、寒グレシーズンインまでは程遠いようだった。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・グレ7枚(32.5cm〜25cmだが、ほぼ30cmオーバー)、他
磯吉さん・・・・・・・・グレ5枚(30cm〜31cm)、他
名手磯吉さんの釣果である。
30cm前後を5枚でした。