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  ぬるま湯を浸して軽めに絞ったタオルで潮気が付いている箇所(白く乾いている所)を拭いていく。タオルはぬるま湯の入ったバケツでこまめにすすぎながら、拭いていく。その後、乾いたタオルで空拭きをしておくこと。そして、季節が変わり防寒着を着なくなったら、必ずクリーニングに出して、次のシーズンに備えておこう

防寒着

  バッカン類やシャクやクーラーボックスなどは錆びることはないが、やはりぬるま湯ですすぎ、潮気を取っておこう。ただ、水くみバッカンの金具だけは錆びやすいので注意。

その他の道具

  フロントドラグの上からぬるま湯を何回か掛けて、乾いたタオルでドラムやアームなどの水分をきちんと取っておく。またスプールを取り外し、ギアなどに油を差しておくと錆びにくい。間違ってもリールごとぬるま湯の中につけることはしないこと。リールも竿と同様、しばらく置いておくこと。

リール

  竿に付いたヌカや砂をある程度落とすために(砂が付いて残ったまま竿を伸ばすと傷が付いてしまうからである)、底の栓を取り、トップガイドの上からぬるま湯を何回か掛ける。そして竿を伸ばし、ぬるま湯を浸したタオルで丹念に拭いていく。タオルはぬるま湯の入ったバケツでこまめにすすぎ、絞り直すこと。そして全体の潮気が取れたら、乾いたタオルできれいに水分を拭き取ること。ガイドに潮気や水分が残らないように気を付ける。もし少しでも残っていたら、次回使うときにはガイドが錆びていたり、ガイド同士が引っ付いていてしまうことになり、ガイドを交換しなければならなくなってしまう。インターラインは底から抜いて一本一本小分けにし、ぬるま湯を掛けながら拭いていくと良い。玉網も同様にする。
竿を乾拭きした後、すぐに竿ケースに収納せず、最低1日は直射日光の当たらず、日が差し込んでくる所にそのまま置いておく方が良い。なぜなら、少し水分が残っている程度なら乾いてしまうからである。

竿のメンテナンス

  せっかく高いお金を出して買った釣り具、使っているうちに愛着がわいてくるので、なるべく長く使いたい。また、次から次へとニューモデルを買っているとお金も続くはずがない。長く使うためには釣行後のメンテナンスを怠ったらいけない。メンテナンスさえきちんとしていればどんな道具も長持ちするものだ。ポイントは潮気を落とすことである。

釣行後のメンテナンス