日時 2016/03/26(土) 6:30 〜 14:00
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 高知県(沖の島)
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:24 19:59  1:29 13:45 
天気 晴れ 普通 波高 1.5m 水温 18.5℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 澤近渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 36.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
イサギ 32.0 Cm 〜 38.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 沖の島遠征2日目の朝を迎え、ぐっすりと眠ることができ、午前4時に少し早く目が覚めた。
午前5時に朝食を済ませて準備をし、宿毛港から出船した渡船が沖の島本島への到着を待った。
そして午前5時50分に渡船が到着し、旅館「望洋館澤近」を後にすると、港で見送りをしてくれた。
お世話になり、有り難うございました。

 宿毛港からの5人と前日宿泊客8人を乗せた船は焼く10分後に二並島周りに到着すると、
まず宿泊客8人の希望が優先で、しかもグループの人数が多い順に希望の磯に上がれる
というシステムゆえに、内訳は5人&我々2人&1人ということなので、
5人は「東のハナの高場」に3人&「低場」2人、
我々2人は船頭さんとの相談の上、
本日は潮も良いので「裸島の船着き」に、他1人は「コシキバエ」に上がることになった。

 沖の島2日目は、初日よりも風は弱く、波も収まってきている。
我々は「裸島の船着き」に上がり、それぞれの釣り座の決定をするべく周りを見渡すと、
後ろの釣り座と右横の釣り座は波が被っている状態なので、おのずと釣り座は限定される。
それで左からの風を受けるが、船着きの釣り座が本命ポイントなので、2人が狭い間隔で
並ぶべく、磯吉さんが左に、私は右に構えることにした。

 しかし、私はこの狭い間隔が嫌なので、波を被るのを覚悟で、本命ポイントではない
後ろの釣り座への移動を考えて下見に行っている時に、磯吉さんはいち早く仕掛けを投入し、
1投目に大きく竿を曲げてタモ入れをしていた。
上がってきたのは、40cmオーバーの口太ちゃんだった。
おめでとうございます。
いきなり、このサイズのグレを見せられた私は、釣り座を磯吉さんの隣に構えることにしたのは
言うまでも無い。

 その後、足元にマキエを撒くと、何やら尾長っぽい姿を確認すると否や、
一気にボルテージが上がり、ハリス部分1.5ヒロのウキ下2ヒロからスタートすることにした。
磯吉さんも磯際狙いに変更した直後に、魚を掛けるが、足元に入られてジ・エンド!
絶対獲ってやると意気込んで続けるが、魚の姿が見えなくなってしまった。

 それで、潮流の中での釣りに切り替えることにした。
この日は終始、右に流れていて、右の先端から更に右に回り込むので魚を掛けても、
道糸が磯に引っかかってしまうので、獲れる取れる保証はないであろう。
 
 エサが残ることが多い中、右に磯に回り込むまでの間で続けていると、まずまずのイサギが
釣れ始め、お土産用に数匹ゲット!
我が家ではグレより喜ばれるイサギちゃん(笑)。

 しばらくして、浮きグレが出現した。
早速、ハリス50cmほどの矢引の仕掛けに変更しているうちに浮きグレが消えた。
と思いきや、少しすると、浮きグレが再び出現したので、仕掛けを大群の沖に投入した後
引いてきて大群の中でアタリを待ち、引いては戻すを繰り返した。
すると、35cmほどの口太ちゃんをゲットし、少ししてもう一枚追加した。

 続けていると、たまには仕掛けが大群のど真ん中に入ってしまうことがあり、
波しぶきを立てて消えてしまうかと思いきや、再び大群が姿を見せるを繰り返す雄大な光景は
沖の島ならではであろう。
ただ、潮目が消えた後、沖に発生することもあり、仕掛けを遠投しても届かないこともあるが、
続けていると、再び右の磯付近でアタリを捉え、掛けた地点が遠いので、あと少しのところで
右の根に入られて、テンションを緩めるが、根から出ることなく痛恨の高切れバラシ!
矢引の仕掛けでのやり取りは和歌山ではあまり経験が無いので、その感覚が掴めなかった。
その後、矢引でのタナでイサギが釣れ始めたので、ビックリであった。

 ここで、矢引の釣りに飽きて、タナを順に探っていく釣りに戻しても、イサギ数匹を追加した。
そのうち、磯吉さんはグレ2枚目ゲットし、40cmのオジサンも釣った後、
大きく竿を曲げていて、強烈なやり取りを見ていると、尾長50cmだと確信していたのだが、
上がってきたのは巨大イズスミだった。
あ〜あ!(泣)

 磯吉さんは先ほどのイズスミショックから少しして、再び大きく竿を曲げ、上がってきたのは、
待望の尾長グレだった。 
サイズは40cmながら、とりあえずはホッとしていた。
でも、次なるサイズアップを夢見て続けていると、イサギを追加していた。

 昼前になって、やっと波がマシになってきて、私は後ろの釣り座に変わってみると、
潮はどんどん右に速く流れていき、更に回り込むので、ここでもやりづらい。
挙げ句の果てに100m程近く流して、ようやくアタリがあり、またもやイサギゲット!(泣)
というこうで、元の狭い釣り座に戻ることにしたが、磯吉さんはもう1枚を追加して3枚ゲットした。
私は2枚ゲットに終わった。

 宿毛港に戻り、片島磯釣りセンターさんに2日分のえさ代を払いに行くと、思わぬ人に出会った。
何と、プライベートで沖の島に来ていた「平和卓也さん」である!!!!(画像2参照)
私はいつも釣りビジョンで「磯を駆ける」を見ていて、「釣り座の選択」に始まり、
「状況に応じた仕掛けの変更」に至るまで、分かりやすい解説ゆえに参考になることが多いので、
尊敬している釣り師であり、憧れの釣り師であるのだ。
思わぬサプライズに感謝感激である!!
話をさせてもらうと、今日は鵜来島の水島群焦に上がり、さすがの釣果を得ていた。
そして明日からは釣りビジョンの番組「磯を駆ける」の収録で遠征に出掛けるので、
今から京都までの片道600kmを帰るとのことだった。
番組収録の合間に、プライベートで往復1200kmの体力勝負でハードな釣行をするとは、
さすがに誰もマネ出来ない計画だが、沖の島&鵜来島の魅力ゆえに釣行したくなるのだろう。
最後に一緒に記念写真を撮ってもらい、私の一生の宝物になった(画像2参照)。
磯吉さんも、もちろん記念撮影!

 その後、徳島港を目指して車を走らせ、午後9時50分発のフェリーに何とか間に合い、
和歌山港に午前0時過ぎに到着し、無事に遠征を終えることが出来た。




【高知県沖の島遠征を終えて】

 フカセ釣り師なら誰しも憧れる沖の島に初めて釣行した今年の1月引き続き、
わずか2ケ月後に再び釣行を計画したのだが、前回に果たせなかった尾長グレゲットの宿題を
提出することが出来なかったので、今回は私と磯吉さんの2人とも40cm前後ながら、
とりあえずは、尾長グレゲットの宿題を提出することが出来た。
しかしながら、沖の島という夢の舞台で、巨大尾長グレゲットという宿題は残されたので、
次回釣行で果たしたい!
憧れ&尊敬する平和さんとの記念撮影にドキドキであった。
私の2日目の釣果である。
矢引ハリスでの釣りを続けていると、グレはもっと追加出来ていたであろう。
磯吉さんの2日目の釣果である。
43cmの口太と、35cmほどの尾長グレをゲットして、とりあえずは満足していた。
でも次なる宿題(尾長50cmゲット)を提出するべく、闘志を燃やしていた。
番外編だが、名焦「東のハナ」である。
朝一に撮った1枚だが、この後、5人グループで、高場に3人、低場に2人が上がることになった。