日時 2010/08/08(日) 6:30 〜 18:50
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 3:59 17:48  10:57 23:11 
天気 晴れ時々曇り 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 直川、S君、N村君、K村君 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
アミエビ  
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
マダイ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
ボラ 70.0 Cm 〜 70.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は、以前に2回ほど御一緒したことがあるS君から紀州釣りでの挑戦状を
たたき込まれたので、それを受ける形となり、釣行することになった。
S君というのは、我が釣りクラブ「那賀紀州FC」のメンバーである楽釣さんが
別に所属している釣りクラブ「楽釣会」のメンバーであり、しかも楽釣さんの一番弟子なのだ。
凄腕楽釣さんの一番弟子とはいえ、いきなり挑戦状をたたき込まれたからには、
下手くそな私にも一応はプライドもあるので、「叩きのめす」と言わんばかりの闘志を持って臨んだ。
久しぶりの真剣勝負ができるとあって楽しみである(笑)。

 当日は、楽釣会のメンバーであるS君以外に、N村君とK村君も御一緒することになった。
もちろん、勝負後見人として、楽釣さんも仕事の合間を縫って来てくれることになり、
楽釣会メンバー勢揃いなので、私は四面楚歌状態である(笑)。

 そして、いよいよ私とS君との戦いの火蓋が切って落とされた。
深場だけに潮の流れなど難しい釣り場であるが、この日の最初は上潮も底潮も同時に左に
流れていて、まだ釣りやすい状況である。
でも、エサこそ取られるものの、5人ともアタリを捉えることは出来ない。
そのうち、S君が竿を曲げたが、30cm程のカワハギをゲットした。
私んちでは、チヌより喜ばれる良い土産だ!(笑)
しばらくして、N村君もカワハギをゲット!!
今日はカワハギ勝負なのか?(爆)
いやいや、チヌ勝負である!!!!

 しばらくすると、左からの風が緩やかになり、釣りやすい状況になった。
すると、潮も緩み、更に釣りやすい状況に!!
私もアタリを捉え、トラギス、チャリコを掛けていく。
チャリコと言えども、マッチ箱サイズである。
この後も、マッチ箱サイズのチャリコがみんな良く釣れた(笑)。

 静寂を破るように楽釣さんが竿を大きく曲げた。
結局、何者かは分からなかったが、バラしてしまった。
その直後に、私はアタリもないので仕掛けを回収すると、何やら重みを感じた。
エサが残っていたらしく、ルアー状態で何かが掛かったのだ。
横に沖に走った主はおそらく青物であろうと思っていただが、上がってきたのは案の定、
ソウダガツオだった。

 昼前になって、潮は上も下も右に流れ始めた。
その直後に、寝ウキが斜め左にスーっと入っていったので合わせると、乗ったあ〜〜!
引きは小さいながらも、チヌっぽい!!
上がってきたのは、紛れもなく30cm弱のチヌだった。
とりあえず、S君に先制攻撃でプレッシャーを与える事が出来たあ〜!
これは大きな1枚であることは間違いない!!

 一方、S君は合わせこそあるものの、マッチ箱サイズのチャリコ連発である。
そのうち、K村君が30cmほどの本命をゲットした。
続いて、楽釣さんもようやく同サイズの本命をゲット!
楽釣さんは仕事の都合で昼過ぎまでしかできないという縛りの中、納竿間際での1枚ゲットは
さすがです。
しかも、更なる1枚を釣ろうと粘っています。
結局、楽釣さんは予定外の午後3時過ぎまで粘っていましたが、1枚に終わりました。
お疲れ様でした。

 その後、残された我々4人は、潮の微妙な流れの変化に対応しながら、頑張っていた。
そろそろ、S君に更なるプレッシャーを掛けたいところだが、アタリをなかなか捉えることは出来ず、
エサだけが取られる時間帯が続いた。
しかも、ハリスに傷が入り、針も無くなってくることもしばしばあり、フグの猛威に悩まされていた。
そして、みんなが悪戦苦闘していた午後5時過ぎにN村君がリタイヤし、帰ってしまいました。
お疲れ様でした。

 ようやく午後6時前に、K村君が本日2枚目となる本命(30cm強)をゲットした。
納竿まで残り少ない時間帯に、やっと時合いがやって来たかと信じるべく続けた。
すると、私の寝ウキが一気に入っていったので、本命だと信じながら合わせると、
強烈な引きが腕に伝わってきた。
レバーブレーキを使いながらのやりとりをするが、チヌ竿0.8号だけに耐えきれず、
シモリ根があるのだろうか、その根に入られて、痛恨の根ズレでのバラシ!(泣)
魚の正体は何だろう?
タモ入れスタンバイしてくれていたS君とも話したが、おそらく「カンダイ」?
姿を見ていないだけに何とも言えないが、以前にこの場所でカンダイを釣ったことがある
からなのだ。

 この直後、再び、私のウキに変化があった。
スーっと入っていったのだ。
少し待って合わせると、乗ったあ〜!
「これはチヌだろう」と信じながら足下に寄せてくると、姿見えずに横に走り出した。
「ボラだ!」と確信し、やり取りを続けていると、やっぱりボラだった(泣)。
この時、午後6時45分だっただけに、ここにきてのボラは痛かったあ〜(大泣)!
この後は怒濤のようにアタリが出て合わせるが、マッチ箱サイズのチャリコの連続!(爆泣)
そして、このままダンゴも無くなり、玉切れ終了となり、納竿した。

 結局、私とS君との勝負の行方はというと、私は1枚、S君は0枚で、私の勝利となった。
今回の勝負は1対0の小差ながらも、私が勝ったのは事実である。
ただ、挑戦状をたたき込まれただけに、叩きのめしたかったなあ!

 

今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・チヌ1枚(28cm)、他
楽釣さん・・・・・・・・チヌ1枚(30cm)、他
S君・・・・・・・・・・・・他
N村君・・・・・・・・・・他
K村君・・・・・・・・・・チヌ2枚(30cm、30cm)