日時 2009/12/20(日) 7:00 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 白浜町市江(吉丸渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:29 19:27  1:40 13:59 
天気 晴れ 強い 波高 3.0m 水温 17℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 吉丸渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレジャックR  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
イガミ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ガシラ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
ベラ 18.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
写真
 今回は磯吉さんと共に市江の磯に行くことになった。
前日の天気予報では空は晴れながら、海上では風が強く、波が3mという予報なので、
前日、船頭さんに出船確認をすると、出船予定だが、北西風に比較的強い磯にしか上がれない
とのことだった。

 当日、午前5時30分過ぎに駐車場に到着したが、出船時間までまだまだあるので、
車の中で磯吉さんと釣り談義をして、午前6時過ぎに着替えを済まし、乗船場に向かった。
すると、高波の予報にもかかわらず、20人強の磯釣り師がいた。

 少しすると、船頭さんがやって来た。
「お早うございます!」
予定通り、午前6時30分に出船するとすぐに、3mの高波が荒々しく出迎えてくれた!
船頭さんは北西風の影響の少ない磯を選びながら、釣り師を順に磯に上げていく。
そして我々の番が回ってきて、「オオジマ」という磯に上がることになった。
我々は初めての磯なのでとりあえず、釣り座を決定するべく磯の周りを下見するが、
磯吉さんはいつものように船着きで、私は反対側でやることになった。
(今回はジャンケンで釣り座を決定した。)

 私の釣り座では底が丸見え状態でかなり浅く、かなり遠投しないと勝負にならない。
しかし向かい風となる北西風がきつく、遠投しづらい状況である。
向かい風がきついと言うことで異例だが、いきなり2Bウキでガン玉B1つとジンタン4号と6号を
1つずつ打って始めた。
まずは足下左にマキエを撒いて、2ヒロ強の仕掛けを足下の大きなサラシの先に投入すると、
仕掛けは左方向(沖向き)に流れていかず、みるみるうちに目の前の小さな磯に流されていく。
サラシの左先に仕掛けを投入しても、左方向には流れていかない。
そして、オキアミはそのまま残ってくる。

 それでタナを少しずつ深くしていくが、エサは全く取られてこない。
そんな中、磯吉さんが早速竿を曲げたが、上がってきたのは何とタカノハだった。
早々にタカノハが釣れるなんて、今日1日の釣果が心配になる(笑)。

 しばらく続けていると、磯吉さんにまさかのトラブル発生!
私は磯吉さんとは後ろ向きでやっていたが、磯吉さんが何やら大声を出しているので、
ふと見ると磯吉さんがタモで何かを必至で掬っているではないか!
その様子を見て、緊急事態だとすぐに察知した私もタモを持って慌てて応戦することした。
すると、磯吉さんの竿ケースが海面にプカプカと浮いているではないか!!
高波のために掬いにくかったが、竿ケースの両端を2人のタモで押さえながら、
何とか回収することができた。
ホッ!!!
良かった!  良かった!
竿ケースが強風にあおられて海中にポッチャンしたとのことだった。

 その後、更に風が強くなってきて、2ヒロもない水深での釣りを強いられ、しばらく続けるが、
魚からの反応は全く無い。
磯吉さんの釣り座でもエサはそのまま残ってくるとのことだが、やや追い風気味で、
私の釣り座よりは深いので無理を言って、磯吉さんの右隣に並ばせてもらった。
すみません!
2人並んで高波と戦うことになった。

 私の釣り座では磯吉さんの釣り座より一段低くなっているので、画像を見ての通り、
高波が足下まで襲って来る始末で、頭から海水シャワーを浴びることもたまにあったが、
先ほどの釣り座よりは、やりやすいので、ウキはBウキに変更し、ガン玉Bをはずして続けた。
しかし、ここでもエサは全く取られないので、タナを深くしていくと、1回だけ取られてきたが、
後が続かない。

 そこで、マキエが効いていそうな右方向(沖向き)に遠投したいが、右からの風が邪魔で
思うように遠投できない。
だから少しでも遠投するために、たまに膝元まで波が襲ってくる先の場所に移動して
高波が引いた時に仕掛けを投入するが、あまり沖向きには遠投できない。

 それで、狙いを変更することにした。
左方向には右からの風に乗せて遠投できるので、重仕掛けに変更して臨むが、
相変わらず、エサはそのまま残ってくる。
タナを深くすると、ウキが少しシモッたアタリでたまにベラやガシラは釣れるが・・・・・・。

 しかしエサはほぼ取られず残ってくるので、タナを4ヒロにするとウキがシモッっていったので
合わせると、竿が大きく曲がり重くのでやっと来たかと思いきや、根掛かりだった(泣)。
しかも仕掛けを回収しようとすると、ウキをロストしてしまった(大泣)。

 気を取り直して仕掛けを作り直し、2.5ヒロから再開するが、何の反応もないので、
徐々にタナを深くしていくと、エサが吸われている状態になっていることが2,3回ほどあったが、
エサは、ほぼ毎回そのまま残ってくる。

 この後も少しずつタナを深くしていくと、3.5ヒロぐらいで30cmほどのイガミを追加するのが
精一杯で、午後4時前に納竿とした。
疲れた〜!

 ここ2日ほどで水温が17℃までに一気に下がったために、魚の活性が低くなったようで、
我々2人だけではなく、どの磯もエサ取りもいない状況だったとのことだった。
そして本日、すべてのフカセ釣り師が釣ったグレの合計枚数はたった2枚だけであり、
しかも1人だけの釣果だったということが、本日の厳しい状況を物語っていた。
次回釣行で、今回の憂さを晴らさなければ!




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・イガミ、ベラ、ガシラ、他
磯吉さん・・・・・・・・ベラ、ガシラ、他
今回お持ち帰りした私の貧果である(泣)。
次回釣行では憂さ晴らしとばかりに、グレをたくさん釣るぞ〜!
ねえ、磯吉さん!(笑)