日時 2010/04/11(日) 6:00 〜 18:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南市某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 4:50 16:48  10:45 22:52 
天気 曇り時々雨 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 直川、T氏 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
ヌカ+砂+押し麦  
アミエビ  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
写真
 画像についてですが、手前の緑色のクーラーボックスの釣り座は私で、竿を持ってこちらを
向いている人は楽釣さんです。
そして、私と楽釣さんの間ではT氏が釣っていたのですが、帰ってしまいました。

 そろそろ寒グレシーズンも終わりつつある中で、フカセ釣りに終わりを告げ、今回の釣行は、
私の紀州釣りシーズン開幕となった。
ホントか?
次回はまたフカセに戻っているかもね(笑)。
同行させてもらったのは、言わずと知れた紀州釣りの名手「楽釣さん」とその友人のT氏である。
場所は最近爆釣モードであるマリーナにしようかと迷ったが、人がめちゃくちゃ多いだろうと判断し、
楽釣さんのHGであり、昨年あたりから私もHG化しつつある海南市某波止に決定した。

 そして午前5時前に到着すると、既にサビキ師や紀州釣り師たちが場所取りをしていたが、
私と楽釣さんが到着するまでに、T氏が場所取りをしてくれていたので難なく入ることが出来ました。
Tさん有り難うございました。

 準備を済ませ、午前6時過ぎに実釣開始となったが、水くみバッカンで汲んだ海水は
凄く冷たいので悪い予感がする。
開始直後には、手前の潮は右に流れ、沖では左に流れる。
それ故に、這わせ幅を大きく取って続けた。
左隣の紀州釣り師はこの深さにも関わらず、タナを切ってやっていて、エサはエサ取りに
やられているようだ。
しかし、ベタ這わせの私はエサが残ってくる一方だ。

 この後、潮は右に流れ、緩んでは左に流れ、再び緩んだりと、安定しない時間帯が続いていた。
その間も、エサはほとんど取られることは無かったが、少ししてようやくチョコンチョコンと
アタリがあったので、しばらく流してもアタリが無いので仕掛けを回収すると、針が無くなっていた。
この日初めてと言うべき「魚からの反応」だけに、ホントに嬉しく、本命ゲットの期待が高まる。
この後、エサが無くなってくることも多くなった。

 それにしても、朝一から気になっていたのだが、ベタ這わせで仕掛けを流していると、
寝ウキがもたれるような感じで、ジワーっとシモっていくようなアタリ?があるものの、
何も掛かかってこないのだ!
そして、寝ウキがもたれる正体とも言うべき物が上がってきた。
それは海藻だった。
海中では海藻が所々に生い茂っているようなのだ。
思い起こせば、場所は違うが、去年の釣行でも今回と同じような状況で苦しんだ釣行が2回あった。
ちなみに、7/5(和歌山市某波止)と、9/21(三重県某波止)である。
それで、このラインを流していても勝負にならないと判断し、ダンゴ投入地点を少し沖に設定した。
しかし、沖のラインも寝ウキはもたれて、海藻が上がってきた。

 残るは手前のラインしかないので続けていると、ここでは海藻や根などは少ないみたいで、
ベタ這わせの仕掛けを流していっても、ウキはもたれないので、勝負になることが分かった。
しかし、このラインではエサは残ってくることが多かった。

 しばらく続けていると、午後3時前になって、ようやくエサがほぼ取られ始めた。
それで這わせ幅を大きく取って続けるが、寝ウキに何の反応もなくエサが取られてくるだけだ。
そのうち、予報通り、雨がポツポツ降ってきた。
前からの風と相まって、顔に前からの雨が襲ってきて冷たいので納竿も考えたが、
10分ほどすると雨が止んだので続けることにした。

 しばらくして再び雨が降り始めたが、この雨もすぐに止んだ。
しかし、この間にもエサはずっと取られてくるが、チヌの気配は感じられない。
居着きのチヌは期待できないだけに、いつか回遊チヌの群れが沖からやってくるであろうと信じて、
朝一からずっと投げ続けていたが、一向に入ってこない。
「大きい群れの御一行がやって来てくれ!」とは言わないが、小さい群れでもやって来て
くれたら良いなあと期待して我慢して続けていたが、粘りに粘って、午後6時過ぎに納竿とした。

 結局、この日は紀州釣り師が7人並んで釣っていたが、7人のチヌ合計枚数は何と0枚!
これでは厳しすぎる!!
何と言っても、私の紀州釣り師匠である楽釣さんでさえ、ボーを食らったのですから、
貧弱な私なんて釣れるはずがありません。

 我が師匠でさえ、今年の紀州釣り3連チャンでボーを食らっているだけに、
師匠曰く「今年は例年になく状況が悪過ぎる。」とのことでした。
私は今回で紀州釣りシーズンに突入したはずですが、次回はフカセ釣りになるかもです(笑)。