日時 2010/08/15(日) 6:30 〜 18:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 京都府野原漁港(若狭湾)
メモ 磯場のド真ん中に波止があるって感じで、チヌの期待大であった。
場所の写真 メ モ
外海は高台になっている。
満潮 干潮
中潮 5:07 18:35  12:02  
天気 晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 タヌPONさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 23.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹    
写真
 紀州釣り遠征最終日(3日目)の朝を迎えた。
前日同様、タヌPONさんは先に現地に、私はアミエビの解凍予約をしていたので、
エサ屋さんに向かった。
実は24時間営業ではないこのエサ屋さんでは、解凍サービスなんてしていないにもかかわらず、
無理を言って解凍予約をお願いしてみると、この2日間、快く引き受けてくれたのだった。
釣り具「日本海」さんですよ〜!
ホントに親切な釣具屋さんなので、ごひいきにしてあげて下さ〜い!!
そして、オキアミとアミエビを買って、野原港に向かった。

 思えば7年前から始まったこの「紀州釣り遠征」!
その原点である舞鶴市に再び舞い戻ってきた。
そして、今回の遠征の最終日に選んだ場所は、7年前に訪れた舞鶴市の波止(3カ所)のうちの
1つである「野原港」なのだ。
だから、野原港に向かう道も懐かしく、現地に着いてもホントに懐かしい風景である。

 現地に着いて準備を済ませて、波止に向かう途中、いきなり出鼻をくじかれる事件が起こった。
海鳥に糞を落とされて服にかかったのだった(泣)。
すぐに車に戻って着替え、気を取り直して波止場に向かった。
糞が服に命中するという事件も滅多にないことで、頭に落とされなかっただけでも幸いだと思い、
逆に「ツイているのだ!」と前向きに考えることにした(笑)。

 波止に到着すると、タヌPONさんは既に一段高くなった沖向きに陣取っていた。
一方、私は7年前の釣行時に、沖向きの釣り座(タヌPONさんが構えている所くらい)で
チヌを釣っているので、今回私は先端から少し内に入った湾内向きに釣り座を構えることにした。

 先ずはタナ合わせからする。
7年間のことなので忘れてしまっていたが、水深は竿2本半以上あり、この3日間では
一番の水深だ。
底の状態がどうなのか、ワクワクしながらやっていると、数投後にはエサが取られてきた。
そして潮は右にゆっくり流れ始め、竿3本先に投入した仕掛けを流していると、
本日初めての根掛かりしてきた。
この後も、根掛かり連発!
竿2本半先右の方にシモリ根か何かあるようだ。

 紀州釣りでは頻繁に根掛かりすると嫌になり、釣りにもならないので、
ダンゴ投入地点を少し左に変更して様子を見ることにした。
根付近までを流していると根掛かりも少なく、何とか釣りが出来そうである。
しかし潮が止まったと同時に、左付近でも根掛かりが多くなった。
竿3本ラインでは左右に根があるようなのだ。

 それで、竿2本先に投入することにした。
すると、このラインでの左右では根掛かりは無いが、たまに失敗して手前に投入したら
根掛かりする。
この時点で、点在している根の状況が大体分かった。
竿3本ラインの左右と、竿2本手前正面に根があるらしく、竿2本〜3本の間を攻めることにし、
特に、3つの根に囲まれたデルタ地帯が美味しそうである!

 しばらくして、寝ウキが一気に入っていくので合わせると、20cm弱のグレが釣れた。
しかも尾長グレである。
タナを深くして続けていると、シモリ根が点在しているせいか、グレだけでなく、ベラなども釣れる。

 そして最終日は、3日間の遠征中で初めて快晴になったために、日差しがきつく猛暑に
参ってしまい、それで少し早めの昼食休憩を取るべく、車に戻ってクーラーを効かせて弁当を
食べた後、知らぬうちに2時間ほど深い眠りに入ってしまった。
ハッと目が覚めると、タヌPONさんが荷物を整理して波止から戻ってきて、
荷物を車に積み込んでいた。
予め聞いていたが予定通り、昼過ぎにタヌPONさんとはここでお別れとなった。
お疲れ様でした。

 午後1時過ぎ、タヌPONさんと入れ替わりで波止に戻り、釣りを再開した。
やはりエサは毎回取られてくるが、アタリは無い。
しばらくすると、寝ウキが一気に入っていくアタリで上がってきたのは30cm弱のグレだった。
波止では納得サイズなので嬉しいが、やはり本命を釣りたいので、タナを更に深くして続けた。

 少しすると、ダンゴを割りにくるヤツが現れるようになり、その魚の正体は何なのか?
その正体はすぐに分かった。
再び寝ウキが一気に入っていき、上がってきたのは25cmくらいのグレだった。
この後もグレが連発!
やはりダンゴが速く割られているようで、割れたらすぐにエサを食っているという感じである。
それでダンゴの割れを遅くしてタナも深くしていくが、かなりの数のグレが群れているのか、
掛かってくるのはグレばかり!
しかも25cm以上の検量サイズがほとんどである。

 おまけに30cm近いサイズは根に突っ込もうとすので、磯さながらのやり取りをして上げてくると、
ハリスはザラザラである。
時には突っ込まれて道糸を緩めて出てきたところを浮かせて、取り込むこともあった。
結局、グレがエサ取り化して、最終日はチヌの顔を見ることは出来なかった。
まさにグレパラダイスだった(笑)!
せっかく、チヌを掛けた時、根を交わして取り込むイメージはバッチリしていたのだが・・・・(爆)。

 今年のお盆恒例紀州釣り遠征では、2日目しか釣れず、3日間トータル5枚だけだったが、
現地でタヌPONさんやwakaさんと御一緒することができ、今年も楽しい遠征だった。
さて、来年は何処に行こうかな?(笑)



本日の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・グレ、他
私の釣り座である。
海水浴場が目の前にあり、家族連れがキャンプをしていた。
のどかな風景である。
私の釣果です。
波止では納得サイズのグレはたくさん釣れたのだが・・・・・(泣)。