日時 2017/05/04(木) 6:30 〜 13:20
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 高知県沖の島(澤近渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 1:16 12:42  7:22 19:27 
天気 雨時々曇り 強い 波高 2.5m 水温   気温  
同行者   備考  
渡船名 澤近渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ 弁当船は9時そして
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
イサギ 46.0 Cm 〜 50.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
写真
 沖の島遠征2日目の朝を迎えた。
出船前から既に雨が降っているので、厳しい釣りスタイルになりそうだ。
和歌山から持参したボイルとアミエビを積み込み、午前4時過ぎに片島港を出船した。

 午前5時過ぎに沖の島に到着し、前日から沖の島に宿泊している客を乗せて磯に向かった。
本日は二並島周辺ということで、「東のハナ」の有名磯に、10人ほどの1グループが上がった。
その後、私は「中バエ」に上がることになった(画像1参照)。

 午前6時前、磯に上がるや否や、強風が吹き荒れているし、小さい磯だけに荷物が海に
ポッチャンしないようにチャランにすべて掛けて、足場の狭いスペースでの仕掛け作りは
難航を極めるが、長い時間を要したが、何とかセットすることが出来た。

 釣りを開始するが、スペースは狭く、強風によって海に落ちる危険性が多いにあり、
風の恐怖と戦いながら、マキエを打ち、仕掛けを投入した後、なるべく姿勢を低く構えて、
道糸を操作していく。

 続けていると、強風だけにライントラブルが多く、仕掛けを作り直している時間帯が長くて、
釣りにならない。
すぐ隣の磯でやっている3人組も苦労している様子。
それで、中バエでは尾長を掛けることができる確率は高いが、安全を第一に優先し、
早々と弁当船で安全な磯に替えてもらうという決断をし、いつでも磯替わり出来るよう準備した。

 午前9時頃に弁当船がやって来て、磯替わりを申し出た。
隣の磯の3人組も磯替わりをするとのこと。
結局、私は風の影響がないが、目の前には養殖のイケスがたくさん並んでいて、
地磯みたいな磯に上がることになった。
既に風を避けて磯替わりしてきた釣り人が多くいて、私は釣り人が居ない間にある磯に上がった。
あとで船頭に聞くと、「養殖場2番」というだった(画像2参照)。

 磯替わりするや否や、早めの昼食休憩を取りながら、周りの釣り人の状況をチェックするが、
竿を曲げている人はいない。
ここでも厳しいようだ。
ただ、沖の島の地磯と言えども、ポテンシャルの高さは凄いので期待は持てそう。

 午前10時30分頃に、「養殖場2番」で釣りを再開することにした。
浅いタナから深いタナへと順に探っていくが、エサは残ってくる時間帯が続くことになった。

 そして午前11時過ぎに、タナ3ヒロで一気にウキが入り、合わせると、竿を叩きながら、
強烈な引きが腕に伝わる。
竿3本先ほど前までにハエ根が張り出しているので、魚を速く浮かせてからのやり取りが
要求されるが、引きが強烈だけに道糸を出してしまい、前のハエ根に入られてしまった。
道糸を緩めて魚が出るのを待つが出てこず、
諦め掛けた時に竿先がコンコン動き出し、
魚が根から出てきたのを確認すると、すかさず慎重にやり取りをしてゲットしたのは、
何と、50cmくらいのイサギだった(画像3参照)。
このサイズのイサギを釣ったのは初めてで、良いお土産ゲットで大満足である。

 続けていると、しばらくして同じようなサイズのイサギを2匹目をゲットできた。
1匹目のイサギも根に突っ込まれたが、2匹目の同サイズのイサギも根に突っ込まれた。
和歌山で釣れるイサギは30cm前後が多く、過去に根に突っ込まれることなんて経験無かったが、
50cm位のサイズになると、イサギでもさすがに磯の魚らしく、根に入るということが分かった。

 その後、タナを微調整しながら続けていると、3.5ヒロ周辺で、何回かアタリがあり、
掛けても根に入られてハリス切れであったり、高切れであったりで、魚を追加することは
出来なかった。

 午後1時30分に納竿として待っていると、午後1時45分頃に迎えの船が来た。
沖の島に向かい、宿泊客を下ろし、片島港へ向かい、午後3時前に片島港に着いた。
そして荷物を車に積んで 帰路に着いた。
今日も冷たい雨が降ったり止んだりで、寒さを耐え忍んでの釣りだった。
帰りの電光掲示板では、大雨注意報発令中だったのを見てビックリした。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・イサギ2匹(50cm、46cm)、他





【高知県沖の島遠征を終えて】

 今回で3回目(去年2回,今年1回目)の沖の島遠征となった。
過去2回は1月と3月で、今回の5月釣行は初めてであった。
5月は、「4時出船,18時30分納竿」という「1日通し釣り」が出来るということで、
初めての通し釣りに凄く楽しみにしたし、磯釣りを朝から夕方まで十分に堪能できたことで、
釣果に限らず、満足の遠征となった。

 そして、1日目の2つの磯で、合計4回も50cmオーバーの尾長を掛けたが、
強烈な引きにより根ズレによるバラシ。
内1回はタモ入れ寸前でのバラシだったので、この1枚バラシはホントに悔しい思いをした。
でも確実にモンスター尾長を掛けることが出来たのは、一番の収穫であった。
あとは掛けてからのやり取りを勉強していかなければ!

 二番目の収穫は何と言っても、沖の島サイズのイサギ50cm級を2匹ゲットしたこと。
和歌山では30cm後半までが多いので、そんなに苦労することなく上がってくるが、
50cm級になると強烈な引きでのやり取りになるので、根に入られた経験は初めてだったので、
磯の魚はどんな魚でも根に入ろうとするということを再認識した。
このイサギは、「刺身,塩焼き,煮付け」のフルコースで頂いたが、絶品だった。

 今シーズンのフカセ釣りはこれで終わりになり、次回釣行は紀州釣りになるかな。
でも次回の沖の島釣行はいつにしようかな?
今からこんな事を考えていると、次のフカセ釣りシーズンが待ち遠しく、ワクワクしてたまりません。
弁当船で磯替わりした「養殖場2番」である。
風の影響の無い地磯みたいだが、釣果はどうだろう?
でも、この地磯でイサギ50cm級を2匹釣ることが出来た。
本日の私の釣果です。
50cmほどのイサギは初めてなので、良い土産になりました。