日時 2010/02/14(日) 7:00 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町袋(かわばた渡船)
メモ  
満潮 干潮
大潮 6:47 18:04  0:03 12:19 
天気 晴れのち曇り 普通 波高 1.5m 水温 16.9℃ 気温  
同行者 四宮、直川 備考  
渡船名 かわばた渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレジャックR  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 25.0 Cm 〜 33.0 Cm ? kg 〜 ? kg 14 匹    
メンドリ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今年もいよいよ那賀紀州FCチャンピオンリーグ2010が開幕することになった。
フカセ釣り大会(グレ)1回、紀州釣り大会(チヌ)2回の計3戦による合計ポイントで争われ、
年間チャンピオンになれば、那賀紀州FCの次期会長の座を獲得することになるのだ。
今回行われる第5回全日本グレカップは、リーグ第1戦目となるなので、私だけではなく、
みんな気合いが入っていることだろう。
残念ながら、今回は諸事情のために都合が付かず、釣りキチさんと釣り天国さんが不参加となり、
私と磯吉さんと楽釣さんの3人での大会となってしまった。
参加人数は史上最少人数3人での大会となったが、過去2回優勝している磯吉さんにしろ、
前回優勝の楽釣さんは手強い相手だ!!
バレンタインデー開催となった今回のグレカップは串本町袋で行われることになり、
かわばた渡船さんのお世話になった。

 ここで、今大会に向けて各人の意気込みを紹介しよう。
私(チヌ吉)・・・紀州釣り大会では何度か優勝したものの、全日本グレカップでは無冠なので、
悲願の初優勝を狙う!
磯吉さん・・・・・過去2度の優勝経験のあるグレカップ、3度目の優勝を狙う!
楽釣さん・・・・・去年のグレカップ優勝は無欲の勝利、今年は狙って優勝だ〜!

 大会当日、磯吉さんが私と楽釣さんを迎えに来てくれて、現地に向かい、時間に余裕を持って
出発したので、午前5時30分過ぎには現地に到着した。
待合室に行って挨拶を済ませたあと、車に戻り、着替えを済ませた。
そして、明暗を分ける運命のクジ引きが行われ、私は何と3番クジだった(泣)。

 午前6時30分過ぎにいよいよ出船となった。
1番クジの楽釣さんは前日に大爆釣している沖のヒラバに、2番クジの磯吉さんは
釣果が安定しているタテクラに、3番クジの私は最近の釣果情報があまり芳しくないタテクラの横
に上がることになった。
タテクラの横には上がったことがなく、根の状態なども全く分からないので、まずは下見をした。
すると、足下から竿1本半先までハエ根が張り出していて、その先も全体的に浅いようだ。

 準備を早々に済ませて釣りを開始した。
マキエを足下にパラパラ撒くと、潮は左斜め沖向きにゆっくりと流れていて、
風は右から吹いているので、仕掛けは右に投入し、マキエも右に打つことにした。
ちなみに、仕掛けはいつものように軽仕掛けでシブシブ設定である。

 最初、2ヒロ半のタナでやっていたが、オキアミはそのまま残ってきていたが、
しばらくして、オキアミの頭だけ取られてきたので、タナを浅くしようと思った時、
マキエを捕食しに来ているチョウチョウオの姿を浅いタナで確認したので、2ヒロ強に設定し直した。

 この直後、私と目の鼻の先のタテクラでやっている磯吉さんが一足早く、35cm弱のグレをゲット!
いきなりプレッシャーを掛けられてしまった。
さすが、過去2回の優勝者の磯吉さんである。
しかし、タナを浅くした私も直後に30cm弱をゲットして気持ちを落ち着かせることができた。
この直後にも、私は連続してアタリを捉えて腕に伝わって引きは、竿先をコンコン叩いていたので、
てっきりサンコウかと思っていたが、何と尾っぽの白いヤツ(口太ちゃん)だ。
しかも、30cm後半か?
後ろに置いているタモを取ろうと後を向いた瞬間、足下の根に突っ込まれ、痛恨のバラシ!
このバラシにはさすがに凹んだが、次の1枚を目指して頑張るしかない!(泣)
このバラシが命取りにならなければ良いのだが・・・・・・。
そんな心配もよそに、少しして30cm前後の尾長をゲットできたので、尾長だけに連チャンを
期待するが、後が続かない。

 この後、潮は一時止まり、右にゆっくりと流れ始めた。
風は朝一から相変わらず右から吹いているので、潮の流れと逆方向になり、釣りづらくなった。
しかし、その逆境を逆手に取るべく、仕掛けを少し右に投入し、道糸を風に引っ張らせて
仕掛けに張りを作りながら入れていき、サシエを先行させることを心がけた。

 すると、この作戦が功を奏したのか、30cmほどのグレをゲットしたのを皮切りに、
本日のパターンを掴んだ私は瞬く間に規定枚数の5枚に達することができた。
本日のパターンとは、竿1本半先まで張り出しているハエ根から竿1本先までの間で
仕掛けに張りを与えてサシエを先行させた直後に現れるアタリを捉えることであった。

 私はとりあえず、規定枚数の5枚を揃えてホッとするが、サイズアップして差を広げなければ!
ちなみに、この時点で磯吉さんがゲットしているのは2枚なので、かなりのプレッシャーを
掛けることができたが、百戦錬磨の磯吉さんだけに安心はできない。
私はグレをポツポツ追加しながら、案の定、磯吉さんも規定枚数の5枚を揃えた。
さすがである。
一方、前回優勝者の楽釣さんは未だノーフィッシュとのことだ!(驚)

 この後、私は久々の2ケタ10枚をゲットした直後に、潮は朝一同様、左沖向きに流れ始めた。
しばし沈黙を保っていたが、仕掛けを少し遠投することで、マキエと同調するよう調整した。

 すると、30cm前後のグレをゲットしたのを皮切りに、同サイズを追加して気が付けば、
14枚を数えていた。
一方、磯吉さんも順調に追加して8枚ゲットしていた。
優勝候補筆頭の楽釣さんはまさかの0枚だった。
ということで、私と磯吉さんとの5枚重量勝負となった。

 そして港に戻って、ハラハラドキドキの検量で、まずは私の5枚重量は2790gだった。
次に磯吉さんの5枚重量を検量すると、まさかの2790gだ!
5枚重量での同重量なんて、ビックリである!!!
それで、同サイズを多数揃えていた私は30cmの1枚を入れ替えると、2860gとなり、
僅か70gの差で、私の悲願の初優勝が決まった〜〜〜!!!!

 グレカップ無冠だった私は、このタイトルを早く取りたいと思っていただけに、
グレカップ5回目にしてやっと輝いた初優勝は感無量である(涙)。
しかも、那賀紀州FCチャンピオンリーグ2010の開幕戦で優勝することができ、
私の年間チャンピオン獲得に向けて、少なからずもメンバーにプレッシャーを掛けることができた。
次回の紀州釣り大会では、みなさんお手柔らかにね!!(笑)

 そして、今回の特別大物賞(グレ以外)は35cmのイガミを釣った磯吉さんであった。
おめでとうございます!
って、嬉しくないかっ!!!!(笑)

 この後、興奮冷めやらぬ中、私の祝勝会&反省会になだれ込み、那賀紀州FCの優勝賞品は
タダ飯なので美味しく頂きました!!
私(チヌ吉)が本日ゲットした14枚である。
5枚勝負で、私と僅差での争いだった磯吉さんの釣果です。
画像ではグレは7枚ですが、1枚放流したのでホントは8枚でした。
ちなみにイガミは特別大物賞でした。
優賞した私がゲットした優勝賞品はラーメン&チャーハンである。
塩ラーメンも美味しかったですが、辛味チャーハンも美味しかったです。
いずれにしても、タダ飯は美味しいですよね(笑)。
35cmのイガミを釣って特別大物賞を受賞した磯吉さんである。