日時 2010/06/06(日) 8:30 〜 18:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 田ノ浦漁港
メモ  
満潮 干潮
小潮 0:39 13:22  7:36 18:52 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 26.5 Cm 〜 26.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は単独釣行となり、辺りが既に明るくなった午前5時に出発した。
久しぶりに海南市某波止を目指し、現地に到着すると、紀州釣り師の私が入る余地はない(泣)。
それで急遽場所変更を余儀なくされ、久しぶりの田ノ浦に向かった。
ここでは何とか入れそうだが、紀州釣り師がほとんどいないのが気になる。
最近、チヌは釣れていないのか!

 何はともあれ、波止に到着するや否や、準備を済ませ、午前8時過ぎに釣りを開始した。
開始直後は潮がほとんど止まっていて、しばらくすると、エサがたまに取られ始めた。
そして本日初めて寝ウキにちょこんと前アタリがあり、スーッと入っていったので、
「これはもらった!」とばかりに合わせるが、素バリを引いた。
あれだけキレイに入っていったのに!

 その直後に同じアタリで合わせると、今回も素バリかと思いきや、何か付いているようだ。
上がってきたのは、チヌと間違うくらいに紛らわしいアタリだったのに、オキアミを食べるのに
精一杯であるこんなに小さいハゼの一種だった(画像2参照)!
その後もハゼは釣れてきた。

 そのうち、潮が右にゆっくりと流れ始めたと同時にエサが残り始めた。
これはチャンスなのか?
そして風も左から吹き始め、釣りづらい状況になったので、タナを一気に深くして続けた。
途中、ハゼが釣れる時間帯もあり、我慢の釣りが続いたが、風は次第にマシになってきた。

 そして午後3時頃になると、潮の流れは相変わらず右にゆっくりと流れているものの、
海の中の状況に変化が出始めた。
エサが毎回のように取られ始め、ハリスに傷が入っていることもしばしばあり、
アタリこそ無いものの仕掛けを回収した時に針が無いこともしばしばあった。
エサ取りの代名詞であるフグが遅ればせながら、やっと寄ってきたようだ。
エサ取りが寄ってきたということは、近いうちに、おチヌ様もお出ましになるだろうと信じ、続けた。
私は「チャンス到来!」と考えたのだ。
しかも、エサ取りを交わしながらの紀州釣りこそ、私の得意の紀州釣りスタイルである。
しかし、この後もエサこそ取られるものの、アタリは無い時間帯が続いていた。

 しばらくしてダンゴが底に沈んでいくまでに何者かが割りに来るヤツが現れたようで、
寝ウキへのダンゴアタリが明確に出るようになった。
ダンゴアタリは結構ガンガンくる感じで下品なので、チヌではないかも知れないが、
その正体が分からないまま続けていた。

 そして午後6時、日も傾き、「今日はボーだあ〜!」と諦めかけていたが、前アタリの後、
寝ウキがスーッと入っていったので合わせると、竿先をコンコン叩く心地良い引きだ。
「やっと来たか」とばかりに、難なく上がってきたのは、小さいながらも愛しいおチヌ様でした。
あなたを待っていたよ!(笑)
群れで入ってきているなら、連チャンするとばかりに続けるが・・・・。

 数投後、今度は寝ウキが一気に入っていった。
すかさず合わせると、先ほどゲットしたチヌほどの引きなので、2枚目ゲットしたかと思いきや、
何と、30cm程の大きなフグだった。
このサイズのフグがダンゴを割りに来ていた魚の正体だったのだ。
それを証明するべく、この後も針が無くなってきたり、同サイズのフグが釣れてきたのだ。

 そして辺りが暗くなってきたので納竿とした。
今回は厳しい状況下で何とか1枚ゲットできたが、マルキュー紀州釣り大会(6/20)に向けて、
勢い付けることはできないまま終わってしまった。
勢いを付けるために今週も行こうかな?(笑)
何ハゼ?
こんなに小さいのに、寝ウキがスーッと入っていき、紛らわしいアタリを演出していたのだ!