日時 2017/08/14(月) 9:00 〜 16:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 広島県遠征の波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 1:31 14:06  7:52 20:06 
天気 晴れのち曇りのち雨 弱い 波高 0.5m 水温   気温  
同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 22.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 遠征3日目(最終日)の朝、いつものようにアラームを設定していたのだが、アラームを止め、
2人とも疲れのせいか寝過ごしてしまい、午前6時の起床となり、出遅れてしまった。
急いでボケの手入れ&買い出しをして現地に向かった。

 最終日も新規開拓を目論んで、前夜に下見を済ませていたT港である。
ある程度、釣りガイドで調べていた紀州釣りの好ポイントの釣り座に入ろうとすると、
釣り座一帯が先ほどまで潮に浸かっていたようで、ビショビショになっていたので、
この釣り座に構えても、いずれは潮に浸かってしまい、途中で釣り座変更せざるを得なくなる
のが嫌なので、表向きの高い釣り座(画像1)に構えることにした。
釣り始めは磯吉さんは違う釣り座だったが、後に真ん中付近に移動してきた。
私は最初から奥の釣り座である。
後に最初の紀州釣り好ポイントを見に行くと、こうなっていた。(画像4)

 午前9時前に準備を終え、釣り開始となった。
釣りガイドでの紀州釣りベスト釣り座に入れなかったが、良さげな雰囲気がある波止だけに
新規開拓しようと力が入る。
水深は竿4本以上で、潮は沖の本流に引かれているようで、ゆっくりと右に流れている。
深い釣り場は大好きなので楽しみである。

 しばらく続けるが、エサは一向に取られてこない。
我慢の釣りが続いていたが、釣り開始から2時間ほど経って、ようやく寝ウキがモゾモゾして
モタモタしながらスーッと入って合わせると、釣れたのは小さいアイナメだった。(画像3)
この後は相変わらず毎回エサが残ってくる。
そのうち磯吉さんも私の隣に移動してきた。
 
 この後もアタリもなくエサが残ってくる時間帯がずっと続いている。
真夏の紀州釣りでエサが残ってくる状態じゃ、工夫しようにも何もできない。
相変わらず、退屈な時間が続くことになった。

 午後12時半頃、ここで大きな決断をした。
今日は最終日で和歌山まで帰らなければならないので、終了時間は午後4時と決めていて、
残り時間を考えると、この表向きの釣り座でやっていてもエサが残りっぱなしで、
チヌが釣れる確率は少ないと判断し、湾内向きに釣り座を変えて、居着きチヌを狙った方が
釣れる確率が高いだろうと考えて、湾内向きに釣り座を変更した。(画像2)
磯吉さんも同様である。

 湾内もなかなかの水深で、竿3本くらいあり、潮の流れはほとんどない。
ここでもエサは毎回残ってくるが、寄ってくるまで投げ続けるしかない。
すると、午後2時頃に磯吉さんがアタリを捉えて25cmあるかないかの本命をゲットした。
おめでとうございます!
この1枚で私も俄然やる気スイッチが入るが、エサは毎回残ってくる。
磯吉さんも釣ったとき以外は、エサは残ってくるとのこと。

 残り時間があと1時間に迫った午後3時前、寝ウキがモゾモゾしながらスーと立ったか
と思うと、また寝てを繰り返している。
入るまで待とうとするが、入るまでには至らない。
多分居食いしているだろうと合わせると、やはり何かが居食っていた。
その正体は何なのか、ドキドキしながら海面に姿を見せたのは、25cmあるかないかの
本命ちゃんだった。
とりあえず湾内向きに釣り座を変更して成功した。
これに浮かれず、連チャンを目指すが、エサはやはり残ってくる。

 このまま、午後4時を迎えて納竿となった。
ちょうどこのタイミングで雨が降り出してきて、慌てて後片付けを、和歌山に向けて帰った。
最終日は1枚ずつ2人で2枚というさみしい釣果となり、新規開拓は失敗となった。





遠征3日目の釣果
私(チヌ吉)・・・・チヌ1枚(22cm),他
磯吉さん・・・・・・チヌ1枚(24cm),他





【今年の広島遠征を終えての感想】

 今回も3日間計画で去年同様、2日目は鉄板のH港、あとの2日は新規開拓を目論んでいた。
1日目の新規開拓地で「広島遠征初のボーズ」を2人とも食らったのは衝撃的だった。
そして、2日目は毎年ツ抜けしている鉄板H港だけに期待していたのだが、5枚に終わり、
「H港初のツ抜け失敗」したのも、1日目に引き続き、ダブルショックだった。
最終日は新規開拓地で、マップガイドには紀州釣り好ポイントと紹介していた釣り座には
構えられず、別の釣り座余儀なくされ、そこで苦戦し、何とかボーズを逃れての1枚だった。

 H港に限らず、新規開拓地も含めて、昨年までの状況と何か違和感を感じた。
特にH港では「回遊チヌが少なかった」ということ。
回遊チヌの群れが、たくさんやって来なかったら枚数を稼ぐことが出来ないからだ。
もしかしたら、直前に襲来した台風12号の影響で海底が荒らされたせいで回遊ルートが
変わってしまったかもしれない。
あるいは、毎年この時期にしか行かない釣り場なので、当日の潮の流れなどの状況によって
釣果が変動するかもしれないということを顧慮してなかったということだ。

 今年の遠征では、3日間で合計6枚しか釣ることが出来なかったが、過去の実績からして
期待を裏切らない地であることには変わりないと思うので、来年も広島遠征するつもりだ。
大きな決断をして、湾内で何とか1枚ずつ釣った釣り座である。
手前が磯吉さんで、奥のクーラーが私の釣り座である。
こんなに小さいアイナメちゃんが釣れました。
私自身、アイナメを釣ったのは初めてだったので嬉しかった。
紀州釣り好ポイントである釣り座に入れなかったが、途中に見に行くと、こんな感じだったので、
半日も紀州釣りは出来ないということだった。
本日の2人の釣果である。
磯吉さんは画像上のチヌ、私は画像下のチヌであるが、不満の残る釣果であった。