日時 2009/12/06(日) 7:15 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 白浜町市江(吉丸渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 9:06 20:05  2:13 14:34 
天気 晴れ 強い 波高 3.0m 水温 21.3℃ 気温  
同行者 いしばしさん 備考  
渡船名 吉丸渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレジャックR  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
イガミ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
フエフキダイ 25.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 今回は久しぶり(9/22以来)に、いしばしさんとの釣行となった。
場所は以前から一度行きたいと思っていた市江の磯である。
初めての市江なので、数日前からワクワクしていたのは言うまでもない。

 当日、私はいしばしさんを迎えに行き、午前4時過ぎに和歌山ICを出発して、
途中、エサなどを買い、午前6時前に現地に到着した。
すると、さすが人気の磯らしく、たくさんの車が止まっていた。
それで待合室に行くと、船頭さんなのか、若い兄ちゃんが挨拶をしてくれたので、
我々も「おはようございます。」と挨拶をした。
すると、「今日は波も高いし、風も強いので風裏の磯しか上がれませんよ。」と言われたが、
我々は全く初めての磯なので任せるしかなく、「分かりました。お願いします。」と答えた。

 そして、およそ40人近くの釣り人を乗せた船が、午前6時15分に出船した。
すると、港を出たらすぐに高波が、お出迎えしてくれて、船が大きく揺れる。
まずは港を出て左側(笠甫向き)に曲がり、本日は高波のために波を被っている磯が多く、
船頭さんは危なくない磯をチョイスしながら、釣り人を順に磯に上げていく。
でも、笠甫向きには、もう上がれる磯が無くなったために、椿方面の磯に向きを変えた。
まだ25人くらいの釣り人が残っているようだ。

 そして椿方面の磯にも順に上げていき、残っている釣り人も10人くらいになっていた。
船頭さんが「2人で上がる組はおらんか?」と言ったので、我々2人が上がることにした。
上がった磯は「中島」であったが、市江の磯は初めてゆえに、この磯が良い磯なのか、
シモリ根がどんな状態なのか、全く情報が無いので分からない。
とりあえず、我々が中島に上がったのは午前7時を過ぎていて、最初に磯に上がった人との
時間差は1時間近くあった。
しかし、初めての市江の磯をたくさん見ることができ、逆に得した気分であった。

 磯に上がるや否や、早速下見をしたが、いしばしさんが船着きに、少し右に離れた釣り座に
私が陣取ることになった。
いしばしさんの釣り座も水深は浅いようだが、私の釣り座もかなり浅いので、
深い釣り座を期待していただけに、この時点で早々とテンションが下がってしまった(泣)。

 それにもめげず、仕掛けを早々に済ませ、釣りを開始した。
追い風は強いが、G2ウキで軽めの仕掛けにして、タナを3ヒロほどに大きく取ることで、
2ヒロ前後のタナを探ることにした。

 すると、1投目にしてウキが入っていったのだ。
すかさず合わせると、何か掛かっているが、竿先をコンコン叩いているし、引きは小さい。
上がってきたのはグレではなく、30cm程のフエフキダイだった(泣)。
南紀ではフエフキダイのことを「タマミ」と言う。
この1枚を皮切りに、タマミが3連発した。

 しばらくすると、エサが残り始めたので、仕掛けを変更することにした。
右斜め後ろからの追い風が強く、軽い仕掛けではうまく入っていかないようなので、
2Bウキにガン玉Bにジンタン4号&6号を1つずつ追加し、重い仕掛けで臨むことにした。

 しかし、エサは依然として残ってくるが、数投後にはオキアミの頭が取られ始めたので、
タナを少し浅くすると、早速アタリが出たのだ。
まずまずの引きなので、グレかと思いながら、上がってきたのは35cm前後のタマミであった(泣)。
この後も、グレだと勘違いするサイズのタマミは連発するのだが、タマミが釣れる以外は
エサはほとんど残ってくる。
この時期にして、余りにもエサ取りが少な過ぎるのだ!!

 ここで、ヒットポイントを変更することにした。
朝一から足下に撒いているマキエが効いているであろう竿3本先のポイントでヒットさせようと、
仕掛けはその手前に遠投して流していくと、ここでもオキアミの頭が囓られてきた。
すかさず、3ヒロ弱のタナから、2.5ヒロのタナに変更した。

 すると、その数投後にウキが一気に入っていったので合わせると、まずまずの引きが腕に伝わる。
かなり沖で掛けたが、水深が浅い釣り座なので、早く浮かせなければならないとばかりに
強引なやりとりをして、難なく足下に寄ってきた魚は、何と紛れもなくグレであった。
グレの姿を確認した瞬間、心の中で小さくガッツポーズをして上がってきたグレは
ジャスト40cmの口太グレであった。
ヤッター!!!!
とりあえず、1枚釣れてホッと一息である。
釣れたのは、口太グレだけに連チャンを期待するが、エサも取られなくなってきて、
アタリも無くなってしまった。
この時、午後12時30分を過ぎていた。

 相変わらず、エサが残ってくるので、タナを少し深くすると、すぐに答えが返ってきた。
タナを3ヒロに変えた瞬間にウキが一気に入り、合わせると、まあまあの引きが腕に伝わったが、
やり取りを始めてすぐに、痛恨のバラシ!
針ハズレだった。

 気を取り直して続けていると、ウキがスーッと入っていったのだ。
少し待って合わせると、今回もまずまずの引きだ。
しかし横に走っているので、グレではないであろうが、姿を見るまでは分からない!
そして水面に早々と姿を現したのは、本命グレではなく、ボラであった。
フカセ釣りでボラを掛けたのは2度目である(泣)。

 この時点で納竿まで1時間ほどだが、狙いを変更することにした。
足下左の大きなシモリ根付近が美味しそうなので、足下の小さなサラシにマキエをたくさん撒き、
仕掛けは撒いた付近に投入することにした。

 すると、その直後に、ウキがシモッっていくアタリでベラやイガミが連チャンした。
オキアミも取られる状況が続いていたので、期待していると、ウキが一気に入った。
少し待って合わせると、まずまずの引きが腕に伝わってきたが、急に軽くなった(泣)。
仕掛けを回収すると、高切れでウキごと海中に沈んでいってしまった(大泣)。

 この後、慌てて仕掛けを作り直して続けた。
数投後には納竿時間の午後4時を迎えようとしていたので、やむなく納竿とした。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・・グレ1枚(40cm)、他
いしばしさん・・・・・・他