日時 2010/11/27(土) 7:00 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 白浜町笠甫(谷口渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 10:02 21:04  3:07 15:35 
天気 晴れ 強い 波高 2.0m 水温 21.8℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 谷口渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレジャックR  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 26.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
写真
 前回釣行(11/23)で、今期の紀州釣りシーズンが終了しました。
私の1年間の釣りサイクルとしては、春〜秋の紀州釣りシーズンが終われば、
いよいよフカセ釣り(寒グレシーズン)モード突入となる。
11/7にはG杯グレ串本予選に参加し、紀州釣りシーズン中に1度だけフカセ釣りを挟んだが、
今回はそれ以来2回目の磯フカセとなり、今期のフカセ釣り初プライベート釣行として、
第1回目は「笠甫」に行くことにしました。
そして、磯釣りの名手である「磯吉さん」と同行させてもらった。

 当日、午前6時30分過ぎに出船した。
私と磯吉さんは狙い通りの「カニ島」に上がることが出来た。
カニ島にはもう1人上がったが、我々2人は船着きの反対側に回り、
磯吉さんは沖向きに、私は内向きに陣取ることになった。

 開始直後から風は強いが、追い風なのでそれほど気にはならない。
ただ、低い磯だけに、足下付近まで時折波が押し寄せてくるので、荷物が流されないかが
心配である(笑)。
案の定、私の釣り座ではたまに「弁慶の泣き所」ぐらいまで波が押し寄せてくるので、
後に船頭さんから借りた「荷物掛け用ピトン」に荷物を掛けて流されないようにセットすると、
安心して釣りが出来るようになった。

 一方釣りの方は、エサ取りが半端ではなくメッチャ多く、エサは3投目以来残ってこない。
マキエワークによりエサ取りを交わそうと頑張るが、なかなか手強いのだ。

 そんな中、この沈黙を破ったのは磯吉さんであった。
ふと見ると、大きく竿を曲げているではないか!
足下に寄せてきた魚がキラリと白く光り、私はタモ入れスタンバイ状態に入った瞬間、
痛恨の針ハズレ!!
魚体の白いヤツは、おそらくイズスミであろう!!
それを裏付けるように、この後はイズスミが何枚か釣れてきたのだ。

 エサ取りの正体は何なのか?
足下に撒いたマキエに群がる魚たちを観察していると、オセンやチョウチョウオなどに紛れて、
白く光っている大群はどうやら、コッパイズスミのようだ。
厄介なヤツが群れているだけに、今日は厳しい釣りになりそうである。

 そのうち、少し沖目を流していたウキが一気に入って道糸を引ったくっていき、
竿先にガツンとアタリが来た。
これは間違いなくグレだと確信してリールを巻き始めると、魚が一気に水面近くまで浮いてきたのだ。
もちろんグレではない!
青物か?
上がってきたのは、期待はずれのダツだった(泣)。
この後もナイスファイトを見せながら、ダツが釣れてきた。

 小康状態が続いていたが、昼前頃にふと船着きでやっていた1人の方を見ると、
大きく竿を曲げていた。
上がってきたのは良型のグレだった。
羨ましい!
納竿後にサイズを測ったら、なんと46cmだったとのこと!!(驚)

 一方、我々は未だグレの姿を見ることなく、時間だけが過ぎていき、午後2時を迎えた。
納竿まであと2時間となったこの時点で、朝からの状況からして私も磯吉さんもボーを覚悟した。
しかし、その直後に磯吉さんが大きく竿を曲げて上がってきたのは、30cm強の尾長だった。

 尾長が回遊してきたとばかりに気合いを入れ直すと、私も25cm強の尾長をゲットできた。
更にもう1枚を目指して続けていると、この直後に、再び竿先を引ったくったアタリで、
まずまずの引きで足下まで寄せてきたが、痛恨の根ズレバラシ(泣)。
バラシは痛かったが、この時点でお互いに1枚ずつゲットできて、やる気モードにスイッチが入った。

 この後、午後3時過ぎまでの1時間弱の間に、口太を3枚ずつ追加することができた。
結局、4枚ずつの釣果となった。
一時はボーを覚悟していただけに、2人とも満足して帰路に着いたのだった。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・グレ4枚(35cm〜26cm)、他
磯吉さん・・・・・・・グレ4枚(36cm〜31cm)、他
磯吉さんも4枚釣っていた。
さすがである。