日時 2016/03/25(金) 6:30 〜 14:00
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 高知県(沖の島)
メモ  
満潮 干潮
大潮 6:59 19:26  1:01 13:17 
天気 晴れ時々曇り 強い 波高 2.0m 水温 18.1℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 澤近渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 30.0 Cm 〜 41.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
イサギ 31.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
写真
 今回はフカセ釣り師なら誰しも憧れる巨大尾長グレが生息する高知県沖の島に釣行した。
実は今年の正月に初めて沖の島デビューして尾長グレをゲット出来ず、口太ゲットだけに
終わった悔しさゆえに、リベンジを企てていて、沖の島に初めて宿泊しての2日釣りに出掛けた。
そして沖の島釣行が初めてという磯吉さんと御一緒して巨大尾長グレを狙うことになった。

 前夜に出発し、フェリーで徳島港に渡り、高速道路をひた走り、午前1時半に宿毛港に到着した。
あ〜疲れた。
とりあえず、出船は午前5時ということで、しばしの仮眠を取ることにした。

 そして午前5時に出船となり、釣り客は9名と少ない。
本日は三ノ瀬周りということで、できれば「2番裏」か「トンギリ」に上がりたいと期待しながら、
沖に出ると、風速10m以上の風が吹くのは沖の島特有なのだが、波も高いので、
三ノ瀬の磯に上がれるのか心配になってきた。

 そして2番裏に着くと、強風と高波のために磯全体に潮が被っている状況なのだが、
船頭さんの判断で何とか3人が上がることが出来たのだが、三ノ瀬周りの他の磯には
上がれないということなので、我々2人を含む6人は沖の島本島周りに向かった。
船頭さんから、「クワンバエ」か「ノコ2番」のどちらに上がりたいか選ばせてくれたので、
私と磯吉さんは迷わず「ノコ2番」と答えた。
ラッキー!
巨大尾長グレが狙える「ノコ3番」の隣の磯だけに期待に胸が膨らむ。

 画像1は左のピトンは私の釣り座で、右の釣り人は磯吉さんである。
ちなみに画像2は、名焦「ノコ3番」である。

 ノコ2番に上がるや否や、荷物をピトンに引っかけて流されないようにして、
釣り座を決定するべく、下見をする。
船頭さんのアドバイス通り、本島向きに磯吉さんと私は並んで釣り座を構えることにした。

 ここでは風の影響は受けることは少ないので、G2の軽い仕掛けから始めることにした。
すると、数投後には30cmの尾長が釣れた。
直後に35cmのイサギが釣れたので、イサギの連チャンを期待したが、
磯吉さんも1匹釣ったが、後が続かない。

 しばらくして、私はイサギとサンコウを追加し、磯吉さんはイサギ、ダツ、サンコウ、オジサン、
イズスミなど多彩な魚種を追加していく。
ここで朝一には左に流れていた潮が、右に(3番方向へ)流れ始めると、エサが残り始めた。

 しかし、1時間ほどすると、潮は再び左へ流れ始めると、底潮が更に速く流れているので、
ガン玉を追加して続けるが、我慢の時間帯が続くことになった。

 昼前になって、足元に撒いたマキエの様子をチェックすると、尾長?らしい姿を確認したので、
磯際狙いに変更した。
すると、数投後にウキが一気に入り、たちまち足元に入られ、根ズレによるバラシ!
悔しい!!
磯際で掛けても一気に根に入られてジ・エンドになるだけなので、ハリスを2.5号から3号に
変更し、磯際から少し離れた地点でヒットさせて、必ずゲットしてやる!!

 その数投後、再びウキが一気に入った。
中々の引きでコイツも足元の根に入られようとするところを、半ば強引に耐えながら、
竿を前に出して引っ張り込むと、何とか引きずり出すことに成功して姿を現したのは、
50cmほどのサンコウだった(泣)。
この後もしばらく足元を攻めるが、良型のサンコウが数枚釣れた。
この時点で力勝負のために腕はパンパンだ!(大泣)
足元に見えているのは尾長ではなくサンコウの群れのようだ。

 ここで、左へ流れる潮により、だいぶ先にまでマキエが効いているであろうということで、
仕掛けを遠投してマキエが溜まっているであろうポイントを狙うことにした。
すると、ウキが斜めに一気に入るアタリで合わせるが乗らず、針が無くなっている。

 それで、タナを少し浅くして続けると、ウキが少しシモったアタリで合わせると乗った!
竿先をコンコン叩くので、サンコウかと思いながら寄せてきて姿を確認すると、尾長ちゃんだ!!
寄せてきてから足元に2度突っ込まれながらも、ゲットした尾長グレのサイズは41cmだった。
とりあえずは良型の尾長グレをゲットすることができてホッとするが、沖の島での尾長グレは
50cmオーバー、いや60cmオーバーの巨大尾長グレ狙いなので、満足できるはずはない。
この後、納竿まで1時間、尾長グレを追加しようと続けるが、午後2時に納竿とした。

 午後2時30分に迎えの船が来て、釣り客8人を乗せた船は沖の島本島の旅館「望洋館澤近」
に向かった。
今夜お世話になる旅館である。
明日は人気の「二並島」周りということで、8人とも宿泊とのことである。
港に着くと、魚の処理をして、氷をもらってクーラーに詰めた後、部屋に荷物を運び、
宿泊客8人が部屋ごとに順に入浴を済ませた。
しばらく部屋でゆっくりとして、午後5時に食堂で食事を頂いた後、部屋に戻り、
明日への作戦会議をして床についた。
我々の磯の隣には、あの有名な「ノコ3番」がある。
私の1日目の釣果である。
41cmの尾長グレをゲットすることができ、満足の初日だった。
明日は巨大尾長グレを釣りたいなあ。
磯吉さんの初日の釣果である。